2024年面白かったゲーム・その他編 ― 2024年12月28日
こんばんは。
今日もゲームレビューの続き、雑多な小品を紹介します。
ループする地下鉄通路をさまようホラーゲーム。
リアルに再現された日本の地下鉄の通路を進みながら怪異を発見する。怪異を発見したら引き返し、問題なければ前進して出口にたどり着くのが目的。
ホラーとしてはあまり怖くはなくグロ表現もない。
重要なのはわずかな怪異を見逃さない観察力。怪異を見逃すとループを最初からやり直すこととなる。
クリアには30分もかからないが、わかりにくい怪異も多いので攻略情報なしのクリアは意外と難しい。アイデアは斬新、値段も安いので一度はプレイする価値あり。
ループする地下鉄車両をさまよい終着駅での脱出を目指す。8番出口の続編だが、時系列的には8番出口に到着する前の話となる。
前作同様にリアルに再現された地下鉄車内を怪異を探して進み続ける。怪異の演出はよりダイナミックで変化に富むものになった。怪異がわかりやすいので難易度はやや下がっている。怪異を回避するためにわずかながらアクション・パズル要素も追加された。
あいかわらず怖さは感じないが演出やプレイフィールは洗練されている。前作とセットで遊ぶのがおすすめ。
大きな一枚絵に隠れた猫を探すカジュアルゲーム。タイトルは新しい順に並べています。
収益を猫の保護活動に充てると公言するDevcats社が開発、猫に対する真摯な愛情が感じられる。
どのゲームも画面はデフォルメされた線画で見やすい。ヒントはチャージ式で無限に使えるため難易度は低め。比較的複雑なマップ構成が特徴で、マップをまたいでキーアイテムを探したりシークレットステージがあったりする。
日本語字幕も完璧、ステージ数は各々十数面ありクリアには2時間程度必要。
おふざけは少ないがシリアスさもないほんわかした緩めの雰囲気で、数ある猫探しゲームの中でも特に猫が可愛らしく描かれていると思う。
A Shelter Full of Cats。猫の保護施設で少女マーサの手伝いをする
A Park Full of Cats。遊園地の開園準備をする
A Tower Full of Cats。時間を旅する塔で猫を探す
An Arcade Full of Cats。レトロなゲームセンターにタイムスリップする
A Castle Full of Cats。怪物たちに占拠された城を開放する
A Building Full of Cats。マンションで猫を探す
Nukearts Stuido開発の猫探しシリーズ。タイトルは新しい順。
広大な観光都市の一枚絵が特徴。乗り物や一部の猫がアニメーションしたり、猫を見つけ出した場所に少しずつ色がついていくなど演出に凝っている。
非常に細かくごちゃついた線画で猫が小さめなので難易度はやや高め。ヒントは有限だが、カーソルが猫に近づくと鳴き声で教えてくれるので詰まることはない。残念ながら日本語未対応だが攻略に支障はない。
各々ステージ数は6~15個、クリアには2時間程度必要。絵は細かいがテンポが良く軽快な猫探しが楽しめる。
Hidden Cats in Tokyo。怪しい看板とコスプレだらけの勘違い東京で猫探し
Hidden Cats in Berlin。産業都市ベルリンやアングラパーティーで猫探し
Hidden Cats in Santa's Realm。クリスマスの準備をするサンタを助けよう
Hidden Cats in Rome。歴史の街ローマやコロッセオで猫探し
Hidden Cats in Spooky Town。ハロウィンの仮装行列で猫探し
Hidden Cats in New York。摩天楼や陽気な公園で猫探し
Hidden Cats in London。伝統とパンクの都市ロンドンで猫探し
Hidden Cats in Paris。花の都や美術館で猫探し
(Steamレビューより転載・追記)
ドット絵で表現されたガ◯プラシミュレータ。どこかで見たようなロボットプラモをひたすら組み立てる。
精細なドットで描かれたロボットは手脚がやや短い半SD体型。ガ◯ダムのようなリアルロボットからヒロイックなスーパーロボット、怪獣、美少女風ロボなどバリエーション豊か。キットのパーツ数は多くても100点ほど。色分けを意識したパーツ分けやボールジョイント関節などバンダイのHGシリーズのような構成。
動作は軽快。日本語訳はほぼ完璧でチュートリアルもあるが、難しい操作は一切なくプラモの知識がなくてもすぐに理解できるだろう。
パーツをランナーから切り離し塗装やデカール貼りをして即組み立て、面倒な作業は一切ない。簡単なジグソー感覚で組み立てて10分程度で完成する。塗装は部品単位なので精細な操作は不要だし、あらかじめ基本色も塗られている。作業エリアが狭いのと、ツール切り替えしないとパーツの移動ができない点がやや面倒か。
完成したキットは眺めるだけ、角度は正面固定でポーズ変更など一切できない。メニュー画面に完成したキットを並べてコレクションできる。全モデルを完成すればパーツを組み替えて改造などもできるようになる。
シミュレータとしては簡単すぎるが、キット数は多いのでボリュームは十分。値段も安いしお手軽にガ◯プラ作りが楽しめるシムとしておすすめ。
(Steamレビューより転載・追記)
腕時計をただ集めるだけの放置系クリッカー。実績狙いでずっと常駐させてたのでSteamリプレイでは一番遊んだゲームになってしまいました。
怪作bananaのパクリの一つ、ひたすらアイテムを収集するだけのゲーム。というかゲームかどうかすら怪しい。
入手した腕時計は精細に描画され、様々な角度から眺めることが可能。時計の種類はかなり多い色違いばかりでデザインバリエーションは少なめ。画面に対してGPU負荷はやや高めだが、設定で負荷は軽減できるので非力なPCで長時間常駐しても問題はないだろう。
1クリックで得られるボーナスは少なめ、派手なパワーアップもないのでクリック連打の必要性は少なめ。起動してただ放置しているだけで済むので操作は楽。時計は30分に1個ぐらいずつ増えていく。
出現したアイテムはマーケットで売買可能。ただし市場はほぼ無人状態、レアな時計でもせいぜい1円程度でしか売れず電気代の回収もできない。
金儲けの手段にはならず、ただ収集欲を満たすだけのクリッカー。腕時計が好きな人とか収集癖のある人にはおすすめ。
ではまた~
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