ガンプラ: RE/100 ザクII改2019年11月16日

こんばんは。

生存確認を兼ね、実に久しぶりの更新。
今日はガンプラネタです。

..ガンプラ作るのも実に10ヶ月ぶり。
一度サボりぐせがつくとなかなか治らんねw

RE/100 ザクII改
MS-06FZ「ザクII改」

OVA「ガンダム0080」に登場、ガンダムを倒した?「普通の」ザクです。
雑多なMSの操縦方法や規格を統一する、ジオンの統合整備計画により改良されたザク。ビーム兵器こそ使えないものの、出力の強化や装甲の改良により性能は連邦のGMに匹敵するまでに向上。ただし生産開始が終戦間際だったため配備数は少ない。

ちなみに、OVA公開当時は単なるザクのはずでしたが、プラモ化に際しバンダイの意向で改良型という扱いに。
名称のザク改とか形式番号の06FZもすべて後付設定ですw


キットはバンダイのRE/100、スケールは1/100。2019年発売、お値段3,500円。

外観は手足が細く肩幅の広いゴリラ体型。あまり格好良くはないですが、劇中の雰囲気はよく再現できてると思います。
細部の色分けはバーニア内部まで別パーツでほぼ完璧、ディティールも過剰にならない程度に微細で良い感じです。

なので今回は部分塗装は細部の修正のみ、組み立て期間は3日。

従来のRE/100で使われていた共通ポリキャップは廃止され、関節はポリキャップ無しのKPSの組み合わせに変更。あいかわらずパーツ数は少なめですが関節構造はやや複雑化、組み立ても若干難しくなったかも。
粘りのあるKPSの組み合わせにより関節の保持力は向上。引き出し機構などの多用により可動範囲も広め、ポージングが楽です。
動力パイプは軟質素材で可動を妨げません。

付属の武器はマシンガンとヒートホーク、それに腰にグレネード3個。
マシンガンはマガジンの分離が可能、予備マガジンは腰に収納。ディティールは精密ですが両手持ちはできません。
ヒートホークは腰にマウントでき、差し替えで柄が伸縮。刃のパーツが2個付属するので、収納状態(銀)と発熱状態(オレンジ)に塗装してみました。
グレネードは4個付属、差し替えで投擲状態も再現できます。
量産機にしては付属武器はちょっと少なめ、バズーカやシュツルムファウストなんかも欲しかったですね。

手首は両手の握り拳、右の銃持ち手、左の平手の4種が付属。
ただし手の甲パーツが2個しかないので、差し替えがやや面倒です。

頭部は劇中の平べったい通常型のほか、角のついた隊長機仕様、大きめのフリッツヘルム型の3種から選択式。モノアイも可動します。


以下、写真など。
RE/100 ザクII改
MNP-80マシンガンを構える。
RE/100 ザクII改
背面。強化されたバックパック
RE/100 ザクII改
ヒートホーク。色分けが素晴らしい
RE/100 ザクII改
ヒートホーク赤熱状態。ALEXと最終決戦
RE/100 ザクII改
脚部のバーニア群。足裏バーニアのみ要塗装
RE/100 ザクII改
頭をフリッツヘルムに。よりミリタリーテイストあふれるデザインに
RE/100 ザクII改
他キットより拝借したラケーテン・バズ
RE/100 ザクII改
バズーカ発射。
RE/100 ザクII改
頭部アップ。モノアイはクリアパーツ、左右に可動。
RE/100 ザクII改
フリッツヘルムをアップで。


