ガンプラ:バイアラン・カスタム&パラスアテネ2012年11月16日

こんばんは。

寒くなってきましたね。いよいよ冬って感じ。
気温が下がると手はかじかむし、プラは割れやすく塗料は伸びず、プラモ製作には厳しい季節です。
それでも懲りずにガンプラ、「バイアラン・カスタム」です。
ついでに以前作った「パラスアテネ」も紹介。ティターンズつながりって事で。

RX-160S「バイアラン・カスタム」
バイアラン・カスタム
元々はZガンダムに登場したティターンズの試作MS。
変形せずに空を飛べる唯一の機体で、劇中ではジェリドが搭乗し暴走気味な活躍を見せました。劇場版Zでは出番がカットされて印象薄い機体ですがw、ガンダムUCでまさかの復活。
ちょい役ですが鬼神の強さでジオン残党を蹴散らします。
この機体は「カスタム」版なので、Zの原型機とは手足と背中のブースターが違います。
(ちなみに、私は原型のバイアランの方が格好いいと思います)

キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。素組パチ組で製作期間は4日。
横長の異形なデザインを良く再現していると思います。
パーツ分けもよく考えられていて、ギミックや色分けはかなり頑張ってます。
関節の可動範囲は標準的ですが、デザイン的に干渉する部分が多く、体型も独特なので動きのあるポーズは苦手です。背中や肩のブースターなどは角度を自由に変えられます。

今回はバーニア周辺のレッドを塗装したほか、細部を部分塗装で修正しています。
(目立つ部分はシールもついてますので、無塗装でも再現度は高いです)
塗装した部分は成形色とちょっと色味が違いますが、さほど目立たないので気にはならないと思います。
両腕クローと踵の肉抜き穴が目立つのでパテで埋めてみましたが、仕上がりは汚くなってしまいました。パテは難しい...
気を取り直して写真色々

バイアラン・カスタム
背面。全身のバーニアがなかなかの迫力
バイアラン・カスタム
頭部アップ。腕はクロー状、内側にビーム砲があります。
バイアラン・カスタム
ビーム発射。上半身が重いのでバランスは今一
バイアラン・カスタム
両腕のビームはサーベルにもなります。


今度はPMX-001「パラスアテネ」
パラスアテネ
Zガンダム終盤に登場した大火力の重MS。背中に突き出た大型ミサイルが目を引きます。
劇中ではティターンズに寝返ったレコアが搭乗。戦艦ドゴスギアのバスクを粛正した後、エマのガンダムMK2と相討ちとなります。
終盤なので出番が短かく、ちょっと印象薄いかなw

キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。2006年発売です。
素組パチ組、部分塗装もマーカーで適当にしてだけなので仕上げがかなり雑です。
撮影用に埃を落としましたが、長く放置してたのでひどい状態でしたw

キットの可動範囲やギミックは水準以上。関節はぐにゃぐにゃではないですが、武器が重いのでポージングを固定するのは難しいです。
背中のミサイルや両腕の武装は取り外し可能、(部品が見つからなかったので撮影はしてませんが)ビームサーベルと専用の持ち手も付属。
胴体と腕の動力パイプはゴム製で可動を妨げません。
足と銃の黄色いライン、頭部モノアイやセンサー、肩のメガ粒子砲、さらに踵など細部はシールで再現。無塗装でもシールを貼ればかなり見れます。

ということで写真など

パラスアテネ
背面。迫力の大型ミサイルは劇中未登場w
パラスアテネ
頭部アップ。右腕に連装ライフル、左腕にミサイル内蔵シールド装備。
パラスアテネ
武装を外した状態。両肩は拡散メガ粒子砲、両腕にビーム砲を内蔵しています。
バイアラン・カスタム
大きさ比較。以前作ったハンブラビと比べると巨大さがわかると思います。
どちらの機体も、普通のMSより二回りぐらいでかいです。

