STEAM: おま国ゲーム購入 ― 2012年01月17日
こんばんは。
先週末より、Steamでの「おま国」ゲームを購入すべく悪戦苦闘してました。
入手までの紆余曲折を書いてみたいと思います。
購入したタイトルは Dead Space、Dead Space 2
宇宙船を舞台としたサバイバルホラーTPS。怪物の手足を切り落とすなど残虐描写が売りのゲームです。
開発はElectronic Arts。残虐描写や恐怖を煽る演出とアクションが高く評価された、TPSの傑作です。PCだけでなくPS3、XBOX360でも発売されましたが、日本では「表現規制」のためか発売されていません。
週末のSTEAMセールで、第1作と続編合わせて9.99$で発売されました。興味のあったタイトルなので、さっそく購入しようと思ったわけです。
ですが、Dead Spaceは国内販売が許可されていない、いわゆる「おま国」タイトルです。
おま国とは「おまえの国には売ってやんねーよ」の略?、DL販売サイトにリストアップされているのに日本国内からは購入できない規制のかかったソフトのこと。
おま国を回避すべく、購入方法をググって色々試してみたのですが、なんとしても購入できず様々な方法を試すこととなりました。
以下試した方法とその結果
1. いつものIDでSTEAM USサイトにログインしてみる
STEAM USサイトは http://store.steampowered.com/?cc=us のようにURLの末尾に「/?cc=us」をつければ閲覧できます。
USサイトからはDead Spaceをカートに入れることはできますが、最後の決済画面でエラーが出て購入できません。
2. カード番号の住所欄を変更する
ネットでググったところ、去年半ばぐらいまでは使えた方法。会計画面のカード入力欄で、カード番号や氏名・住所は触らずに、国を「US」、都道府県(State)を「AL」、郵便番号(ZIP)を「0120333906」などと変更する。
やはり最後の決済画面でエラーではねられる。この方法はもう使えないのかも。
3. VPNを使ってアメリカのIPでログインする
VPNソフトを使用し、USのIPでネットに接続し上記2の方法を試します。VPNを使えばこちらのIPは米国内からに見えるので、IPによる国チェックならば回避できるはず。
VPNソフトはいくつか試した結果、無料で使用法の簡単なTunnelBearを使用しました。
これもやはり最後の決済画面ではねられてしまいました。
4. STEAMウォレットを使用してみる
STEAMのウォレット機能を使用し、あらかじめ必要な代金をプールしておきます。決済時にカードで国籍のチェックをするのなら、あらかじめ支払っておけばカードの記述内容を変更しなくても購入できるはず。
結果、やはり最後にエラーが出ました。ここで、カードや購入時のIPに関係なく、いつものSTEAMのIDが日本国籍として登録されているのではないかと考えました。
5. 新たに米国籍としてSTEAM IDを取得し、ギフト機能を使用してゲームを送る
最後に力業で試したのがこの方法。新たなID取得のためいつもとは別のメアドを用意。ID登録の際はVPNをかました上で、STEAM USサイトで言語を英語にして登録。新たなIDを取得したら、既存のIDとフレンド登録。
カードは2枚も持ってないので、決済用にプリペイドのクレジットカード V-precを購入しました。
ギフト用としてソフトをカートに入れ、決済画面のカード情報の住所などは米国の架空の住所を入力。この方法で試したところ、無事購入に成功。フレンド登録した元のIDへのライセンス受け渡しも問題なく完了しました。
購入を思い立ってから完遂まで3日、なんとか入手できました。もとより「おま国」などというつまらない規制がなければ何の問題もないのに。
なお、ダウンロードや動作確認は、いつものIDで普通に問題なくできました。
ゲームの中身の方は、遊んでから感想とか書いてみたいと思います。
ではまた~
ではまた~
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