ガンプラ:HGBF トランジェント/Gポータント/ガンダムジエンド2015年06月05日

こんばんは。

ついに真夏日突入。本格的に夏ですよ。
暑くてやる気でねえ..

さて、久々の更新。
TV「ガンダムビルドファイターズトライ」より、最強のライバル「私立ガンプラ学園」のガンプラ3機を一挙紹介。
..すごい名前だよね、この学校名w
チーム・ソレスタルスフィア


GN-9999「トランジェントガンダム」
HGBF トランジェントガンダム
ガンプラ学園のエース、キジマ・ウィルフリットのガンプラ。
「ガンダム00」の主人公機ガンダムの流れをくむ、太陽炉搭載型のオリジナル機体。
主武装のGNパルチザンは、斬撃から高出力射撃、さらにビームを弾いたりビットとして遠隔操作も可能な攻防一体の万能兵器。武装はこの槍のみだが、キジマの超絶テクニックによって無敵のガンプラとなっている。
全国大会決勝では主人公セカイのライバルとして立ちはだかり、最後は一対一での超常バトルwを繰り広げた。

キットはバンダイのHGBF、スケールは1/144(=原寸大)。
素組パチ組で製作期間は3日。

プロポーションは良好。スマートなヒーロー体型をよく捉えています。
ただし、頭の角や肩のエッジの安全突起が目立ってちょっとダル目な印象。安全突起は切り落とし、エッジを強調すればより格好良さが引き立つと思います。
今回は安全突起を切り落とした他、額の角は目にかぶさる部分を少し削りこみ顔がよく見えるようにしています。

ボディは白一色、胸や手脚・翼などの青い発光部にはクリアパーツが使われなかなか綺麗です。
頭頂部や胴回りのグレーなど、細部の色分けが不十分な箇所が意外と多め。しかし目立たない部分ばかりなので、無塗装でもほとんど気にならないレベルです。
これら色の足りない部分のほか、装甲裏などもグレーで部分塗装しています。

関節はポリキャップと粘りのあるプラ素材の組み合わせ。
関節可動範囲は広く、保持力も良好。極端なポーズでなければ大抵のアクションはこなせます。
腰のサイドアーマーの接続部だけは可動がきつめ、無理に動かすと破損しやすいので注意(私は折りました)。
劇中の浮遊状態の再現のため、足首はまっすぐ伸ばせます。この状態ではさすがに自立できないので専用のスタンドが付属。

付属の武器は2本のGNパルチザンのみ。劇中同様、先端の展開や中央部での分離も再現されています。
両端のビーム部分はクリアパーツ。綺麗ですが、先端が丸くややシャープさに欠けるのが残念。
付属の手首は左右の握り拳、左右槍持ち手、それに左手のみ平手が付属。
持ち手は槍を突き出すような角度がついているので、パルチザンを構えたポージングが格好良く決まります。

主人公以上にヒーローらしい、純白のスマートな機体をよく再現。
見た目はとにかく格好良いので、劇中の姿が気に入った人なら買って損はないでしょう。

以下、写真いろいろ。
HGBF トランジェントガンダム
正面。常に浮遊しています。
HGBF トランジェントガンダム
背面。背中にはGNドライブっぽいコーン。
HGBF トランジェントガンダム
足首を曲げ自立も可能。
HGBF トランジェントガンダム
GNパルチザン展開、射撃モード。
HGBF トランジェントガンダム
パルチザンで突撃。
HGBF トランジェントガンダム
格闘家のセカイとも互角の接近戦。
HGBF トランジェントガンダム
GNランスビット。手首のサーベル刃はG-ポータントから拝借。
HGBF トランジェントガンダム
胸部アップ。シャープさが際立つ。


GNW-100「G-ポータント」
HGBF G-ポータント
キジマの妹にして謎の?ヒロイン、キジマ・シアのガンプラ。
プラフスキー粒子を操作することに長けた機体で、小柄ながら強力なバリヤーやビームサーベルを持つ超高性能機。
腰のコンテナには小型ポッド「カレル」を搭載、戦闘中でも機体の修理ができる。
キジマ・シアは、一見神秘的でか弱そうだが実はお茶目で計算高い美少女。ガンプラバトルでも色恋沙汰でも天才的な頼もしいwヒロインです。

キットはバンダイのHGBF、スケールは1/144。製品名は「ガンダムポータント」
素組パチ組で製作期間は2日。

プロポーションは設定画には似ています。
でも劇中のイメージに比べると肩幅や腰回りが若干太すぎる感じです。アニメでは誇張して描きますからね。

色分けは良好、頭や胸・背中などの緑の発光部はクリアパーツ+ホイルシールでかなり綺麗です。
なので部分塗装はバックパックや手首などごく細部の修正のみ、無塗装でも見栄えは良好。

関節はポリキャップと粘りのあるプラ素材の組み合わせ。
関節可動範囲は標準以上、保持力も問題なし。ですが劇中の女性らしい仕草を再現するには力不足。
内股っぽいポージングを再現するには関節を大きく引き出すような構造が必要ですが、HGサイズで特殊な可動を仕込むのはスケール的に厳しいですね。
手脚や背中の翼状のプレートも可動。手首の翼は保持力が今一、パカパカ動きやすいです。
接地性、自立性は問題なし。専用のスタンドも付属。

付属の武器はGNスマッシュライフル、GNピアスソード、ビームサーベル2本。
ピアスソードの白い部分はシールで再現。
サーベルは腰にマウント可能、接続部は根本が可動するのでポージングの妨げになりません。ビーム刃は長短2種が付属。
付属の手首は左右握り拳、左右武器持ち手、左のみ平手。
腰のコンテナの開閉は残念ながら再現されず、カレルも付属しません。