以上、バイアラン・カスタム&パラスアテネでした。
ではまた

Unmechanical & Bob Came in Pieces2012年11月22日

こんばんは。

レトロ?ゲームやインディーズゲームが充実しているGOG.comで、ちょっとお得なセール始まりました。


評価の高いインディーズゲームを5本まとめて$10で買えるセール。
「Alan Wake's Americhan Nightmare」「Botanicula」「Torchlight」「Trine」など、定番ですがかなり遊べるタイトルが揃ってます。
(他のセールでも良く出てくるタイトルが多いですがw)
私もさっそく5本購入しました。
その中の一つをご紹介します。


Unmechanical
ロボットを操り、迷宮を脱出するパズルゲーム。
主人公のロボットは頭にプロペラがあり、自在に空を飛べます。ですが能力は物を持ち上げるだけ。
岩を運んでスイッチを操作したり、体当たりでレバーや扉を動かしたりして先に進みます。
ゲーム中に敵などは出ず、戦闘要素は一切ありません。また即死するようなトラップも時間制限もありません。
マップ上の仕掛けを駆使して出口を探し出す、純粋なパズルゲームです。

謎解きはひねった物もありますが、派手な画面の割に素直で地味めな仕掛けが多く難易度は低め。タイミングのシビアなところもありますが、何度かリトライすればクリアできます。
迷宮は広大で似たような景色も多いですが、扉などで行動できるエリアが分断されているので迷うことは無く、セーブポイントも多いので手軽に遊べます。
私は詰まったところはほんの数カ所、後はサクサク進みました。
クリア時間は約5時間、ちょっとボリューム不足な感じです。倍ぐらい広くてもよかったかな。隠しアイテムなどのやりこみ要素がないのも残念なところ。

ゲームの背景説明やテキスト・台詞は一切なく、これといったストーリーも無いですが、人類亡き後のロボット世界というような独特な雰囲気が良い感じです。
Unrealエンジンで描画されるグラフィックは、凄いというレベルではないもののなかなか美麗。洞窟の中なので色合いがちょっと地味めですが、目的のオブジェクトや進行方向がわかりやすいです。

操作はごくシンプル、方向キーとマウスクリックのみ。物理エンジンを使用しているようですが、変な慣性がつくようなこともなく操作性も抜群です。
物理エンジンを使ったパズルの問題点として、オブジェクトがスタックしたり明後日の方向に動いて手詰まりになる事があります。このゲームでも稀に手詰まりが発生しますが、セーブポイントが多いので苦になることはないでしょう。

ゲームのボリューム短すぎるのが残念ですが、手軽に遊べる佳作だと思います。

以下に画面など。独特の雰囲気が伝わるでしょうか。
Unmechanical

Unmechanical

Unmechanical


ここで最大の問題点を一つ。
このゲーム、過去に出た Bob Came in Pieces というゲームとやってる事がほとんど同じです。
詳しくは後述しますが、Bobは同じくマイナーなインディーズゲームでリリースは2年前。そこそこ評価はされましたが話題作という訳でもありません。
堂々とパクるとは考えにくいので、Bobを知らないメーカーが偶然同じようなゲームを作ってしまっただけだと思いますが..
完成度においてはUnmechanicalのが上ですが、純粋にパズルとして見るとBobの方が遊び応えがあったりw



Bob Came in Pieces
という訳でBobの方も、特にUnmechanicalとの比較も含め簡単に紹介。
思わぬ事故により無人の惑星に墜落してしまった宇宙船。帰るためには、惑星中に散らばったパーツを集めて宇宙船を修理しなければなりません。
という感じで、宇宙船を強化しつつ、迷宮に散らばったパーツを集めてまわります。

このゲームの特徴、そしてUnmechanicalとの最大の相違点は自機の宇宙船をパワーアップしていく所。
Bob Came in Pieces
これが宇宙船の改造画面。
宇宙船にはエンジンやトラクタービームなどを取り付けるコネクタが何ヶ所かあり、ゲーム中に見つけたパーツを取り付けて少しずつ強化していきます。各パーツはアームを介して角度を変えたり、複数のパーツを同時に取り付けたりできます。
初期状態の宇宙船は満足に移動もできず、先に進む改造が必須です。宇宙船の改造はゲーム中に随時行えるので、状況に応じパーツを組み替えが必要になります。
例えば、重いオブジェクトを運んだり加速が必要な時にはエンジンを増やしたり、細い穴の奥にあるオブジェクトを操作するためアームを伸ばしたりなど。
操作キーも組み合わせるパーツに合せ、その都度変える必要があります。ちょいと分かりにくい、キーボードOnly(またはゲームパッド)で十分操作できます。

