ガンプラ:MG νガンダム Ver.Ka ― 2013年10月19日
こんばんは。
足の痛みがなかなか治らず(原因も不明)、引きこもり気味な毎日。
おかげでプラモづくりがはかどるわw
で、今日のガンプラは
RX-93「νガンダム」Ver.Ka です。
劇場版「逆襲のシャア」に登場する、アムロの最後の乗機。
サイコミュを備えたニュータイプ専用ガンダム。
縦横無尽に飛び回るフィン・ファンネルで無数のMSを蹴散らし、シャアと殴り合いで一騎打ち。最後は巨大なアクシズを押し返すという、まさに最強のガンダムです。
変形合体などのない、基本に立ち返ったシンプルなデザインも良いですね。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。
製品名の「Ver.Ka」は、カトキハジメが特別にアレンジしたキット。
劇中の機体をそのまま再現するのではなく、カトキ氏ならではの兵器っぽいアレンジ、全身のマーキングなどが特徴です。
このキットはイベントで上映された短編CG映像に合わせ、ユニコーンガンダムのように装甲の一部が展開し「変身」します。
なので一部で「ユニュコーンガンダム」とか呼ばれてますがw
いつもの素組パチ組で、製作期間は5日。
大きなキットですが、装甲が展開するギミックのために細かなパーツが多いです。
関節の可動範囲は最近のMGとしては標準的、よく動きます。劇中のポーズの再現もほぼ問題なし。
指は全関節可動、様々な表情がつけられ武器の保持もばっちりのスグレモノです。
関節の保持力は標準的ですが、大きくて重いキットなので派手なポーズを長期間保持するのは難しいです。
大きい割に細身なので立ちポーズの安定性にやや難あり、フィン・ファンネルを背中に取り付けると重みで倒れかねません。ディスプレイは付属の専用のスタンドを使うのが無難です。
装甲が展開する箇所は胸・腰・手足の一部など。
装甲の一部が割れ(一部装甲は取り外し)、隙間から緑のサイコフレームが露出します。変身後は「発動モード」と呼ぶとか。
サイコフレームは透明パーツ、裏に銀のシールを貼るので光を反射してなかなか綺麗です。
ユニコーンほど派手に変形するわけではないので、変身後もシルエットは殆ど変わりません。
変形ギミックは装甲がごくわずかにスライドする程度、ロック機構もしっかりしてるので安定性は高く、触っててパーツがポロリするとかはありません。
武器はシールド、ライフル、バズーカ、それに6基のフィン・ファンネル。
ファンネルは全て独立可動、自在に連結して収納状態も再現できます。ただし連結部のロックが弱く、すぐにポロリしてしまいます。このキットの最大の弱点ですね。
ディスプレイを重視する人は、思い切って全て固定したほうがいいかもしれません。
ファンネル接続部はバックパック左だけでなく、サーベルラックと差し替えで右にも取付けることが出来ます。これで胴体両側にファンネルを取付けることも可能。
バズーカは伸縮機構を再現、かなり長いです。劇中同様背中にマウントできます。
手首と武器の両方に接続ピンがあるので、武器はしっかりホールドできます。
専用スタンドはアムロのパーソナルマークを象った台座付き。
支柱の左右にファンネル用の細いアームを取り付け可能で、ファンネル分離状態のディスプレイが可能。アームは3箇所の可動部があり、自在に角度変更できます。ただし細い割に可動軸が固めなので、取り扱いは慎重に。
もともとのキットの大きさに加えファンネルが横に大きく展開するので、かなり場所を取りますw
キットの色分けはさすがにMG、ほぼ完璧です。
外装は白い部分は一色ではなく、最近のRGのように白と薄いグレーの2色にアレンジされています。
設定画では黒い部分も濃淡2色に別れているのですが、成型色は1色のみ。付属のシールを貼れば2色の色分けも再現できますが、貼らない方が見栄えがいいと思います(貼ってもあまり目立たないし)
なので今回は色分けシールは使っていません。
部分塗装は眼の隈取などごく一部を修正したのみです。
Ver.Ka特色の全身のマーキングは水転写デカールが付属。
水転写デカールは貼るのが手間だし、トップコートをしないとすぐ剥がれてしまうので今回はごく一部しか使用しませんでした。
かわりに過去に作ったガンプラの余りのシールを使い、似たようなマーキングを再現しました。なので説明書とは結構違いますが、遠目にはわからないので気にしない方向で。
マーキングの箇所は膨大、貼り付けはかなり手間でしたw
水転写デカールは見栄えが良くて玄人受けしますが、私のようなヘタレにはやはり敷居が高いです。何よりガシガシ動かして遊ぶキットには不適、せっかくのギミックを殺すことにもなりかねません。
バンダイには、普通のシールと水転写デカールを両方入れることを是非検討して欲しいですね。
プロポーションはほぼ完璧、ディティールもVer.Kaならではの細かさで文句なし。
全身の細かなモールドやマーキングも、大きなキットなので丁度良いアクセントとなりくどさは感じません。
変身機構は劇中のイメージに比べるとやはり違和感がありますが、これはこれで格好良いと思います。
ファンネルがポロリしやすい点をのぞけば、完成度についてはほぼ文句なしです。
ただしお値段は7,000円とかなり高価。
キットにはスタンドや武器など色々付属しますが、それでもやや高すぎな気がします。ちょっとガンプラで遊んでみたいって手軽に買える値段はないですね。
内容的には現在のガンプラの最高峰に近いので、本気でガンプラを楽しみたい人におすすめw
以下、写真も色々
正面。色分けや細かなマーキングはVer.Kaならでは。
発動モードに変身。全身に緑のラインが走ります
後ろから。かなりシンプルなデザイン。
発動モード、後ろから。脚のバーニアが大きく展開。
フル装備状態。フィン・ファンネルがマントのように見えて格好良い
バズーカ。かなり長いです。
サーベル。刀身は反りの入ったものと、直線上の2種が付属。
ファンネル展開。専用スタンドで自在にディスプレイ可能
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