プラモ:攻殻機動隊ARISE「ロジコマ」 ― 2014年10月25日
こんばんは。
秋らしい気候になってちょいと風邪気味。
日が落ちるのも早いし、天候もいまいちでますます引きこもりが加速しますなw
では本日のプラモ。
「攻殻機動隊ARISE」より、「ロジコマ」です。
OVA「攻殻機動隊ARISE」に登場する思考戦車。
ARISEは、今までの「攻殻機動隊」の前日譚にあたる、公安9課が結成される前のお話。
まだ最初の話しか見てませんが、他のシリーズとは絵柄が大きく変わってしまったので違和感大。
どこか幼さの残る草薙素子はそれなりに格好良いのですが、トグサやパズあたりの男キャラはもう誰だお前?って感じw
まだ若いからか、行動に今ひとつ切れや渋さが欠けるのも違和感増。
話の内容は「攻殻機動隊」って感じなので、見続けていけば違和感も消えて楽しめそうですが。
で、この「ロジコマ」は他シリーズの「タチコマ」あるいは「フチコマ」の前身。
試作品なので、ボディはいかにも寄せ集めの材料で作られたようなメカメカしさ。
人を載せるコックピットはなく、火器類は全て外付け。
AIも後の機体ほど洗練されておらず、会話はできますがジョークや哲学的思考は(今のところ)できないようです。
キットはコトブキヤ製、1/35スケール。
部分塗装のみの素組パチ組、製作期間は3日。
大きさは以前のタチコマ同様、手のひらサイズ。
小さめながらプロポーション・外観は設定画によく似て文句なし。
しかし色分けは今一。
複雑な設定画に比べ、キットが小さすぎるためか再現できない箇所が多数。
全身のボルト?状の丸モールド及び脚部フレーム部分のグレー、脚部装甲板側面の黒ラインなどは塗装必須。全パーツのおよそ半分、赤い成型色のパーツはほぼ全て部分塗装が必要になります。
今回は上記を部分塗装した他、ライト部のシルバーなど細部を修正。結構な手間でした。
組み立てははめ込み式。サクサクと組み立てできます。
(ただし付属フィギュアは要接着)
関節部はABS+ポリキャップ。
脚の付け根のボールジョイントはやや保持力弱め。可動範囲はポージングに十分ですが、ポロリしやすく触っててイライラします。
脚部装甲は伸縮機構を再現。ここは保持力高め、しっかりできています。
脚部先端のタイヤはコロコロと回転します。滑りがいいので平らな場所でディスプレイしましょうw
腕は差し替え式で伸縮状態を再現。
単純な一軸関節なので可動範囲は狭め。細いのでポリキャップは無し、破損に注意です。
腕の付け根はポロリしやすいので、取り扱いは慎重に。
正面のカメラはボールジョイントで自在に回転。
後部のコンテナは取り外し可能。
側面のスモークディスチャージャーは3連装型と単筒型の2種の差し替え式。ここもポロリしやすいです。
機体底面のガトリング砲は取り外し可能。別売りのスタンドを接続することも出来ます。
頭頂部ハッチは開閉可能、ただし中にはなにもありませんがw
付属のフィギュアは若き日の「草薙素子」、まだ髪の黒い「荒巻課長」、そしてOVA第1話に登場した自走地雷が付属。
スケールはロジコマと同じく1/35、単色成形なので塗装必須。
適当に塗装してみましたが、私のテクでは残念な仕上がり。まぁおまけだしw
ロリキャラですが台詞もない自爆ロボの自走地雷なんかより、サイトーとかトグサあたりのメインキャラを付けて欲しかったところですw
以下、写真など。
初登場時の姿。腕、コンテナ、武器はありません
完全装備。畳んだ腕にはヘッドライト
コンテナ装備の背面。左は突撃ポーズのロリキャラ「自走地雷」
腕を伸ばしたところ。右は若き日の草薙素子
足を伸ばす。車高がだいぶかわります。大きさ比較用に荒牧課長
底面。中央にはガトリング砲
タチコマと比較。ロジコマはゴテゴテして寄せ集めっぽい
足を伸ばしたロジコマ、タチコマとの車高比較
プロポーションは良いですが、色分けや関節強度に問題も多いキット。
色分けはともかく、ポロリの方はもう少し改善して欲しかったですね。
タチコマと違い、初心者にはやや敷居が高めな感じです。
以上、攻殻機動隊ARISEより「ロジコマ」でした。
ではまた
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