ゲームはステージクリア式。
各ステージは短いですがパズルはかなり複雑。物理エンジンによるパズルなので手詰まりになることも多く、何度も試行錯誤が必要です。
パーツの組み替えで宇宙船のバランスや速度が変わり、物理エンジンによる慣性や重力の影響も加わるため操作もシビア。難易度は高すぎるわけではないですが、そこそこ手ごたえがあると思います。

ステージは本編14個+特別ステージが十数個。
私はクリアまで9時間。隠しアイテムは全部見つけましたが、実績や特別ステージなどは無視しています。
実績を全部解除するまでやりこめば相当な時間がかかるでしょう。

グラフィックは3Dですが、粘土細工のようにデフォルメされたコミカルな画面。やや単純すぎる感じもしますが、明るくて見やすいです。
ストーリーは幕間に簡単なテキストが入るだけで無いような物w

画面や演出は地味ですが、パズルの仕掛けは派手でダイナミック。反面、微細でシビアな操作が要求されたり、わずかな角度の違いで手詰まりが起きるなどストレスフルな場面も多いです。
その分クリアすると気持ちよく、なかなか遊べる佳作です。
演出や見た目はしょぼいですが、遊び応えの点ではUnmechanicalよりコチラが上です。

以下、画面などを少し。
Bob Came in Pieces

Bob Came in Pieces

Bob Came in Pieces


明日からはSteamで大規模セールが始まります。
また、年末商戦に向けて多くのDL販売サイトでセールが予定されているようです。
今年は例年より話題作の本数は減った感じですが、それでも欲しいタイトルはたくさんあります。
安いからって買いすぎないよう注意しなきゃw
ではまた

ガンプラ:ガンダムAGE-3 フォートレス2012年11月30日

こんばんは。

今日はガンプラ、「ガンダムAGE-3 フォートレス」紹介。
ガンダムAGEも終わって久しいというのに、今更発売されたキットです。

AGE-3 フォートレス
地上戦用の大砲ガンダム。
本編は見たこと無いですが、とってつけたような雑なデザイン、ひどいタイミングでの発売..よほど人気無い機体なのでしょうw

バンダイのHG、1/144スケール。いつもの素組パチ組で製作期間は4日。
従来のAGE-3とは腕と下半身などが違います。変形は差し替え式で、専用のスタンドも付属。
プロポーションは設定画にはかなり似ているようですが、大砲を持ったロボにしては腰が細すぎ、手足もひょろ長いので迫力に欠けます。こういう機体は寸胴がに股のどっしりしたデザインにすべき。

従来のキット同様可動範囲は広く、ギミックも良好。ただし太い手足や大砲が干渉するので迫力あるポージングは難しいです。
色分けはほぼ完璧、砲口やバーニアの黒い部分などもシールで再現可能。
今回は細部を部分塗装で修正した他、砲口なども見た目の綺麗さを優先し塗装してみました。
その他の加工は頭部アンテナの安全突起切除、腰アーマーの左右切り離しなど。フロントアーマーはポロリしやすいので注意が必要です。

写真も色々。
AGE-3 フォートレス
正面。腕の大砲は固定で角度変更不可。
AGE-3 フォートレス
背面。肩の大砲は上下に可動。ふくらはぎのホバーユニットも可動します。
AGE-3 フォートレス
射撃体制。左手のみ平手が付属。
AGE-3 フォートレス
ライフルやサーベルなどの武器はありません。武器は4本の大砲のみ。
AGE-3 フォートレス
分離。上はコアファイター、下はGホッパーだそうです。かっこわる..
AGE-3 フォートレス
無理に分離合体しなくてもいいのでは?

以上、ガンダムAGE-3 フォートレスでした。
ではまた。