カジュアルゲーム:Echoes of the Past2012年01月22日

こんばんは。
ここんとこ冷えますね、雨も雪も久々です。雪積もんなかったけど。
部屋でのゲームプレイには毛布が必需品ですw

今日は久々に(でもいないけど)カジュアルゲームの話です。
Orneon社のEchoes of tha Pastシリーズとか紹介しましょう。
美術館へと招待された主人公。ある王家の遺した絵画を眺めていると、突然絵の中に引き込まれてしまう。元の世界に帰るためには、魔女の呪いから王家を救わなければならない。
中世風のお城を舞台とした、典型的なアイテム探し+アドベンチャーゲーム。システムに斬新さはないですが、細部まで丁寧に作られた完成度の高い傑作です。
グラフィック、遊びやすさ、ボリュームとも水準以上。話の展開は謎解き重視でおとなしめ、ロケーション的にも同じような場面が続きますが、適度に謎解きやイベントがあるので飽きることはありません。恐怖感を煽る演出や汚いシーンはないので安心w
日本語版エコー・オブ・ザ・パスト:呪われた石の王家も出ています。
再び絵の中へと引き込まれた主人公。そこにいたのは以前助けた王家の子孫。かつて封印した魔女が復活し、再び王家に呪いをかけているという。
中性の古城を舞台とした、シリーズ第二弾。続編ですが、前作を知らなくても全く問題はありません。
ゲームシステムは前作同様、典型的なアイテム探し+アドベンチャー。リストのアイテムを絵の中に戻していく、逆アイテム探しも一部出てきます。
舞台は古城のほか、周辺の城下町も加わってちょっとボリュームアップ。途中のミニゲームも少し難しくなって若干手応えがあるかも。話はやはり謎解き重視、恐怖シーンや汚いシーンはないので安心して楽しめます。
通常版の他、後日談のエピソードを追加したCollector's Editionが出ています。日本語版エコー・オブ・ザ・パスト:囚われし魂両バージョンリリースされています。日本語版サブタイトルはゲーム内容には合ってますが、ちょっと原題無視ですなw
封印された魔女が再び蘇った。幾度も野望を挫いた主人公に復讐するため、時空を超え現代の世界を蹂躙しようとしている。主人公は再び絵の中の世界に入り、魔女と対決しなければならない。
シリーズ第三弾となる今作では、絵の中の過去の世界と現代を行き来します。様々な場所を訪れるのでロケーション変化は若干増えた印象です。シリーズの続編ですが、従来作未プレイでも全く問題はありません。
ゲームシステムは前作同様のアイテム探し+アドベンチャー。逆アイテム探しもあります。ボリュームやクオリティは前作と同程度。あいかわらず謎解き重視のおとなしめなストーリー展開ですが、今作は最後にどんでん返し、そして次回作に続くというちょっと中途半端な終わり方になってます。
通常版の他、後日談のエピソードを追加したCollector's Editionが出ています。日本語版はまだ出ていませんが、人気作なのでいずれリリースされるでしょう。
大戦中に極秘で人体実験が行われたという軍病院。今でも起きる怪現象を解明するため、主人公は廃墟と化した病院を訪れるが..
廃病院を舞台とした、恐怖感を前面に押し出したアドベンチャーです。時代設定は第一次大戦後ということですが、雰囲気としてはナチスの極秘研究所って感じ。不気味な怪物が登場するなど緊迫感のあるハイテンポなストーリー展開が特徴です。
システムはEchoes of the Pastシリーズと同じアイテム探し+アドベンチャー。逆アイテム探しも出てきます。ロケーションが広くボリュームも十分、手応えのある謎解きが楽しめます。汚らしいシーンはほとんどありません。
通常版の他、番外編エピソードを追加したCollector's Editionが出ています。日本語版怪奇現象調査本部:ミスティック・ホスピタルは、残念ながら通常版のみです。

Secrets of the Dark: Temple of Night
中米の小さな町が突然闇に覆われ、住人が全て消えてしまった。TV中継をしていた友人を捜し、主人公は無人の町を訪れる。
現代の中南米風の街を舞台にしたアドベンチャー。ストーリー展開としては謎解き重視の淡々とした感じで、緊迫感・恐怖感のあるシーンは少ないです。
ゲームの最大の特徴は表裏両面のマップ構造。表の世界では陽光あふれる現代の市街が、裏では闇に覆われた古代神殿に変化します。一方の世界で仕掛けを作動させるともう一方の世界も変化するなど、表裏の世界を行き来して複雑な謎解きに挑戦します。
システムはオーソドックスなアイテム探し+アドベンチャー。逆アイテム探しもあります。ボリュームは十分、謎解きはちょっと難しめで手応えがあります。
通常版の他、2つの番外編エピソードを追加したCollector's Editionが出ています。日本語版はありません(出るかどうかも不明)。

ではまた~