ガンプラ:サンダーボルト版FAガンダム&GM ― 2014年01月07日
こんばんは。
年明け早々のガンプラです。
正月はどこにも外出せず、ひきこもってひたすらガンプラ作り。
ってわけで完成、今年のガンプラ第一弾。
サンダーボルト版「フルアーマーガンダム」&「GM」です。
FA-78-1「フルアーマーガンダム」サンダーボルト版
漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」に登場する主人公機。
漫画は読んでないので詳しいことは知りませんが。
デブリと雷鳴の吹き荒れるサンダーボルト宙域での戦闘に特化したガンダム、だそうです。
背中や全身にゴテゴテついた追加装備が特徴。
巨大すぎるバックパックや武器の数々、とても一年戦争当時のMSとは思えません。
設定的にもファーストガンダムとは矛盾する点が多々、私的にはあまりリアルなMSには見えませんが。
まあガンダムの場合、サンライズの映像作品以外は全てパラレルな非公式扱い。なのでこんな機体があっても良いかw
キットはバンダイのHG、1/144スケール。
パラレル作品なのでブランドも宇宙世紀作品の「HGUC」ではなく、「HGガンダムサンダーボルト」略してHGGT?となります。
後述のGMと同時並行で製作、素組パチ組で製作期間は5日。
HGにしてはパーツ分けが細かく、ディティールもシャープでなかなかの出来。
(RGやMGには及びませんが)かなりクオリティの高い、作りごたえのあるキットです。
その分値段もちょっと高めですけどねw
プロポーションは漫画の絵にはよく似ていると思います。
武器や巨大バックパックの作りこみもなかなかで迫力十分。
アニメ作品や他のHGUCキットと比べると小顔で明らかに頭身が違いますがw
スマートで格好良いですが、増加装甲をつけたフルアーマーにしては着膨れ感がなく、GMと比べても体型の違いが殆ど無いなどデザイン的に無理を感じます。
各部のディティールはシャープで精細。アンテナの安全突起もありません。
大変すばらしい出来。
従来のHGでは安全性優先でアンテナがちょっと太めだったり、各部のエッジがだるかったりしたのですが、このシリーズはデザイン優先で細部もシャープに表現されています。
他のHGシリーズもこれくらいの精細さがほしいです。
成型色は多く、色分けはかなりがんばっています。
しかし元絵の色分けが複雑すぎるため、細部は到底カバーしきれません。
色分け用のシールもかなり多いですが、それでも不十分。
なので部分塗装は必須です。
今回は各部のバーニアや武器、シールド裏など、ほぼ全身に細かな部分塗装を施しています。細かな作業が多くちょっと疲れましたw
全身の可動範囲はやや狭め。
各部関節がカバーで覆われているデザインなので動かしにくく、アーマーや武器との干渉もあるので大胆なポージングは苦手。
関節保持力は標準的、大きめの武器を使ったポージングを何とか維持できます。
両腕の武器は専用手首と腕の2点でがっちりホールドされ、ポロリの心配はありません。
背中が重すぎるので自立は困難。なので専用スタンドが付属します。
巨大なバックパックは武器とアームがわずかに可動。
アームは収納状態と展開状態の差し替え式。
アーム自体は一切可動せず、根本でわずかに角度変更できる程度。可動部分がないのでシールドの重量にも何とか耐えられますが。
先端のマジックハンドも固定式、シールド以外は取り付けできません。
シールドが大きいので取り回しにちょっと苦労します。
上部のビームキャノンとミサイルはわずかに前後に可動。もう少し可動域が欲しいところです。
付属武器は標準装備の連装ビームキャノンとミサイルランチャーの他、シールド4枚、ビームサーベル。シールドを武器を介さず腕に直接取り付けるジョイントも付属。
手首は銃持ち手とサーベル握り手の2種が付属。平手や握りこぶしなども欲しかったですね。
バックパックを外すと普通のガンダムみたいにスマートになって格好良いのですが、手持ちの武器はサーベルしかないのがちょっと寂しい。
ノーマルガンダムのビームライフルとかランドセルなんかも付けて欲しいです。
なお当然ながら、増加装甲の脱着は出来ません。
後はおまけ要素ですが、HGには珍しい各部マーキング用のシールが付属。今回は胸など目立つ部分のみ貼り付けています。
説明書にカラーの3面図が印刷されているのも地味に嬉しいところ。従来のキットは3面図がモノクロで、細部のカラーがわからない場合が多かったので。
お値段は高めですが、HGとは思えないクオリティの高いキット。巨大な武器も迫力十分。
ゴテゴテしたデザインは好みの分かれるとことですが、漫画のファンなら買いでしょう。
RMG-79「GM」サンダーボルト版
漫画「サンダーボルト」に登場する連邦軍の量産MS。
サンダーボルト宙域用の改造型です。
上記ガンダムと同時並行で製作。素組パチ組です。
関節パーツを始め内部構造はガンダムとほぼ同じ。
可動範囲などもガンダムに準ずるので細かな解説は省略。
量産機らしく手脚は細くシンプルですが、肩のバーニアと小顔のせいでマッシブな体型に見えるので強そうです。
ガンダム同様ディティールはシャープ、色分けもかなりの出来でクオリティは高いです。今回はやはり成型色でカバーできない各部バーニアや、シールド裏グレー、カメラ内部のシルバーなど細部を部分塗装しています。
背部バックパックはガンダムに比べれば控えめですが、それでもかなり巨大。
ほぼ長方形の単純な形状や先端のバーニアなど、NASAあたりのEVA用宇宙服みたいです。本体のデザインがシンプルなので、武器なしだとホンダのASIMOっぽいw
上部のアームはガンダム同様差し替え式で、アーム自体は可動しません。アーム形状の問題で本体とシールドの間隔が狭いため、シールドの取り回しはかなり苦労します。
アームに特別な武器はなく重量も軽いので自立に問題はありません。なので専用スタンドも付属しません(写真ではガンダムのスタンドを使っています)
武器は右腕にカートリッジ式のスプレーガン、左腕に連装ビームキャノン。
巨大なビームキャノンをGMにつけるのは(イメージ的にも)無理があるかもw
シールドは2枚、腕にシールドを取付けるジョイントも付属。
手首は銃持ち手と握り拳が付属。ガンダムと形状が同じなので差し替えも可能です。
残念ながらビームサーベルはついていません(どこに収納しているかも不明)
HGにしてはかなり高価ですが、クオリティも高め。漫画のファンならガンダムと一緒に買いですねw
以下、写真など。
横から比較。両機ともバックパックの位置が高すぎる気がする
ガンダム背面。巨大なバックパック、長いプロペラントタンクが特に目立つ
シールド4枚での防御態勢。
一斉射撃。
連装ビームキャノンを構える。アームは畳んだ状態
GM、背面より。バックパックがEVA宇宙服っぽい。
防御態勢。
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