ガンプラ:MG GM&ボール ― 2014年01月20日
こんばんは。
今日もガンプラネタ、GM軍団第3弾。
初代「GM」&「ボール」です。
ファーストガンダムのやられメカコンビ、ついに登場w
RGM-79「GM」ver2.0
初代ガンダムに登場する、連邦軍の量産機。
ガンダムを徹底的にコストダウンして作られた大量生産MSです。
劇中では登場するなりズゴックに刺されたりビグザムに焼かれたりと、徹頭徹尾やられメカとして大活躍?します。
しかし数の差でジオンを圧倒、連邦を勝利に導きました。戦いは数だよ、兄貴。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。2009年発売。
素組パチ組で製作期間は3日。
末尾にver2.0とあるとおり、GMとしては2代目となるキット。
(初代のGMは1999年に発売されています)
中身は以前作った「ガンダム」ver2.0とほとんど同じ、まさしく量産機って感じです。
ダサくて弱っちいプロポーションはまさにGM。劇中の頼りないイメージそのまんまです。
個々のパーツはガンダムとさほど差がないのに、ここまで貧弱に思えるデザインは秀逸。外観は文句のつけようが無いですね。
もちろん、細部はMGらしく現代的にアレンジされています。
色分けは完璧、部分塗装の必要はほとんどありません。
劇中では機体色は白でしたが、キットはなぜか青白い成型色。バンダイ製のGMは放映当時からこの青白いカラーで統一されてます。この色も慣れてしまってあまり違和感もありませんね。
今回は眼のグリーンがちょっと薄く感じたので塗り直し、後はごく細部の修正のみ。組立作業もサクサクとスムーズに進みました。
内部構造はガンダム2.0と同じなので、可動範囲やギミックなど細かい解説は省略。
腹にはコアファイターの代わりにカセット式エンジンブロックを内蔵、分離も可能。この合体分離ギミックのせいで腹の可動は今ひとつです。
どうせコアファイターはないんだから、腹部は新規設計で可動範囲を広くとって欲しかったですね。
シンプルなデザインの腰スカートは左右に分割、可動を妨げないようになっています。サイドアーマーがポロリしやすいのが難点。
前方スカートは中央に突起のある、3分割のふんどし状デザインにも差し替え可能です。
ガンダムに準じた広い可動範囲、ポージングに不満はないですね。
武器はビームスプレーガン、シールド、サーベル2本、それにガンダムと同じハイパーバズーカが付属。
サーベルはランドセルの左右どちらに(あるいは両方に)差すことも出来ます。
ガンダムと共通の内部構造を活かし、Gファイターやガンタンク、コアファイターと合体させて遊ぶことももちろん可能です。
GMの頼りなさを完全再現したキット。
価格が高いわけではないですが、シンプルすぎる外観とキット内容はちょっと物足りなさを感じるかもw
(流通量の関係で価格の逆転現象が発生、今の売値はなぜかガンダムより高いです)
RB-79K「ボール」第08MS小隊版
初代ガンダムに登場する、連邦軍の量産機。
後方から援護射撃を行うための支援機で、砲台にエンジンと腕を付けただけの間に合わせ兵器。最近はMSでなくモビルポッドなどとも呼ばれます。
TV劇中ではGMのお供で登場、派手に撃ちまくる割には戦果は少なく、ザクに蹴られたりまとめて撃墜されたりと散々な扱い。まさに動く棺桶。
設定では一年戦争終了と同時に生産中止、Zガンダムの時代には民間企業に払い下げられて土木作業に従事したとか。
このキットはOVA「第08MS小隊」序盤に搭乗したバリエーションで、武装は大砲ではなく2連装の機関砲です。
ですがボールは大砲の方が似合うので、写真も大砲をメインにしました。
グレーの通常版ではなくこの機体を選んだのは、オレンジの機体が潜水艇っぽくてちょっと好みだったからです。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。2005年発売。
だいぶ前に作ったキットで、部分塗装はマーカー仕上げ。埃を払って撮影しました。
デザインはTVオリジナルではなく、カトキハジメ氏アレンジのC型ボール(ガンダム0083登場)に準拠。TV版とはバーニアやアームなど細部が結構違い、より宇宙船っぽい直線的なデザインになっています。
また08MS小隊版は正面にサーチライトとワイヤーアンカーが追加され、より作業艇っぽい雰囲気があります。
キット外観は設定画によく似ており、破綻はありません。
全身のモールドに加え、アームにはリード線や金属パーツなども使われ細部のディティールも精密。色分けもバーニアや透明パーツなどごく細部を除けばほぼ完璧。
見た目上の弱点はありません。
さらに内部構造まで再現。
外装をパネルラインにそって外すことが出来、内部のフレームや機関部などがバッチリ作りこんであります。
アーム各部に加え、武装や各部バーニアが可動。ワイヤーアンカーの伸縮・展開も差し替えで再現できます。
アームは各部関節が可動、様々な表情を再現できます。ただ付け根部分の保持力は弱く、あまり極端な角度をつけることは出来ません。
自立はできないので専用スタンドが付属。
第08MS小隊版は武装を機関砲と大砲の2種から選んで差し替え可能。また、通常版のパーツが全て同梱されているので、サーチライト等のないプレーンなボールも再現できます。
細部の異様な作りこみが楽しい、スケールモデルのような充実したキット。
お値段も安いのでオススメです。
以下、写真など。
ビームスプレーガン&機関砲、射撃体勢。
大きさ比較。ボールは蹴られても仕方ない大きさw
GM、背面。腰まわりのシンプルさが際立つ
シールド&ハイパーバズーカ。ガンダムと同じものです
ビームサーベル。劇場版ではリックドムを切り倒しました
鮮烈のデビュー戦。この瞬間、GMは永遠のやられメカにw
Gファイターと合体も可能。
ボール、正面から。窓の上にサーチライト、下にアンカーワイヤーを装備
機関砲を装備、ボール第08MS小隊版の本体の姿
後ろから。貧弱な推進器と弾数の少ない主砲。
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