Oceanhorn2017年02月23日

こんばんは。

今日もゲームネタ。
アクションRPG「Oceanhorn: Monster of Uncharted Seas」です。 
Oceanhorn

主人公は両親を失い、孤島に住む少年。
形見の首飾りに導かれるまま、自身の出生の秘密を求め大海へと漕ぎ出します。

開発はCornfox&Bros.社、価格は1,480円。
スマホアプリからの移植で、アプリ版の発売は2013年とやや古め。PC版は2015年発売、最近はPS4やXOneでもリリースされています。
FFの植松氏、パズドラの伊藤氏など有名所がBGMを手がけておりちょっとだけ話題になりました。

ゲーム内容は、超有名RPG「○ルダの伝説」のパクリ..というかまんまクローン。
開発者本人も○ルダを作りたかったって明言するぐらいの潔さ。
といっても似てるのはシステムだけで、見た目やストーリーは完全オリジナルだから問題はないですよ。
Oceanhorn
画面はフル3Dのクオータービューですが、システム的にはSFCや3DSなどのトップビュー版と同じく平面的。
主人公の出来るアクションは移動と剣での攻撃、それに壺や爆弾を持ち上げ投げつけるなど。
一度でも○ルダをやった人ならすぐに理解できますね。
操作はゲームパッドでもキーボード+マウスでもストレス無く快適。キャラの反応も俊敏で小気味よいです。

3頭身にデフォルメされたコミカルなキャラ、背景もくっきりと描かれ見やすい画面です。暗い場面は少なめでグロ要素は皆無、鮮やかで明るい雰囲気には好感が持てます。
動作もごく軽め、非力なPCでも十分遊べます。

主人公は段差を乗り越えることは出来ず、(パワーアップするまで)ジャンプも出来ません。マップは高低差が多く、見えてるのに回り道が必要な場所などが多め。エリアは狭いですが、地形が一種のパズルとして機能するので狭さを感じません。
ダンジョンにはスイッチや罠など凝ったギミックが多く、パズルの要素が多めです。
シビアなタイミングが要求されるアクションはごく僅か、操作性も良好なのでストレスは少なめ。先に進むのが楽しいです。

敵の種類は少なく、耐久力も低め。雑魚で苦労することは殆ど無いでしょう。
ボス戦は力押しでは対抗できず、弱点を見極めギミックや特殊なアクションを駆使するパズル要素が強め。この辺も○ルダそっくりですね。
Oceanhorn

Oceanhorn

ストーリーは明るめですが、展開が唐突でしかもあっさり。物語的な盛り上がりは期待しないようにw

マップの随所に隠しアイテムがあり、さらに条件を満たすと経験値がもらえるチャレンジ機能などやりこみ要素は多め。ただクリアするだけなら10時間弱、マップを隅々まで回れば20時間ぐらいは遊べます。
ちなみに私はアイテム全制覇してクリア時間は18時間でした。

以下、スクリーンショット色々。
Oceanhorn
伝説の剣を引き抜く主人公。
Oceanhorn
街を探索。
Oceanhorn
洞窟。定番の倉庫番パズル。
Oceanhorn
謎をとき宝箱を入手。
Oceanhorn
海底の神殿。
Oceanhorn
凍りついた洞窟。
Oceanhorn
アンデッドのさまよう墓地。
Oceanhorn
ジャンプ。
Oceanhorn
ステータス画面。
Oceanhorn
船に乗り、世界をめぐる。
Oceanhorn
マップ画面。
Oceanhorn
(面白くないけど)釣りもできます。
Oceanhorn
主人公を導く老人。
Oceanhorn
ボス出現。
Oceanhorn
謎の人物との一騎打ち。
Oceanhorn
海底の人々。
Oceanhorn
古代の機械と亡霊。
Oceanhorn
さらに巨大な怪物も。
Oceanhorn
ヒロイン?と花火見物。
Oceanhorn
父との思い出。
Oceanhorn
亡霊の囁き。
Oceanhorn
飛行船で天空の島へ。


ゲームに目新しい部分はなく、雰囲気やシステムなどどこまで行っても○ルダのパクリ。しかし完成度が高く洗練されているため、本家には及ばずとも並のゲームよりはるかに面白いです。
○ルダ好きな人なら番外編のノリで、そうでない人には取っ付きやすいゲームシステムと明るい雰囲気で誰でにも楽しめる作品です。

ではまた。