AVアンプ買い替え: DENON AVR-X1700H ― 2025年08月20日
こんばんは。今日は久々にゲーム以外の話です。
我が家の往年のAVアンプがついに御臨終されてしまったので、新しいアンプを購入しました。
DENONのエントリー機、AVR-X1700Hです。
(1つ前の製品でメーカーHPにはすでに情報がないため価格.comにリンク)
今まで使ってたのは、今はなきPioneerのVSA-AX8。お値段20万超えと当時としてはかなりの高性能機。20年以上前の製品で規格が古すぎ最新機器は接続できませんが音質は今でも文句なし、なのでだましだまし使ってました。しかし先週ついに右チャンネルが死亡しボリューム操作もできなくなりました。保証どころかメーカーすら消滅しているのでさすがに修理不可、急遽買い替えることとなりました。
最近は昔ほど音楽を聴かないのでゲームに使えればいいやと割り切り、エントリークラスのAVR-X1700Hを購入。最新ではないですが機能は十分、お値段は5万円でした。
設置は1日がかり、暑さと埃に悩まされながら悪戦苦闘。以前のアンプは重量が30kgもあるため位置をずらしケーブルを抜くのも一苦労。大量の古いケーブルはからまってうどん状態、狭い隙間にむりして腕を伸ばしたりしたので体の節々が痛みます。
対して新しいアンプはたった8kg、背面の端子も少ないので割とスムーズに結線が完了しました。スピーカーは5.1ch、以前のBOSE CS-6Jをそのまま流用しています。
新たなアンプAVR-X1700Hですが、見た目はちょっとチープ。フロントパネルのてかりがプラスチック感丸出しで安っぽいです。以前のVSA-AX8がでかくて高級感あっただけに落差を感じますね。ですが黒いPCケースとはマッチする..と思うことにします。
またフロントに入力端子がないこと、操作ボタンがないためリモコンでしか操作できないのは残念な点ですね。
背面の接続端子はだいぶ少なめ。HDMIは6系統と文句なしですが、アナログは3系統、光デジタル2系統とだいぶ貧弱。またコンポーネントやS端子は一切なし。レトロゲームや昔のオーディオ機器はほとんど使えません。
音声出力端子は全くなし、アナログ録音機器は一切使えないこととなります。最近は使う人は少ないのでしょうが、オーディオ好きには残念な仕様ですね。
スピーカー端子は7.2ch、Dolby Atmosなど既存のサラウンド規格には概ね対応可能。うちの環境は5.1chの平面サラウンドですが、後でスピーカーを2個買い足せばAtmosなどハイトサラウンドにもできます。
5基のスピーカーとサブウーファーを接続後、Audysseyなる音場補正機能の計測を開始。付属の専用マイクを紙製の組み立てスタンドで設置、火災報知器のアラームみたいな音を聴きながら15分程度で設定は完了。
サラウンドの音像定位は文句なし、背面の音も違和感なく自然に聞こえます。
要となるPCとは光デジタル端子で接続。
当初はHDMI接続も試してみたのですが、マルチディスプレイの設定が必要な上にAVアンプの電源を常にONにしないと正常動作しないなど使い勝手が今ひとつ。面倒なので従来のサウンドカードからのデジタル出力に戻しました。
(以前に比べ)音がやや安っぽいもののサラウンド出力は完璧に動作するので文句なしですね。
今風のアンプなので、有線・無線LANやUSBのメディア再生機能が付属。試してはいませんが、NASに接続すれば高品質な動画再生が可能になります。
肝心の音は以前のアンプに比べやや軽め、音楽を聞くとちょっと安っぽく感じますが台詞やボーカルはくっきりと聴きやすいです。これは慣れるしかないですね。
古い機器の対応など細かな不満はありますが機能・音質には概ね満足。値段を考えれば20年前とは天地の差があります。いい時代になったものだ。
ではまた。
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