The Sojourn2021年03月25日

こんばんは。

桜も咲いて春めいてきました。
花粉だらけの毎日、鼻は出るし目が痒くてたまらん。薬なしじゃ外にも出られなし、おまけに猛烈に眠くなる。何やるにもまるで集中できず、ゲームも遅々として進まず。
というわけで、休み休みでやっとクリアしたゲームの紹介です。



The Sojourn
スワップ(位置替え)を駆使して空中回廊を踏破するパズルゲーム。

舞台は中空に浮かぶ回廊で繋がれた遺跡。
主人公は闇のエネルギーを得ることでスワップや様々なステージギミックを作動させ、崩壊した回廊を渡っていきます。
闇のエネルギーを得られる場所はごく僅か、またすぐに枯渇してしまいます。限られたエネルギーを手順よく補充し、正確にギミックを作動させることがゲームの要です。

FPS視点で描かれる画面は(定番の)ローポリゴンですがなかなか美しく雰囲気十分。ダイナミックに変わりゆく光と闇のコントラストが秀逸です。
崩れかけた遺跡や幻想的なエフェクトはかなり綺麗ですが、同じような景色が多くロケーション変化はちょっと少なめかも。

ステージ間では石像や短いメッセージである男の波乱の人生が描かれます。
とはいえ会話などのアドベンチャー要素は一切なし、ルートも一本道で淡々と進行。あくまで雰囲気を盛り上げるための演出で、ゲームは純粋なパズルゲームです。

ステージは狭いですが見た目以上に複雑。クリアに数十分かかるような高難度ステージも多く、試行錯誤が心ゆくまで楽しめます。
アクション性や戦闘要素は一切なし、タイミング勝負の場所は多いもののシビアな箇所はほとんどなし。論理的思考とひらめきが重要です。
マップ数は70ほど、クリアには20時間以上かかりました。
(一応収集要素があるので)後からマップ選択ができないのが唯一残念なところ。

手応えのあるパズルを楽しみたい人におすすめしたい、なかなかの傑作です。
The Sojourn

The Sojourn

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The Sojourn

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The Sojourn

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The Sojourn

ではまた。