ガンプラ:HGBF キュベレイパピヨン&ミスサザビー ― 2015年05月02日
こんばんは。
だいぶ暖かくなってきました。散歩なんかしてると少し汗ばむぐらい。
おかげで羽虫が元気なこと..少し駆除したほうがいいと思うぞ。
さて、本日もガンプラネタ。
TV「ガンダムビルドファイターズ」より、HGBF「キュベレイパピヨン」&「ミスサザビー」
悲劇の?食いしん坊ヒロイン、アイラの愛機たちです。
NMX-004「キュベレイパピヨン」
ワークスチーム「ネメシス」所属、アイラ・ユルキアイネンの駆るガンプラ。
「機動戦士Zガンダム」登場のNT専用MS「キュベレイ」をベースに、アイラの特殊能力を活かすべく改造された機体。
原型機同様、無数のファンネルによるオールレンジ攻撃を得意とする。透明パーツで作られた見えないファンネルにより、無敵の強さで世界大会本戦に進出した。
アイラの能力を何倍にも強化する「エンボディシステム」使用時には、全身の文様が赤く発光する。
キットはバンダイのHGBF、1/144スケール(=原寸大)
基キットは1999年発売、HGUC最初期のキット「キュベレイ」。全身の青い外装は新規パーツですが、胴体や関節部など基本構造は原型のままですので、ちょっと古臭さが目立ちます。
部分塗装の素組パチ組、製作期間は3日。
プロポーションは設定画によく似た、なかなか格好良い出来。各部の微妙な曲線をうまく再現しています。
ただし一部ポリキャップが露出するなど細部のディティールは難あり。
色分けも不十分で、全身の赤い模様や顔はシールで再現する他、脚や下腕のピンク、肩や一部関節のグレーなどは要塗装。塗装箇所は比較的多め。
シールは見た目は悪く無いですが、貼りにくくシワが出やすい場所も多いので貼り付けには気を使います。
今回は曲面がきつくシールの貼りにくい箇所の赤や、顔面のグレーなどは塗装しています。
関節はポリキャップ。古いキットのため、ポリキャップの軸は小さく関節保持力は弱め。
特に肩バインダーのジョイントは多重構造でよく動きますが、保持力不足のため自重で垂れ下がり気味です。
もともと動かしにくいデザインのせいもあり、関節可動範囲も狭め。
劇中では派手な格闘アクションの多い機体でしたが、ポージングの再現には無理がありますね。
足首が大きいので自立性、接地性は高め。
専用スタンドも付属するので、浮遊状態でのディスプレイにも対応できます。
..股間の可動範囲が今一なので浮遊ポーズはちょっと美しさに欠けますがw
付属の武器は長槍ランスビットと、ビームサーベル2本。
ランスビットは普通に握る他、銃のように構えることもできます。先端の赤部分はシールで再現。
腕にマウントしたサーベルはビーム刃が取り付け不能。
別にクリアイエローの、刀身から柄まで一体成型されたサーベルが付属。柄の部分はピンクに塗装する必要があります。
付属の手首は左右のランス持ち手、サーベル持ち手、平手の3種6個。形状は悪く無いですが、平手はもう少し指が長いほうが良かったかも。
背部のファンネルラックには、10機の通常型ファンネルがセット。各々分離も可能です。
透明なクリアファンネルはついていませんw
以下、写真など。
ファンネル発射、オールレンジ攻撃。
背面。
ランスビットは銃のように構えることも可能。
エンボディシステム暴走。
ビームサーベル。
上半身アップ。全身の赤ラインはシール。
残念ながら、細部の設計の古さが目立つキット。
付属のシールも、暴走時の発光状態を再現できる光沢シールとかが欲しかったですね。
見た目は良いので、キュベレイ好きな人なら飾って楽しむ分には問題なし。
AC-01「ミスサザビー」
「ネメシス」を脱退したアイラが、新たな愛機として自ら製作したガンプラ。
「逆襲のシャア」登場の「サザビー」をベースとした機体だが、大胆なパーツの組み換えにより原型機から大きくかけ離れたシルエットを持つ。
火力重視の原型機よりも接近戦に特化、大推力バーニアによる加速力とアイラの操縦センスにより高い格闘戦能力を誇る。
劇中では最終回に登場、要塞内部に突入する主人公レイジらのために血路を開いた。
キットはバンダイのHGBF、1/144スケール(=原寸大)
劇中同様、2008年発売のHGUC「サザビー」のパーツを一部流用したキットです。
部分塗装の素組パチ組、製作期間は3日。
流用パーツは腰回り・腕部・外装の一部で、胸や脚部はほとんど新規設計。
ですが流用パーツの影響プロポーションが微妙。腰や胸が太すぎ、女性らしい体型がいまいち再現できていません。
キットの全高はMG並の凄いボリューム、明らかにサイズが大きすぎます。他のキットと並べると大変なことにw
設定画と見比べなければそれなりに格好良いのですが..やはりパーツをそのまま流用するには無理があります。全て新規設計にすべきでしたね。
色分けはなかなか頑張っており、シールさえ貼れば無塗装でも見栄えバッチリ。
要塗装箇所は肩・腰・足首バーニアの黄、脹脛・腰アーマー裏のグレーなど一部。部分塗装の箇所は少なめ、作業は楽でした。
関節はABS+ポリキャップ。
可動範囲はやや狭め。肘・膝は90度ほどと四肢の可動は標準的ですが、股間部の可動は今ひとつ。
大人しめのポージングしか出来ず、格闘が得意な機体としてはちょっと物足りない感じですね。
関節保持力はややキツめ、ポーズの保持は問題ありません。
倒れやすくはないですが、足首が小さく接地性は微妙。専用スタンドが付属するのでディスプレイには問題なしです。
バックパックやリアスカートのファンネルラック、脹脛のバーニアは自在に可動。
モノアイも可動します。
付属の武器は大剣スイートソード、スイートシールド、ビームサーベル。
スイートソードはビーム刃が大きく、迫力があります。柄は持ち手にぴったりフィット、武器の保持も問題なしです。
サーベルはシールドにマウント可能。ビーム刃は上下両方に接続できます。
サーベルのビーム刃を爪先にセットし、ビームキックも再現可能。
手首は左右の武器持ち手、左のみ平手が付属。余剰パーツで銃持ち手も再現できますが、銃がないので使い道がありません。
以下、写真いろいろ。
背面。背中のバーニアはサザビーの肩パーツ。バーニア内部は黄色にアレンジ。
大剣スイートソード。
スイートシールド。サザビーのフロントスカートを流用。
ビームサーベル。
ビームキック。
上半身アップ。
原型機サザビーとのパーツ共通化で微妙なスタイルになってしまったキット。
キットの構造自体はほとんど問題無いだけに、惜しいですね。
出番が少なく印象も薄めの機体ですが、サザビーが好きな人なら買って損はないかもしれません。
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