Tank Mechanic Simulator ― 2020年09月04日
名前のとおり、ひたすら戦車を修理するだけのゲーム。
壊れた戦車を発掘し、足りない部品を追加、サビを落とし塗装してリストアするのが目的。
なぜ戦車を修理するのかなど背景は一切説明無し。
どうもこの世界では戦車がブームになってるらしく、修理依頼が休み無く送られてきますし、畑には大量の戦車が廃棄されている様子。
えらくシュールな世界観です。きっと戦車道とか流行っているに違いないw
戦車のグラフィックはなかなかリアル、内部も含め細かな部分も精密に再現されています。
作業自体はプラモデルを作るような感覚で大胆に簡略化され、予備知識など一切不要。
足りないパーツはショップで購入したり、ジャンクパーツから再生したりもできます。
錆落としや塗装はスプレーでさっと一吹き。色を塗替えオリジナルカラーの痛戦車も作れますw
操作性はおおむね良好、戦車1台の修復にかかる時間は30分前後。
日本語は機械翻訳ですがゲームに支障はありません。
背景はちょっとした町工場。外にはスクラップ置き場が広がります。
ごく普通の工場で戦車を組み立てるってのもかなりシュールな光景w
戦車の発掘作業では片田舎の農村や林をジープで移動。
金属探知機やドローンを頼りにスコップで地面を掘っていきます。戦車を発見できたら重機やレッカー車を呼び出して発掘完了。
レストアして売ったり、部品取りに解体したりと自由に扱えます。
レストアした戦車は博物館で展示したり、(操作性はいまいちですが)外のグラウンドで試乗や試し撃ちも可能。
ですが戦闘や経営などの要素は一切なし、基本的には戦車を修理するだけです。
登場する戦車は第二次大戦の車輌のみ、しかも独米ソの3国で15種類と少なめ。
仕様の変更や改造なども一切できず、ひたすら同じ作業の繰り返し。
車輌の追加や新たなイベントの追加など、さらなる充実が望まれます。
戦車の作り込みは圧巻の一言。眺めるだけでも楽しめます。
昔戦車のプラモを作っていたミリオタなら、ハマると抜け出せない怪作ですw
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