特別なギミックがない分作りやすく、MGと並べても遜色ないディティール、可動範囲も広めで動かしやすい佳作キットです。

以上、RE/100「ザクII改」でした。
ではまた。

ガンプラ: HGUC ペーネロペー2019年11月17日

こんばんは。

急に涼しくなってきました。最近は秋を通り越して冬になる感じ。

さて、連日のガンプラネタ。
今日は大物ですw

HGUC ペーネロペー
RX-104FF「ペーネロペー」

小説「閃光のハサウェイ」に登場するライバル機。
ミノフスキーフライトにより、空中を超音速で飛び回る怪獣ガンダムです。

大型ながらシンプルな本体「オデュッセウスガンダム」と飛行ユニットが合体した形態。異様な巨体は手脚のついたMAといったところ。
ビームバリアを展開して空力抵抗を軽減し、ミノフスキー粒子を推進力とするミノフスキーフライトシステムで超音速航行を実現。大型高出力機ならではの大火力とサイコミュ誘導のファンネルミサイルで無敵の制空力を発揮する。
劇中では主人公機「Ξガンダム」と激戦を繰り広げた。

HGUC ペーネロペー
キットはバンダイのHGUC、スケールは1/144。2019年発売。
前後・左右に長く伸びた巨体で、大きさは並のMG以上。お値段も6,800円とあらゆる意味でw超大型。

立体化・アニメ化を一切考慮しない、デザイナーの勢いにまかせた異形のデザインを格好良くアレンジ。
差し替えながら複雑な合体変形を再現、迫力あるキットとなっています。
個々のパーツは大きいですが点数はさほど多くなく、HGらしい組み立てやすさ。見た目の割には重量も軽く、安定して自立します。
装甲裏など細部のディティールも見えるところはきちっと再現。色分けも翼端など一部を除きパーツで再現されており外見は文句なしです。


今回は翼端・機種センサーなどごく一部のみ部分塗装、組み立て期間は4日。

関節はポリキャップ無し、KPSの組み合わせ。
関節可動範囲・保持力とも標準的といったところ。ただし合体時には各部が激しく干渉、ポージングはほぼ不可能です。
本体が比較的軽く、また個々のパーツはロック機構があるため保持力も良好。尻尾で機体が支えられるため安定性も高く、飾って楽しむ分には問題なしです。
付属のスタンドは小さめですが飛行形態をなんとか保持可能。ジョイントが独特なため、別売りのスタンドを使うには工夫が必要です。

合体は差し替え式。
各部はジョイントでロックされるため安定しますが、組み換えはやや面倒。分離形態ではフライトユニット側は専用ジョイントパーツで固定します。

肩のビームキャノンはフレキシブルに可動、先端にビーム刃を取付可能。
肩装甲の差し替えでファンネルミサイルの発射状態も再現できます。

付属の武器は両腕のコンポジット・ウェポンユニットとビームライフルのみ。
ウェポンユニットは各部が可動し射撃形態やサーベル形態を再現。ビーム刃は2本付属。ビームライフルは特にギミックはありませんが、複雑な色分けはパーツできっちり再現されています。
手首は両握り拳、両平手、右のみ銃持ち手が付属。


以下、写真いろいろ。
HGUC ペーネロペー
大迫力の合体形態「ペーネロペー」
HGUC ペーネロペー
背面。長い尻尾と角が目立つ
HGUC ペーネロペー
側面より。前傾すれば両足だけでも自立可能
HGUC ペーネロペー
普通のMS(ギラドーガ)と大きさ比較。怪獣ですw
HGUC ペーネロペー
合体時には手脚はほとんど動かせません
HGUC ペーネロペー
高速飛行形態フライトフォームに変形。手足を伸ばしただけですが
HGUC ペーネロペー
フライトフォーム背面。装甲裏の黄色いフィンが綺麗
HGUC ペーネロペー
合体・分離時は各パーツを分解
HGUC ペーネロペー
本体、オデュッセウスガンダム。なかなかシンプル
HGUC ペーネロペー
背面。大きなスカートが特徴。
HGUC ペーネロペー
ビームライフルで射撃。分離形態ならポージングも自在
HGUC ペーネロペー
攻防一体のコンポジット・ウェポンシステム
HGUC ペーネロペー
分離した飛行パーツ、FF(フィクスド・フライト)ユニット
HGUC ペーネロペー
FFユニット側面。長いです
HGUC ペーネロペー
FFユニット背面より。薄くなっていかにも空飛びそうな感じw
HGUC ペーネロペー
アップで。顔はほとんど埋まってます


