The Room 4: Old Sins ― 2021年02月14日
こんばんは。
昨夜の地震は久々にびっくりですね。東京でこんなに揺れるのは10年ぶり。
さいわい家にも、部屋のガラクタにも被害はありませんでしたが。
気を取り直して、本日のゲームレビュー。
からくり箱を開けるパズルゲームの第4弾。
FPS視点で描かれるからくり細工を調べ、部屋に隠された様々な仕掛けを解き明かしていきます。
今作の舞台はドールハウス。模型の部屋に入り込み内部を調べながら、失踪した住人の遺した秘密を探ります。
スマホアプリから遅れること2年、やっとPCに登場。ゲーム内容はアプリと全く同じですがグラフィックは格段に向上しています。
ゲームシステムは従来のシリーズと同じ。移動や探索を全てマウスのみで行うポイント&クリック形式です。
隠された痕跡を発見できるレンズも健在。レンズを通して見えないシンボルを調べたり、オブジェクトの中に入り込んだします。
今作の舞台となるドールハウスにはいくつもの小部屋があり、レンズを介して部屋を移動しながら謎を解いていきます。
部屋数が多く前作に比べ調べる箇所は増えてますが、部屋間の移動はダイレクトでわかりやすく迷うことはありません。個々のパズルも過去作に比べやや簡単。
住人の遺した手記でストーリーが語られますが、残念ながら日本語はなし。読解に結構な英語力が必要かも。
ただし謎解きにテキストは一切必要ないので攻略に支障はありません。
前作のようなエンディングの分岐はなし、ややあっさりめな展開でゲームは終了します。ボリュームは多いものの、謎解きや展開はちょっと物足りない気もしますね。クリアにかかった時間は4時間ほどでした。
次々と変化するからくりは見てて楽しく、シリーズを重ねシステムも洗練されてるので完成度は高いです。パズルに関係ない細かな部分まで作り込まれてた画面も見事。
値段の割にボリュームも多め。難度は従来より若干低めですが簡単すぎることもなく、パズル好きなら間違いなく楽しめる傑作だと思います。
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