ゲーム紹介: 2025年4月 ― 2025年05月05日
こんばんは。
魔法のホウキに乗って島を飛び回る、見習い魔女のお使いアドベンチャー。
画面はTPS視点、デフォルメされたキャラや色鮮やかな背景は見やすく動作は軽快。舞台となる島は小さいが高低差が激しく、複雑なルートをアクロバティックに飛ばなければならない。
ゲームは島民たちへの荷物の配達の繰り返し。主人公ミカは頑丈で落ちてもダメージはないが、積み荷はデリケートで衝撃や水濡れでたやすく壊れてしまう。
ホウキは滑空しかできず徐々に落ちていくので、上昇や加速は気流に乗らなければならない。操作性は良好、すぐに独特の飛翔感を楽しめるようになる。島の地形は複雑でパズル要素もあり。
明るいストーリーだがややあっさり目、クリアには5~6時間かかる。実績コンプには慎重かつ大胆な操作が必須だが、クリアするだけなら難易度は低めだろう。サブクエストや隠しダンジョンなどのやり込み要素もある。
ゲームはお使いばかりだが明るい雰囲気と軽快な飛行が楽しい。肩の凝らない明るい冒険を楽しみたい人におすすめ。
(Steamレビューより転載・追記)
立体的な迷路を踏破するパズル。
Monument Volleyを彷彿とさせるアイソメトリック画面だが、視差を使ったトリックなどは一切ない。複雑でごちゃついた細い通路をただ歩くのみ。移動プラットフォームで通路を繋げ、敵を避けながらゴールを目指す。
視点は90度単位で回転可能。高い壁に囲まれた中庭を上から眺めたりはできず、通路の出口は推測でクリックすることとなる。
難易度は低め、全50面クリアに2時間弱かかった。ロケーションの変化がなく同じようなマップが続くのが残念。価格は安いので息抜き程度には楽しめると思う。
O.W.L Projekt 2は続編だが、ゲームシステムや画面構成はほぼ1作目と同じ。新要素はワープや新たな敵などごく僅か、難易度も同じく低い。1を楽しんだ人向けの安価な追加レベル集みたいなもの。
以前に紹介したTalos Principleのリマスター版。
描画エンジンを最新のUnrealエンジンに変更、オリジナル本体とDLC「Road to Gehenna」に加え新たな追加レベル「In the Beginning」を収録。
ゲーム内容はオリジナル版と全く同じなので説明は省略し、相違点のみレビュー。
グラフィックは一部エフェクトなどは綺麗になったが、背景のテクスチャが同じなので一見して差はほとんどない。それでいて描画処理は格段に重くなっており、最高画質で遊ぶにはそれなりのPCが必要になる。
ゲームシステムではプレイの巻き戻しが可能となった。手詰まりとなっても好きな時点に巻き戻せるので便利。また面倒だったレコーダーの操作は改善され一時停止ができるので焦ることなく遊べるようになった。
本編にはステージ随所に紫の印章が追加。浮島に行くには印章を回収する必要がある。星みたいなトリッキーな隠し方もあり回収はなかなか楽しい。
Gehenna DLCにはやっと日本語字幕が追加された。コンソールの長文も完璧に翻訳されているのでやっと内容が理解できた。
新レベルBeginningは3エリアで全18ステージ。本編の前日譚となる。本編をクリアした人向けの高難度の追加レベルが楽しめる。
新たにレベルエディタが追加され、自由にマップを作成しワークショップで公開できる。しかし現時点でもユーザーレベルは150ほど、利用者が少なくやや盛り上がりに欠ける感じ。
掛け値なしに面白い傑作パズルなので、新規ユーザには強くおすすめできる。
しかし価格の割に改善された箇所は少なめ。オリジナル版のユーザは、追加レベルに興味があるなら買おう。
今月はTalos Principle: Reawakenedの後にTalos Principle 2を通してプレイ、またShip Graveyard 2のDLCを遊んだりしたので新しいゲームをやる時間がなかった。なのでレビューは少なめです。
ではまた。
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