Victor Vran ― 2015年11月10日
こんばんは。
久々のゲームネタ。最近プラモ作りをさぼって、ずっと遊んでたゲームです。
ハック&スラッシュタイプのアクションRPG「Victor Vran」です。
魔物退治を生業とする「ハンター」ヴィクター・ヴラン。旧友の消息を求め訪れた王国はは、魔物に蹂躙され滅ぼされようとしていた。
..て感じの、スチームパンク、またはゴシックホラーな世界観のRPGです。
開発はTropicoシリーズなどを手がけたHaemimont Games。
もちろん完全日本語版、Steamからの購入でも言語変更可能なマルチランゲージ。
..しかし何でもかんでもおま国にするのはやめて欲しい。鎖国されてるような気分になるわ。
ゲームの最大の特徴は、ハクスラには珍しいジャンプやローリングができる高いアクション性。
ジャンプはダンジョンの段差や亀裂を飛び越えるだけでなく、攻撃回避やスタンアタックにも使用可能。特に壁を使った連続ジャンプは、シークレット(宝箱)入手には必須。
ローリングは緊急回避に使用。ロール中は攻撃はできませんが、敵からのダメージは半減。連続ロールによって敵の包囲をかわし、間合いを広げるのは重要なテクニックとなります。
ボス戦などではこれらのアクションが必須のバランス。操作はかなり忙しく、戦闘がなかなか楽しいです。
逆に、RPGとしては戦闘スキルが少なめ。
戦闘スキルは装備している武器ごとに固定、スキルレベルによる強化などもできません。エフェクトは地味め、クールダウンがあるので連打もできず派手さに欠けます。
全体魔法に当たるデーモンパワーはチャージ制、いざというときしか使えません。
またパッシブスキルに該当するディスティニーカードは組み合わせが楽しめますが、装備制限が厳しく、プレイスタイルを激変させるほどの効果はありません。
結果として成長要素に乏しく、ゲーム中は同じスキルを使い続けることに。
ハクスラの肝、アイテム集めの要素も弱め。
武器・防具の種類が極端に少なく、ランダムで付加される効果も少なめ。
武器を自分で強化する「変成」システムはユニークですが、付与できる効果が限られるのでさほど役に立ちません。
さらにゲーム中にアイテムが落ちる個数も低く、積極的にアイテム探しをする気が置きません。
スキル成長やアイテム集めなど、ハクスラならではの収集要素が弱いのでリプレイ性が致命的に低め。
ストーリーを追い先に進むのは楽しいですが、一度クリアしたらやることが無くなってしまいますね。2周3周するようなやりこみ要素はありません。
画面は角度のついた見下ろし型のトップビュー。
グラフィックに斬新な点はありませんが、特に粗もなく見やすくできています。
動作は普段はごく軽快ですが、コインなど細かなキャラが多くなると極端に重くなることが何度か有りました。うちのPCが非力なせいかもしれませんがw
キャラはやや小さめ、迫力には欠けますが周囲の把握が楽です。敵が四方から出現し遠距離攻撃をしかけてきますので、広い視界は不可欠です。
画面はフル3Dで描かれているので回転は自在。敵の攻撃を把握したり、シークレット探しのため戦闘中に視点変更とかも必要になります。
ストーリーは要所要所での一枚絵によるナレーションで進行。
キャラとの会話や謎解きなどの要素はなく、ひたすら敵を倒しながら迷宮を突き進むのみ。物語としての楽しさは希薄です。
ゲーム内には数十のダンジョンが登場。
ジャンプを活かすため、高低差のある立体的なマップが多め。ロケーションはそれなりに多く、飽きることはないでしょう。
ゲーム中の途中セーブはできず、ゲーム中断だけでなく、町に戻るだけでも敵がリスポーンします。ですが各マップはさほど広くないので問題無いでしょう。
一度訪れたダンジョンには何度でも再訪可能、敵の強さは自分のレベルに合わせて自動調整されます。
各ダンジョンには、特定の条件をクリアするとボーナスが得られるチャレンジが用意されています。実績狙いややり込み希望の方は挑戦してみましょう。
私は全編ソロプレイで、クリアにかかった時間は25時間ほど。
難易度はノーマル、ボーナスの隠しマップ以外は全マップ・シークレットを踏破。チャレンジなどのやりこみはしていません。
主にライトニングガンで遠距離攻撃をメインに進行、ゲーム中の死亡回数は8回でした。
マルチプレイはP2P型、4人までの同時プレイが可能らしいです。
私は試していないので、マッチングや通信ラグなどの詳細は不明。
マルチプレイ中に、稀にダンジョンやアイテムが入手できるキーコードが入手可能。他のプレイヤーでもキーコードを入力可能で、特殊なダンジョンなども自由に楽しめるようです。
