ゲーム紹介: 2025年3月2025年04月06日

こんばんは。
桜の季節ですね。ついに来ましたよ、花粉が。鼻は出るし目も喉も猛烈にかゆい。頭がボーっとするのにろくに眠れない夜が続きます。
さて今回は3月に遊んだゲームで面白かったものを紹介。

3D Escape Room: Detective Story
(Steamレビューより転載)
部屋を探索し様々なからくりに挑む、The Room系の3Dパズル。
一昔前の洋館を舞台に、犯人の遺留品を探す探偵が主人公。とはいえ台詞は幕間の電話などごくわずか、推理やサスペンスの要素はない。
探索や移動は全てクリックで行うポイント&クリック方式。豪華なアンティーク家具や奇妙なからくり箱はフル3D、視点変更しながらスイッチやアイテムを探す。探索箇所は少なく親切なヒントもあるので見落としは起きにくい。
ミニゲームなどのパズルはやや面倒なものが多め。ルールの解説がないため解法がわからないものも2箇所ほどあった。スキップは可能なので詰まることはない。
誤操作したり画面を思い切りドラッグしてもなかなか蓋が開かなかったりと、ドラッグ操作にはやや難あり。
現時点では日本語はないが、おまけ程度のストーリー以外にはテキストはほとんどなく攻略に支障はない(このメーカーの過去作には日本語があったのでいずれ実装されるかもしれない)
アンティーク風の背景や次々と変化していくからくり箱などの探索が楽しい。パズルは面倒だが理不尽というほどではなかった。全5章でクリアには5時間と、価格の割にボリューム十分。からくりパズルが好きな人にはおすすめ。
3D Escape Room: Detective Story

3D Escape Room: Detective Story

3D Escape Room: Detective Story

3D Escape Room: Detective Story

3D Escape Room: Detective Story

3D Escape Room: Detective Story
ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)
突如ダンジョンが出現したオーストリア?の地方都市ヒンターブルグ。主人公はレジャーとしてダンジョン制覇に挑む。
TPS視点のアクションRPG、動作は軽め。現代ヨーロッパの田舎町や高低差の激しい立体的で奇妙なダンジョンがトゥーンレンダリングで描かれている。
昼はダンジョン探索、夜は街で人々と交流する一日を過ごす。
ダンジョンは複雑な立体構造、戦闘よりもルート探索のパズルやアクションがメインとなる。魔法やギミックを駆使して複雑な迷宮を踏破する。バラエティ豊かで極端にシビアな箇所はなく程よい難易度。
戦闘は剣を使ったアクション。難易度は低く適当にプレイしても力押しでなんとかなる。ダンジョンは細かくチェックポイントで区切られ、落下や敗北で死んでもすぐにリカバリする。
街は観光客の多いごく普通の観光地といった感じ。住人と交流することで信頼を深めステータスアップや強力なアイテム・能力が手に入る。街でのイベントで隠されたストーリーが徐々に明らかになる。
ダンジョンは全26個、寄り道無しなら20時間ほどでクリア可能。住人の信頼や全実績をとるには30~40時間かかる。
登場人物は男か女かもわからない変人多め、人生や友情についてのつまらない会話には辟易するがLGBTQや多様性の押しつけはない。日本語訳はほぼ完璧。街での交流は面倒だがダンジョン探索は面白い。誰も死なず暗さもなく、軽快な冒険やパズルを楽しみたい人に強くおすすめ。
ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)

ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)

ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)

ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)

ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)

ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)

