プラモ:ソルバルゥ&ギャラガファイター ― 2014年08月11日
こんばんは。
台風一過、とたんに暑さが戻りましたね。
夏らしいですね~。バテるわ。
さて、今日のプラモネタ。
懐かしのゲームより、「ソルバルゥ」&「ギャラガファイター」です。
「ソルバルゥ」
ナムコのシューティングゲーム、「ゼビウス」の自機。
ゼビウスは83年発売、縦スクロールのシューティング。
ショットとボムの使い分け、古代遺跡のような神秘的かつ幾何学的な世界観など、当時としては斬新なゲームでした。
アーケードを中心に大ヒット、後のゲームに多大な影響を与えた名作です。
キットはウェーブ製、ノンスケール。
後述のギャラガファイターと同時並行で素組パチ組、製作期間は3日。
なにしろ昔のゲーム、画面は小さなドット絵なので似ているかどうかはわかりませんが、当時のイラストなどの雰囲気はよく再現されている思います。
ディティールやモールドもシャープ、外観はかなり良い出来。
成型色は白・青・グレーの3色ですが、細かな色分けまでパーツ分けで再現、さらに不足の色を補うシールも付属。キャノピーはクリアオレンジの透明パーツ。
無塗装のパチ組でも、墨入れさえすれば見栄えはバッチリです。
コックピット内部とパイロットだけは要塗装。
今回は色分けシールは主翼の一部のみに留めパイロットや細部を部分塗装で修正、機械部にはメタリックグレイをドライブラシで仕上げました。
イラストっぽくソリッドに仕上げる場合は、全体をパネルラインごとに塗り分ける必要あり。説明書には詳細なカラー指定も掲載されています。
..私の技術では細かすぎてとても無理ですがw
組み立てははめ込み式。一部ポロリしやすいパーツもありますが、初心者にも組みやすい親切設計です。
パーツ分けも分割ラインが出ないよう考慮されています。
主翼後端のエアブレーキは、開閉状態を差し替えで再現。
付属のスタンドは浮遊要塞アンドアジェネシスを模したもの。
ディティールは細かいですがグレー一色なので要塗装。今回は全体をシルバー、発光部をクリアレッドで塗装しています。
以下、写真など。
正面。かなりコンパクトな機体
背面。主翼後ろのエアブレーキは差し替え式。下が開いたとこ
下面。胴体下の赤い砲口がザッパー、機首の砲身がブラスターでしょうか
CDケースとの大きさ比較
アンドアジェネシス型の専用スタンド
初心者にも組みやすく、無塗装でも見栄え良いなかなかの好キット。
値段がバカ高いのが唯一の欠点ですね。
「ギャラガファイター」
ナムコのシューティング、「ギャラガ」の自機。
81年発売の固定画面シューティング。「ギャラクシアン」の流れを汲むシンプルな古典的ゲームです。
自機を2機連結した「デュアルファイター」に合体、固定画面ゲームにしては爽快感のあるプレイ感が特徴。
キットは同じくウェーブ製、ノンスケール。
「ソルバルゥ」と同時並行で製作期間3日ですが、その大半はこいつの塗装にかかった時間ですw
プロポーションは扁平かつ曲線的、いかにも古典SFっぽいスタイル。
ゲーム画面の荒いドット絵と比較すると、かなりアレンジされている感じですね。
中身は初心者には厳しい、玄人向け?な不親切キット。
組み立てはもちろん要接着。
パーツ分けは大雑把なモナカ割、大きなパーツを数点組み合わせるだけです。
が、パーツの合いがかなり悪く隙間が目立ちます。
接着力の強い瞬間接着剤や、パテ埋めなども必要かもしれません。
胴体の成型色はアイボリー一色。
説明書には派手なラインの塗装指示が何パターンも掲載されていますが、色分けパーツもラインを再現するシール類も一切ありません。
今回はスカイグレイ、スカイブルー、レッドの3色ラインを部分塗装。
モールドのラインに合わせた塗装ですが、形状がちょっと複雑。
手間かけてマスキング処理などもしましたが、やっぱり雑な感じになってしまいましたね。筆ムラもひどいしw
その他、機械部はガンメタル+メタリックグレーで塗装しています。
モールドは微細ですが、彫りが浅く墨入れはかなり難しいです。
さらにパーツ表面に微妙なざらつきがあり、拭き取りもうまくいきませんでした。
このへんも丁寧な処理が必要で、私のような素人には敷居が高いです。
ちなみに色分け用のシールはありませんが、各部のマーキング用デカールは充実。
パッケージの完成写真は淡いラインのカラーリングに微細なマーキングと、海外SF映画のような格好良い出来です。
機体の側面の装甲を外すことが出来、内部にはポリキャップ内蔵のジョイントあり。
ジョイントを介して機体を横に接続できるので、同キットを2個買えばデュアルファイターの再現が可能です。
専用のスタンドも付属。
以下、写真いろいろ。
側面。
デュアルファイター接続ジョイント
後ろから。
ゲーム画面風に真上から。3色のラインがド派手
下面。
大きさ比較。CDよりちょっと大きめ。右は専用スタンド
パーツの合いの悪さ、カラーリングの難しさと、私のような素人には敷居が高すぎるキット。
しかし腕自慢のモデラーであれば格好の良い戦闘機に「化ける」、上級者向けキットです。
お値段もちょっと高いですしねw
以上、懐かしの「ソルバルゥ」&「ギャラガファイター」でした。
ではまた
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