ガンプラ:BB戦士 ネオ・ジオング ― 2015年04月03日
こんばんは。
桜が満開ですね。
きらいではないですが、最近ちょいと桜が多すぎな感じ。
どこ行っても桜ばかり植わってる..他の花だっていいと思うんだが。
それはともかく、今日のプラモ。
初のSDガンプラ、BB戦士「ネオ・ジオング」です。
「BB戦士」は、バンダイのSDガンダム専用のシリーズ。
2~3頭身にデフォルメされたキットで、アニメに登場した機体の他、三国志や戦国武者をモチーフにしたオリジナル機体などバリエーション豊か。'80年台から続くシリーズですので、種類は膨大です。
瞳のついた漫画チックなカメラアイなど、見た目も可愛らしいです。
名前の由来は初期のキットがBB弾発射ギミックを持っていたから。今では発射ギミックはありませんが、アニメ設定にはない組み換え変形など子供ウケしそうなギミックが搭載されてたりします。
内容は低年齢向けキットらしく作りやすさ最優先。パーツは大きく点数少なめ、色分けや関節可動は申し訳程度。ですが付属のシールを使えばさほど気にならないでしょう。
大きさは手のひらサイズ、値段も1,000円以下とお手頃です。
今回のキットは、OVA「機動戦士ガンダムUC」のラスボス、袖付きの巨大MA「ネオ・ジオング」。
HGUCとかだとデカすぎて置き場所に困る巨大MAでも、SDサイズなら問題ない大きさだしねw
キットは劇中同様、「シナンジュ」と合体可能な構成。コアユニットとして、別売りもされているBB戦士シナンジュがまるごと入っています。
合体するとMGキット並の大きさとなる、BB戦士としては最大級のキット。とはいえ価格は2,000円と、ボリュームの割にお買い得な内容。子供にも何とか買える値段です。
発売は2014年、発売以来品薄が続いてちょっと入手困難。
いつもの素組パチ組、製作期間は3日。
キット紹介は中身のシナンジュから。
MSN-006S「シナンジュ」
キットはほぼ3頭身。
頭があまりデフォルメされていためか、縮んでいても可愛さよりは格好良さが目立つシャープなフォルムです。胸のエングレーブのおかげで高級感もありますし。
サイズは従来のBB戦士と同じ手の平サイズ。全身のエングレーブは全てシールで再現。
モールドは結構細かく、エングレーブのラインなど細部まで再現されています。
バックパック中央のバーニアがなぜか再現されていないので、適当なジャンクパーツを接着しました。
付属のシールを貼れば大まかな色分けは出来、遠目には粗は目立ちません。
しかし細部は要塗装箇所が多め。
モノアイのクリアグリーン、バックパック先端の白、プロペラント付け根の赤、肩や腰バーニアの金、各関節・バーニアのグレーなどを部分塗装。特にバックパックの白部分は目立つのでなんとかして欲しかったですね。
キットが子供向けのためか、塗装箇所や調色などの説明が省略されわかりにくいです。
関節可動は申し訳程度。
肘・膝は動かず、各部もポリキャップの単純なボールジョイント接続で可動範囲はごくわずか。アニメのようなアクションはまず再現不可能です。
背中が重いため、自立は不可能。ディスプレイは付属の専用スタンド必須です。
付属の武器はビームライフル、グレネード、シールド、ビームサーベル、ビームトマホーク、それに単体販売には付属しなかったバズーカ。
ライフル、グレネード、バズーカは劇中のように組み換えて合体可能。ライフルは長いので、持たせるには腕を正面に持ち上げる必要があります。
シールドにはグレネード、バズーカ、トマホークをマウント可能。
ビームトマホークはクリアイエローのビーム刃が付属。接続してナギナタにすることもできます。
サーベルは一体成型で全身がクリアイエロー、なので柄は赤で塗装する必要あり。
NZ-999「ネオ・ジオング」
