2019年面白かったゲーム・ポイント&クリック編 ― 2019年12月29日
こんばんは。
年末です。
大掃除ですよ。いや一年に溜まった埃の多いこと、金はたまらないのにゴミだけは増えていくw
さて、前回に引き続きゲームの紹介。
今日は脱出ゲームとかアイテム探しの類、お気軽に楽しめるポイント&クリック系ゲームです。
異常者に監禁された主人公。行方不明の妹を探し出し、不気味な館からの脱出をめざします。
サイコな雰囲気の際立つ3D脱出ゲーム。
移動はFPS、探索やパズルは視点固定に切り替え。章立てで各マップは小さく、ボリュームはほどほど。しかし演出に凝っているので遊びごたえはあります。
日本語訳もほぼ完璧。雰囲気が秀逸で、映画のようなスリラーが楽しめます。
ドット絵のかわいい、国産脱出ゲーム。
最初は周囲がぼやけており、調べると段々と詳細な輪郭がわかるようになります。
操作はキーボードのみ。ボリュームは短くアイテムも少ないですが、その分謎解きは凝っていてやや難しめ。変わった脱出ゲームを楽しんでみたい人におすすめ。
↑探索を進めると、徐々に部屋が鮮明になってくる
ポップな絵柄が特徴のポイント&クリックゲーム。
顔のような箱のあちこちをクリックし、様々に変化するギミックを楽しみながら謎をときます。
テキストは一切なし、ユニークなギミックで勝負する感覚的ゲーム。ボリュームは少なめですが、息抜きがてらお気軽に楽しむには丁度良いかも。
島のあちこちをクリックしながら、隠れたネコを探すだけのゲーム。
最初のHidden Pawsはトゥーン調、2作目のHidden Paws Mysteryはリアル調の絵柄。しかしゲーム内容は同じ。
操作にかなり癖がありますが、慣れれば問題なし。視点を変え、箱を窓を開けながら猫を探し出します。
島は小さいですが、ステージ数は多めなのでボリュームはそこそこ。
猫の鳴き声や姿にひたすら癒やされます。
↑Hidden Paws。絵柄はトゥーン調
主人公はレオナルド・ダ・ビンチの弟子。行方不明の師匠を探すため、からくりだらけの工房を探索します。
画面は3Dですが、移動も含め全てをマウスで行うポイント&クリックゲーム。視点を変えつつ、パズルを解き複雑な仕掛けをクリアしていきます。
後述のThe Roomに比べるとアイテムが見つけにくかったり、面倒なパズルがあったりと難度はやや上か。ボリュームは十二分に多く、遊びごたえがあります。
現代的な大邸宅から脱出する、アドベンチャー仕立ての脱出ゲーム。
移動や操作はFPS方式ですが、アクションは一切ありません。清潔感あふれるが薄暗い無人の邸宅を隅々まで探索し、アイテムを集め謎を解いていきます。
日本語訳がないので、ヒントの読み解きには若干の語学力が必要。
邸宅は広くはないものの構造は複雑、パズルも多くボリューム十分、難度は高めです。物語や演出はあっさりめ、ゲームは謎解き中心です。
手応えのある脱出ゲームを楽しみたい方におすすめ。
監禁された3人の男女が、地下牢から脱出するゲーム。別々の場所にいる3人の主人公を切り替えながら操作し、時には連携しながら謎を解いてきます。
前作同様、操作はFPS方式。ストーリーに繋がりは一切ありません。
マップはやや狭いものの、パズルは複雑で難度やボリュームは十分。若干の語学力も必要です。
舞台が地下なのでグラフィックに綺麗さが感じられないのが難点か。前作よりも謎解きはスッキリ洗練された印象で、遊び応えは十分です。
ウサギのぬいぐるみが幻想的な世界を冒険する、アイテム探しゲーム。
手書き風のグラフィックやユニークな造形が可愛いです。テキストは一切なし、子供でも安心して遊べますね。
アイテム探しの要素は少なめ、パズル中心のゲーム。ちょっとした見落としが多く、ヒントもないので(アイテム探しとしては)難度はやや高めか。
グラフィックや演出が楽しい、お気軽に楽しめるカジュアルゲームの佳作です。
からくりに囲まれた不思議な空間からの脱出を図る、ポイント&クリックゲーム。
以前紹介したThe Roomの続編ですが、話に繋がりはありません。
すべての操作をマウスのみで行い、複雑な仕掛けを解いていくゲーム。今作では1つの部屋に点在する複数のからくり仕掛を並行して調べていきます。
アンティーク家具のような美しいからくりのギミックが楽しく、ボリュームも十分。パズル好きにはたまらない傑作だと思います。
からくりゲーム第3弾。
今作では各ステージを繋ぐハブとなる大きな屋敷が登場。屋敷内を探索しながら、次のステージへとつながるパズルを解いていきます。
アンティーク調の美しいグラフィックやゲームシステムは従来同様ですが、移動範囲が増え大掛かりなギミックも登場。ボリュームは前作以上で遊びごたえも高いです。
Rusty Lakeという湖にまつわる物語を集めた、脱出ゲーム系アドベンチャー。
画面を切り替えながら部屋の四方を探索する、典型的なポイント&クリックの脱出ゲーム。多くの短いエピソードからなる章立ての構成なので遊びやすいです。Roots以降は完全日本語対応。
手書きの絵柄はソフトですが、内容はなかなかエグいので注意。
上記以外のシリーズも多数あり、Flash版は無料でプレイできます。
↑Rusty Lake Hotel。湖の中央に建つホテルで、晩餐会の用意をする
↑Rusty Lake: Roots。湖のほとりに住む一族の歴史を描く連作
↑Rusty Lake Paradise。パラダイス島で、呪われた一族の秘密を探る連作
↑Cube Escape Paradox。部屋に監禁された刑事の記憶と脱出を描く外伝的作品
行方不明の弟を探し、奇妙な世界を冒険するアドベンチャーの連作。
いくつもの画面を移動しながら探索する、ポイント&クリックのゲームです。マップ構成は広大かつ複雑、同じような場面も繰り返し出てくるので迷わないよう注意です。
手書きの味のある背景で、奇妙かつ壮大な異世界が描かれます。物語はあっさり目ですが謎解きは複雑。
無料で遊べるFlash版も存在しますが、製品版には動作保証と(不完全ながら)日本語訳もついてきます。
↑The Underground City
↑The Forest
↑The Refuge
最近のコメント