Steamのフォーラムにはキーコードが大量にアップされています。
以下、スクリーンショット。
装備画面。装備の種類はかなり寂し目。
ディスティニーカード。多数のカードから効果を組み合わせます。
装備する防具でキャラの外観も変更。スチームパンクな雰囲気十分。
墓所に侵入。ハンドモルタル(グレネード)による爆撃。
ゲーム中愛用したライトニングガン。
庭園での戦闘。敵は四方から来ます。
立体的な鉱山。
市街地。
サーカスの中。サイズで斬撃。
異世界に突入。写本による魔法攻撃。
アイテム収集ややりこみ要素が希薄ですが、戦闘が楽しいゲーム。
グラフィック、ゲームプレイの完成度は高め。値段の割にかなりお買い得な内容だと思います。
今後も無料DLCが配布される予定らしいので、追加シナリオやアイテム・スキルの強化などに期待したいと思います。
以上、「Victor Vran」でした。
ではまた。
ガンプラ:MG ジェスタ・キャノン ― 2015年11月30日
こんばんは。
恒例のSteamの大型セールがスタート。
今回はユーザ参加の謎企画や数時間後とのフラッシュセールが無く、ちょっと地味。
でも割引率はいつもどおり、3割~9割引きで超お買い得です。
最近は円安の影響でドル建て決済の海外DLサイトだと思いの外高値だったりしますが、Steamは円建て決済なので安心、しかも下手な鍵屋より安かったりしますし。
期限は12月2日午前3時(日本時間)まで。積みゲーを増やすチャンスですww
さて、久々のガンプラネタ。
OVA「機動戦士ガンダムUC」より、MG「ジェスタ・キャノン」です。
RGM-96X「ジェスタ・キャノン」
肩にメガ・ビームキャノンと4連マルチランチャーを増設、精密かつ強力な遠距離砲撃が可能。
劇中ではエース部隊「トライスター」のお調子者、ワッツが搭乗。OVAでは出番少なめ、目立つのは袖付きのトラップに引っかかる場面ぐらいだけどw、小説では大活躍しているらしい。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。
以前紹介した「ジェスタ」に、新規パーツを追加したキットです。
プレミアムバンダイ限定、お値段は5,000円+税+送料。
追加パーツ少なめの割に定価は1,000円増し、合計金額では尼で購入する通常版の倍ぐらいになります。やはり割高感があるよな>プレバン
素組パチ組で製作期間は4日。
中身は通常版のジェスタそのまんま。
なので可動範囲など詳しい解説は省略。
通常版に比べると、大砲や増加装甲が太くなった分干渉が激しく可動範囲はやや狭まります。接地性・安定性は問題なし。
新規パーツはバックパック上の大砲、左腕・襟・肩・膝などの装甲と銃の一部。
基本的には固定パーツで、取り外しはできません。ですがピンの切り落としなど簡単な加工で取り外せるようになります。
大量の余剰パーツを使用すれば、通常のジェスタに組み変えることも可能(成型色が違うので塗装の必要はありますが)
新規パーツも含め、色分け・ディティールはだいたい完璧。さすがMG。
要塗装箇所は襟の増加装甲のみ、後はごく細部の修正程度で済みます。
付属のマーキングシールは水転写デカールのみ。今回は面倒なので貼ってませんw
新規パーツの肩のキャノンは上下に可動。
膝のグレネードはカバーが展開しますが、弾頭を取り外すことは出来ません。
付属の大型ビームライフルは、ジェスタの標準ライフルの銃身上に大型照準器、下にグレネードを増設。照準器後部は劇中同様に可動します。縦に大きくなった分取り回しはやや窮屈。
以下、写真いろいろ。
正面。各部の増加装甲は緊急分離も可能だとか。
背面。大砲は高出力のメガ・ビームキャノンと、実弾式の4連マルチランチャー。
余剰パーツに取り替えて通常のジェスタに。
砲撃。
ビームライフル。両手持ちはできません。
ビームサーベル。
腰アーマーが干渉するので、立膝はぎりぎり。腰・膝のグレネード展開。
通常版ジェスタ(左)との比較。大分マッチョになりましたw
僚機との連携攻撃。
アップで。別売りのLEDユニットでカメラアイは発光できます。
元のジェスタが良キットだったので、このジェスタ・キャノンも完成度高め。
唯一の不満点はプレバン限定という扱いのみ。準レギュラー級のMSなんだから、一般販売にしてほしかったです。
以上、MG「ジェスタ・キャノン」でした。
ではまた。
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