袖付きがラプラスの箱を巡る最終決戦に向け開発した超巨大MA。
コアユニットであるシナンジュのサイコフレームを機能拡張するサイコシャードを搭載、敵対勢力を一気に無力化するサイコフィールドを展開する。
全高100m以上の巨体には無数のメガ粒子砲やIフィールドジェネレーターを搭載、サイコフィールド無しでも圧倒的な戦闘力を持つ。6本の腕には有線式ファンネルビットを搭載、敵兵器を強制的に支配下に置くサイコジャック機能を持つ。
劇中では登場するなり圧倒的な力を見せ、ユニコーンとバンシィ両機を撃墜寸前まで追い込んだ。
..最後は何だか訳のわからん世界に突入し自滅したようにも見えたがw
キットは土台となる腰、胸、両肩の4つのユニットに分割されています。腰にシナンジュを載せ、胸と両肩で挟みこむように固定します。
各ユニットはジョイントでガッチリ固定されるのでポロリする心配はありません。
内部の空洞は意外に大きく、土台は平らなので色んな物を載せることが出来ます。ちょっと検索すれば、ねんどろいど合体など色んなネオ・ジオングが出てきますw
プロポーションは見事なデフォルメ、手脚が短く可愛らしいです。
細部のディティールはさすがに省略気味ですが、ビーム発射口などはきちんと再現され特徴をよく捉えています。
大きさは縦横ともシナンジュの2倍強、標準的なMGキットと同等。
デザイン上自立はできないので、専用スタンドが付属。スタンドはちょっと小さめ、角度変更も申し訳程度で使い勝手はいまいち。
色分けは赤とグレーのみ。肩や肘・股間のワインレッド、機関部など細部のグレーや白ラインは要塗装。
無塗装・シールのみでもぱっと見問題なしですが、腰のサイコシャード発生器などは特に目立つので別パーツで再現して欲しかった所。
メインの両腕は肩・肘・手首がボールジョイント接続ですが、可動は申し訳程度。曲げた状態だとそれっぽく見えますが、ユニコーンを挟むような動きはできません。
背中の4本腕は付け根がボールジョイント、肘は2段階の角度選択式。取り付け角度を変えることで展開状態を再現しています。
腕の内側はまんま空洞ですが、空間を活かして指(ファンネル)パーツを収納可能。
脚部ブースターは取り外し可能、関節内部のバーニアも再現されています。
両肩のハッチは差し替えで開閉、シナンジュのバズーカの砲身を取付けることが出来ます。
シールドは腰ユニットの背骨部分に取り付け。
クリアイエローのサイコシャードは大小2種類。
大型リングは腰と両肩の3点で固定、小リングはシールドを介して頭上に取り付け。
劇中より小さめですが、仏像の日輪みたいな雰囲気がよく出ています。
頭上の小リングは天使の輪っぽくてなかなかキュートw
以下、写真など。
シナンジュ、ビームライフル&シールド装備。
シナンジュ背面。バックパックの白、バーニアノズルのグレーは要塗装。
バズーカを構える。バズーカは伸縮可能。
ビームサーベル&ビームナギナタ。
ハル(外殻)ユニットを取り付け。
ネオ・ジオング正面。肩のハッチは差し替えで開閉。
無理矢理ですが、ネオ・ジオングからシナンジュの両腕を出すことも可能。
サイコシャード展開。後光がw
ネオ・ジオング背面。腕は収納状態。
背中のアームを展開。
アーム展開状態、背面より。腕の角度は限定されます。
ブースターを外して下から。スカート裏のバーニアもきっちり再現。
うまくデフォルメしつつ、雰囲気をよく掴んだ外観。サイズもバカでかくもなく、値段もお手頃。
シナンジュのかわりに色んなフィギュアを載せたり、プレイバリュー高めな佳作キットです。
以上、BB戦士「ネオ・ジオング」でした。
ではまた
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