ガンプラ:SDCS ナイチンゲール2018年07月20日

こんばんは。
今日もまたガンプラ。積みプラもだいぶ消化されてきたな..

SDCS ナイチンゲール
MSN-04II「ナイチンゲール」

小説版「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場する、シャアの乗機。
劇場版の「サザビー」にあたる機体で、アムロの「Hi-νガンダム」と最終決戦を繰り広げた。
前後に異様に長い機体は、MSというより手脚のついたモビルアーマーと言ったところ。
高い推進力・火力を誇るが接近戦はやや不得手。サザビー同様ファンネルによるオールレンジ攻撃が可能で、ファンネル自体の火力も高い。
劇場版のサザビーよりだいぶ強めに描かれ、(最初は)アムロを圧倒した。

バンダイの新たなシリーズ、「SDガンダム クロスシルエット」のキット。
内部に全キット共通のSDフレームを使い、外装パーツを付け替えることが可能なシリーズ。従来のSDキットより広い可動範囲を持ち、外装パーツの組み換えで手脚や各部の交換も可能。
SDCS ナイチンゲール
これがSDフレーム↑

また、別売りのクロスフレームを使えば頭身が高くなりさらに広い可動が実現できます。
従来のSDシリーズに比べ頭身がスマート、ディティールもシャープさが増し格好良い感じがします。
ただ今までの2頭身キットとは見た目が揃わず、並べるのは無理があるかも。
可動範囲については関節が若干増えた程度、ポージングなどは相変わらず今ひとつ。パーツ数が少ないのは変わらないので武器や細部はやはり適当です。
その分作りやすいし、値段も手頃ですけどね。


今回も部分塗装の素組パチ組、製作期間は2日。
前後・左右に長く伸びた怪獣のような体型をよく再現、SDなのに迫力があって格好良いです。デフォルメによって各部のディティールが圧縮されたため、オリジナルの間延びしたのっぺり感も無くなってますね。
胴体のモールドは細かいですが、細部はSDらしく大胆に省略。銃やプロペラントタンクの肉抜き穴など粗も目立ちます。価格を考えればやむ無しか。

色分けはSDにしては頑張ってますが、バーニア内部の黄は要塗装。今回はタンク類の赤ライン、動力パイプのメタリックグレイなどをアレンジで部分塗装しています。

可動の軸となるSDフレームはKPS製。各部関節はボールジョイントで、ポリキャップは使用しません。
フレーム自体はまあまあ動きますが、外装をつけると可動範囲はごく狭め。ポージングなどは絶望的です。
両脚に加えスカートアーマーで機体を支えるので安定性は抜群です。

付属の武器はメガビームライフルとシールドのみ。どちらも各部と干渉しやすく、取り回しは面倒です。
ライフルはほぼ一体成型、肉抜きが目立ちます。銃口は塞がっているので適当に穴を開けました。


以下、写真いろいろ。
SDCS ナイチンゲール
正面。高さは今まのでSDキットと同じですが、前後・横幅はMG並。
SDCS ナイチンゲール
背面。タンクの肉抜き穴がちょっと目立つ。
SDCS ナイチンゲール
横から。まるで宇宙船のような感じ。
SDCS ナイチンゲール
高出力のメガビームライフル。
SDCS ナイチンゲール
下から。全身のバーニアと巨大なタンクが特徴。
SDCS ナイチンゲール
ファンネル発射。
SDCS ナイチンゲール
胸部アップ。モノアイはクリアパーツ、左右に可動します。


デフォルメがうまく効いて、見た目はかなり良好。
しかし可動やギミックは申し訳程度、プレイバリュー低め。サーベルなど多様な武器をつけるとか、スカートの隠し腕とかが再現されていれば良かったのに。
飾って楽しむキットですね。

以上、SDCS「ナイチンゲール」でした。
ではまた。