ヒンターベルグのダンジョン (Dungeons of Hinterberg)
iDigging
ひたすら地面を掘るだけのシミュレータ。妻が出ていったことでブチ切れた主人公が、ヤケになって庭を掘り進んでいく。
画面はFPS視点、スコップやドリルで地面をひたすら地下へと掘削していく。サクサクと削れていく地面がなかなか心地よい。デフォルメされたローポリなグラフィックで動作は軽め、土の汚れなど汚さは一切感じない。
地中に埋まった鉱石や家具などを換金し掘削用具を強化していく。地下は暗いし危険な生物もいるため、照明や回復薬などの消耗品も必須。定期的に訪問し妨害する警官や隣人もいる。
マルチエンディングで数時間でクリア可能。難しい要素は一切なくいつでもセーブ可能、警官などを無視できるオプション設定もあるので気楽にプレイできる。地中の構造物や特殊イベントはランダムなので、周回プレイも楽しめる。
まだ先行アクセスなので未完成だが、今後さらに色んな要素を追加する予定らしい。気軽にプレイできるシムが好きな人におすすめ。
iDigging

iDigging

iDigging

iDigging

iDigging

iDigging
The Last Cube
立方体を転がしゴールを目指す3Dパズル。
立方体の各面にはダッシュ・回転・複製・テレポートなど様々な能力を発揮するシンボルを刻印できる。また刻印はステージギミックを操作する鍵となる。刻印とマップのシンボルが一致するようキューブを上下左右に転がし、立体的で複雑なステージを脱出する。
画面は空中に浮かぶ立体通路。シンボルがネオンのようにまばゆい幾何学的な迷宮で森林や洞窟などロケーションも豊か。動作は軽快、視点は限定的ながら回転も可能。
一部タイミング要素もあるが基本的には試行錯誤重視の思考型パズル。正確な手順が重要で、面と刻印を合わせるため何度もキューブを転がすことになるだろう。
難易度は標準的。数面で構成されるエリアが全部で7つ、クリアには14時間かかった。シークレットステージや制限付きチャレンジなどやり込み要素もあり。
日本語訳はほぼ完璧だが、テキストは背景説明のみでストーリーらしきものはない。
アクションではなくパズルをじっくりと楽しみたい人向けの傑作。
The Last Cube

The Last Cube

The Last Cube

The Last Cube

The Last Cube

The Last Cube
POOLS
水に覆われた迷宮を彷徨うウォーキングシム。先月紹介したLimnalCoreと同じようなゲームだがこちらが元祖。一切のストーリーも敵もなし、ただひたすら歩くだけ。
舞台は清潔ながら薄暗い無人の屋内プール。タイル張りの幾何学的な空間が延々と続く。複雑な構造で重力が歪んだりワープポイントなどもあるが、ランダム要素や鍵開けなどはなく歩いていればそのうちクリアできる。
動作は軽快、ダッシュが可能で移動速度もそこそこ速い。標準ではレンズやフィルムグレインなどの画面効果があるが消すことも可能。今回のスクリーンショットでは画面効果はかけていない。
LimnalCoreに比べると迷宮の仕掛けは優るが、ロケーション変化はやや寂しめか。
全6章でクリアには5時間ほど。テキストやストーリーは一切ないが、プレイヤーの想像力を掻き立てるような印象的なシーンが多め。孤独な雰囲気を堪能できるウォーキングシム。
POOLS

POOLS

POOLS

POOLS

POOLS

POOLS
Yasuke Simulator
戦国時代末期、黒人でありながら織田信長の家臣として乱世を駆け抜けた伝説の侍を圧倒的なスケールで描いた歴史アクション。正確無比な歴史考証とリアルなアクションが楽しめる超大作。
..という謳い文句の戦国アクションゲーム。機銃を片手にバイクで城や新幹線を疾走するバカゲー。実際のゲームはステージクリア式のアクション。爽快感はあるが、操作性が劣悪なためク◯ゲーすれすれのかなりの高難度になっている。
日本人にろくな検証もさせずに恥ずかしくもなく歴史インスパイアを名乗る某有名シリーズと違い、(思い込みを含め)日本への迸るような愛情を感じる怪作。値段も某タイトルの1/10以下で意外とボリュームもある。日本語訳がないのが唯一残念なところ。
買うべしw
Yasuke Simulator

Yasuke Simulator

Yasuke Simulator

Yasuke Simulator

Yasuke Simulator

Yasuke Simulator


ではまた。