関節可動や色分けなど頑張ってはいるのですが、劇中の完全再現とまではいかない微妙なキット。
完成度は決して悪く無いと思うのですが..惜しいですね。

以下、写真いろいろ。
HGBF G-ポータント
主武装GNピアスソード。
HGBF G-ポータント
背面。コンテナは残念ながら開閉不可。
HGBF G-ポータント
GNスマッシュライフル。
HGBF G-ポータント
ビームの上を滑りながら華麗にw突撃。
HGBF G-ポータント
長短2種のビームサーベル。
HGBF G-ポータント
頭部アップ。顔があんまし可愛くないw


RX-END「ガンダムジエンド」
HGBF ガンダムジエンド
ガンプラ学園の猛者、アドウ・サガのガンプラ。
無数のファングや強力なビーム、ガンダムフェイスによる噛み付きなど遠近ともに破壊力の高い攻撃特化の機体。腹にはビームを吸収する小型MS「イッカク」を隠し持つ。
攻撃的な姿勢と徹底した破壊ぶりから「デッドエンドのアドウ」と恐れられるアドウだがが、卑怯な事は一切しない実力主義のナイスガイですw

キットはバンダイのHGBF、スケールは1/144。
素組パチ組で製作期間は4日。後述の爪の肉抜きなどの小改修に時間をとられました。

プロポーションは設定画によく似た、迫力あるフォルム。
胸のウィングは設定通り開閉、多数の隠しギミックも差し替えで再現され外見は文句無しの出来。
赤いマントはさすがに再現されていないので、100円ショップで買ったフェルトで自作してみました。裁縫技術はないので適当に巻きつけバックパックで固定しただけですが、雰囲気は出てると思います。

色分けは今一。
黒とグレーの胴体、紫の胸部は成型色で再現されていますが、各部のピンクのスリットは要塗装。色分けシールも付いてきますが、段差に貼り付けるので見栄えが今一。
またガンダムフェイス、腹のイッカクなどは細部の色分けが一切なく、付属のシールでもカバーできる範囲は一部。
なので全身のスリットや細部などはほとんど部分塗装しています。塗装面積は少なめですが、細かな塗り分けが必要な箇所も多く作業は面倒でした。
その他、フィストジエンドの爪や頭部アンテナは金色にアレンジしています。

ギミックはかなり豊富、遊びごたえ十分。
胸のウィングや両肩のフィストジエンドは多数のジョイントでバックパックに接続され自在に可動。胸カバーは設定通り翼のように展開可能。

フィストジエンドの延長パーツは差し替え式で、劇中のようにフィンガーを伸ばした状態を再現可能。延長パーツは軟質素材で任意に曲げることも出来ます。
手の平のガンダムフェイスは差し替えで開閉可能、怪獣的なビーム発射シーンを再現。
指は人差し指から小指までが固定されていたので、切り離して独立して動くようにしました。この改造で表情がかなり増えるのでオススメです。
指の肉抜き穴はかなり目立って見苦しかったのでパテで穴埋め。ポリパテで雑に埋めただけなので表面が汚いですが、無改造よりは何倍もマシになりました。

胸と肩の装甲は、取り付け位置を変えることで展開状態「アクマッガイ形態」を再現。
肩の瞳はシールが付属しますが、眼球部は適当に塗装しています。
腹の穴には隠しMS「イッカク」を取付可能。イッカク自体も肩や首、腹などが一部可動します。
イッカクは頭部アンテナや装甲の各部が開いた「ツノワレ」状態で生物っぽいです。できれば角が閉じた、劇中のユニコーンぽい姿の方を再現して欲しかったですね。

関節はポリキャップと粘りのあるプラ素材の組み合わせ。
関節可動範囲は意外と広く、保持力も問題なし。
ウィングやフィストジエンドと干渉するのでポージングしにくいですが、うまく動かせば劇中以上の派手なアクションも再現できます。
接地性、自立性も問題なし。フィストジエンドを展開するとさすがにバランスが偏るので、別途スタンドを用意したほうが良いです。

付属の武器は2丁の回転式拳銃ショットジエンドのみ。
銃はジョイントパーツを介して設定通り腰にマウント可能。
造形は悪く無いですが、銃口や弾倉は開口されていません。今回は銃口のみ、カッターで開口しました。
付属の手首は握り拳・銃持ち手・平手が左右、計6種。手の平のグレー部は要塗装。

色分けやフィストジエンドの肉抜き穴など弱点もありますが、ギミックが豊富でプレイバリューの高いキット。
プロポーションは良好で、劇中の迫力あるアクションを余すこと無く再現できます。
アクの強い悪役メカが好きなら買って損はないでしょう。

以下、写真など。
HGBF ガンダムジエンド
普段のマント姿。プラフスキー粒子でできたビームマントだとかw
HGBF ガンダムジエンド
フィストジエンド展開。雑魚に用なし。
HGBF ガンダムジエンド
背面、マントを外したところ。
HGBF ガンダムジエンド
フィストジエンドを翼のように広げ突撃。
HGBF ガンダムジエンド
ウィングを跳ね上げたアタック形態。ショットジエンドで射撃
HGBF ガンダムジエンド
ガンダムフェイス展開、ビーム発射。
HGBF ガンダムジエンド
胸と肩を展開、大きな顔が現れるアクマッガイ形態。
HGBF ガンダムジエンド
腹の中には隠しMS「イッカク」が。
HGBF ガンダムジエンド
胸部アップ。いかにも悪役ガンダム。
チーム・ソレスタルスフィア
3機揃ってチーム・ソレスタルスフィア。


以上、私立ガンプラ学園「チーム・ソレスタルスフィア」のガンプラ達でした。
3機揃うとなかなか壮観ですね。
ではまた