異形のデザインをよく再現した迫力あるキット。
ポージングは楽しめませんが、飾って楽しむ分には大満足といえます。

HGUC「ペーネロペー」でした。
ではまた。

ガンプラ: HGUC マドロック2019年11月25日

こんばんは。

今日も懲りずにガンプラネタです。

HGUC マドロック
RX-78-6 ガンダム6号機「マドロック」

一年戦争終盤に開発されたガンダムの改造機。
両肩の大砲など外見こそ支援機っぽいが、あくまで白兵戦メインの機体。火力は強化されたが装甲や運動性は通常のガンダムと変わらない。
戦闘時間の延長を主眼に、補助兵装として背中に通常弾のキャノン砲、両腕にグレネードランチャーを搭載。重量増加に対応するため両脚に大型ブースターを増設、地上でのホバー走行が可能となった。

ゲーム「ジオニックフロント」に登場する悪役ガンダム。ゲームやアニメ・漫画の新作が出るたび際限なく増えていくガンダムのバリエーション機です。
ガンダム+ガンキャノンな見た目はまんま「ぼくのかんがえたさいきょうのガンダム」ですねw

キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。2019年発売。プレミアムバンダイ限定キットです。

他キットの流用ではなく、中身は完全新規パーツ。
首パーツがポリキャップむき出しなど、設計は少し前のキットという感じ。ですが外観やギミックは最新キットと比べても見劣りしないので問題なしです。
パッケージ・説明書はモノクロ印刷で、機体解説もありません。
..モノクロなのは構わないが、カラー解説ぐらいはつけるべき。どうもプレバンは手抜き感が強いです。

やや腰が細い気もしますが、プロポーション・ディティールとも概ね良好。
肩アーマーと脹脛ブースターは差し替え式で、素体ガンダムに近い未完成形態も再現可能です。
各部の色分けは今ひとつで、脚・バックパックのバーニアの黄色、腰回りのグレーなどは要塗装。パーツが一体成型で塗り分けは結構面倒です。
瞳のシールは緑と赤の2種付属。今回は悪役っぽい赤目にしました。

関節はポリキャップとKPSの組み合わせ。関節可動範囲・保持力は良好。
足首の可動域は狭いものの接地性も及第点。極端なアクションでなければ、たいていのポージングはこなせます。
背中のキャノン砲は上下に回転、水平に近い位置まで動きます。
脚部の増加ブースターも回転可動、劇中のホバー推進シーンが再現できます。

付属の武器はビームライフル、シールド、サーベル2本。
ディティールは良好ですが特別なギミックはありません。
手首は両握り拳と右のみ銃持ち手が付属。


以下、写真いろいろ。
HGUC マドロック
改造途中の未完成形態
HGUC マドロック
サーベルを構える。ガンダムの直系らしいシンプルでスマートな姿
HGUC マドロック
足と肩にブースターを増設した完成形態
HGUC マドロック
背面より。キャノン砲一体型のバックパックが大迫力
HGUC マドロック
脚部ブースターでホバー推進
HGUC マドロック
エネルギーパック式の試作ビームライフル
HGUC マドロック
キャノン砲で水平射撃。どこに砲弾が入っているかは謎w
HGUC マドロック
立膝も余裕でこなせます。シールドはジムコマンドと共通の汎用品
HGUC マドロック
ビームサーベルで飛び込む。接近戦こそガンダムの真骨頂です
HGUC マドロック
アップで。「への字」のない口と赤目で悪役っぽさ倍増


斬新なギミックは一切なく色分けも微妙。しかし基本はしっかりした佳作キットです。
唯一残念な点はプレバン限定ってところですが、知名度を考えればやむなしか。

以上、HGUC「マドロック」でした。
ではまた。