2024年面白かったゲーム・パズル編 22024年12月22日

こんばんは。
前回に引き続きゲームレビュー。今日は画像やギミックに凝ったパズルを紹介。


Boxes
美麗で奇妙なからくり箱を開けていくThe Room系の3Dパズル。
精細な3Dで描かれたからくり箱を調べ、隠されたスイッチを操作しパズルを解く。次々と変化していく箱は見てて楽しい。会話や変なパロディは一切なくホラー表現や汚らしい背景もなし、薄暗い部屋に浮かび上がる美麗な機械を黙々と調べていく。
ポイント&クリックで操作は直感的、面倒なパズルはほとんどなく難易度は高くはない。操作は軽快で日本語訳も完璧。しかし箱の総数は20以上とボリュームは十分、全クリアに4時間はかかる。
パズル好きにはぜひプレイしてほしいからくりパズルの傑作だと思う。
Boxes

Boxes

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Boxes
Islands of Insight
無数のパズルが散りばめられた島を探索しひたすら謎解きに挑戦するパズルアドベンチャー。当初はMMOとしてリリースされたが、マルチプレイで遊ぶ意味がほとんどなかったwためシングルプレイ専用に変更された。
舞台の島は豊かな自然や遺跡に満ちた巨大なオープンワールド。特定の法則でマスを埋めていくパズルや図形探し、複雑な地形を活かした物探しやジャンプアクションなどバリエーション豊かなパズルが数万個、至る所に配置されている。クリア順序などは特になく、プレイヤーの好きなように攻略していく。
自然豊かな広大な島は壮観で見ていて楽しい。視点はFPS方式、ハイジャンプや長距離の滑空が可能で移動も苦にならない。
一応エンディングはあるが、ランダムパズルもあるためクリア後も無限に謎解きは続けられる。クリアに70時間かかったが、まだ半分のパズルも解けていない。パズルのクリア報酬で様々なコスメがもらえるなどやり込み要素も豊富。
ひたすらパズルに没頭したい人におすすめ。
Islands of Insight

Islands of Insight

Islands of Insight

Islands of Insight

Islands of Insight
Leap of Phase: Samantha
(Steamレビューより転載)
テレポータを駆使するPortalライクなパズル。
主人公が発生させるテレポータは一方通行かつ使い切り。テレポータで瞬間移動しつつ床のスイッチを順序よく作動させ出口を目指す。
舞台は白く無機質な研究所。グラフィックの作り込みは今一つで新鮮さにかけるが、その分動作は軽くて見やすい。
主人公の移動速度は遅め、ジャンプはできない。キー押しっぱなしでのダッシュ、テレポータとキューブ運搬のキーが別々だったりと操作性にやや難あり。攻略に支障をきたすような誤操作はないが快適さに欠ける。
ステージ間の会話でストーリーは進行する。簡単な英文で字幕表示もあるが文章量は意外と多め。読み飛ばしても画面で雰囲気は伝わるし攻略に支障はない。
エンディングは2種あるがテキストが変わるだけ。実績解除に周回プレイは不要。クリア後でもステージ選択や他のユーザとの成績比較ができるチャレンジなどもある。
タイミング勝負のパズルもあるが難易度は低め。ステージは全45面、クリアには4時間かかった。
作り込みの甘さを感じるがボリュームは値段相応。難しすぎず時間もかからないのでパズル好きなら楽しめると思う。
Leap of Phase: Samantha

Leap of Phase: Samantha

Leap of Phase: Samantha

Leap of Phase: Samantha
Machinika: Atlas
(Steamレビューより転載・追記)
以前紹介したMachinika: Museumの続編。無人の宇宙船内を探索する。
今作のみでも攻略に支障はないが、背景説明がないので先に前作をプレイすることをおすすめする。
FPS方式で移動、ポイント&クリックでからくりのスイッチ操作やパズルを解いていく。各ステージは狭め、パズルも面倒なものは少なく難易度は低め。ジャーナルなどは中華フォントでやや見づらいが、翻訳は問題くストーリーはわかりやすい。
画面は精細ではないが異星の機械の雰囲気はよく出ているし、難易度が低く(本来なら)ゲームテンポも軽快。
しかし現状ではバグが多め。いちおうエンディングまで到達したが、バグと思われる挙動でゲームが進行しなくなり何度もロードを繰り返すことが多かった。また現状ではヒント機能やパズルスキップはほぼ機能しない。こまめに修正パッチがリリースされているので何れは解消するとは思うが、興味がある人はしばらく様子を見た方が良い。
ゲーム自体は面白いので、今後の改善に期待したい。
('24年10月の時点では致命的なバグはなくなったものの、ゲームを再起動しないと正常に表示されないパズルが一部残っていた)
Machinika: Atlas

Machinika: Atlas

Machinika: Atlas

Machinika: Atlas

Machinika: Atlas
Syllogism
(Steamレビューより転載・追記)
森林に埋もれた遺跡を探索する、オープンワールドのパズルゲーム。
ローポリで描かれた自然の環境、説明やテキストが無く自力でルールを探るなどThe Witnessの影響を強く感じるが、ステージは狭く難易度も低めなので気軽に楽しめる。
マップの各所にパズルの小部屋が30数カ所ある。小部屋の4つのダイヤルを、ステージごとの法則を見つけ回転させる。パズルの説明は一切なく解法は自分で見つけなければならない。ただし周囲には背景に溶け込むようにヒントが配置されているのでさほど難しくはない。時間制限やタイミング勝負のパズルはないが、簡単なジャンプアクション要素はあり。
グラフィックやエフェクトは地味なので動作は概ね軽く、移動速度などでストレスを感じることはない。ローポリで描かれた自然や遺跡は見ごたえがある。地形を活かしたオープンワールドならではの収集要素もある。
全パズル・実績クリアに3時間、値段の割にボリュームはやや少なめか。パズルやステージはバランスよく作り込まれているので息抜きには丁度よいと思う。
Syllogism

Syllogism

Syllogism

Syllogism

Syllogism

次回はアドベンチャー系など紹介予定。
ではまた