ガンプラ: HGBD:R ガンダムゼルトザーム2019年12月12日

こんばんは。

もう12月だというのに、中途半端に暑かったり寒かったり変な気候が続きますね。
体調もなんだか微妙です。歳のせいかもしれませんがw

さて、今日もガンプラ。
やっと盛り上がってきたネット配信のガンダム新作「ビルドダイバーズ Re:RISE」より、悪役ガンダムです。

HGBD:R ガンダムゼルトザーム
MSF-007SS「ガンダムゼルトザーム」

エルドラ軍団を率いる?正体不明のガンダム。完全無敵のチート状態で、気まぐれに出現しては主人公らを強襲、何も言わずに去っていくw
ベースはガンダムMk-III。伸縮自在な巨大な右腕、5つの目を持つ顔など左右非対称のデザインが際立つ悪役らしい機体。
仮面の操縦者の正体、主人公に手渡された謎のデバイスなど物語のキーとなると思われるが..


キットはバンダイのHGBD:R、1/144スケール。発売は2019年12月、出たばかりですね。
完全新規キットですが、一部のランナーには未発売の「ガンダムMk-III」のタグ表記。近いうちにMk-IIIもキット化されるかも。

異形の機体を完全再現、劇中のイメージによく似たプロポーションは文句なしです。
色分けは胴体部はほぼ完璧ですが、特徴的な右腕はオレンジ一色なので動力パイプなどは要塗装。一体成型のパーツも多く部分塗装は面倒です。
また右手の平には目立つ肉抜きもあります。

今回は部分塗装と肉抜きの修正を行ったため、製作期間は4日。
肉抜きのパテ埋めはあいかわらず汚いですがw目をつぶってください。

関節はKPS+ポリキャップ。可動範囲は標準的ですが、保持力はやや弱め。
肩や膝が外れやすかったり、武器の重さに関節が負けるなどポージングはやや苦労しました。
背中の武装が重いため安定性も今ひとつ。ディスプレイにはスタンドの工夫が必要ですね。

右腕は多関節でかなり自由に可動。伸ばすと身長より長く迫力があります。
手の爪は親指のみ可動、手のひらのダボで武器の保持も可能です。

付属の武装は大槍ハイパーデストランスとシールドランチャー。
大槍は伸縮可能、どちらの腕でも保持できますが重いのでポージングは困難。ジョイントパーツで背部頭上にマウントできます。
折り畳み式のシールド/デストランチャーは多関節アームでバックパックに接続。自由に角度変更可能で、左手の射撃体勢も楽々。砲身の折り畳みやグリップの収納ギミックも再現されています。

その他、膝の隠しランチャーを完全再現。
手首は左手のみ、握り拳と平手の2種が付属。取り外しは面倒ですが、シールド裏のサーベルや膝の隠しキャノンを手持ちすることも可能です(ビーム刃はついてきませんが)


写真もいろいろ。
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
右腕を展開。動力パイプの赤、機械部グレーなど塗装箇所多し
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
後ろ姿。シールド裏は要塗装
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
大迫力の右腕。グネグネ動いて楽しいです
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
大槍ハイパーデストランス
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
とどめの一撃。
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
フォールディングデストランチャー展開
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
膝の隠しキャノンも展開、一斉射撃
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
武器を両手に構える。すごい長さになりますw
HGBD:R ガンダムゼルトザーム
上半身アップ。わかりにくいですが、目は5つあります


右腕の色分けが残念なところですが、ギミックやプロポーションは文句なし。
異形を完全再現した佳作キットだと思います。

以上、HGBD:R「ガンダムゼルトザーム」でした。
ではまた。

2019年面白かったゲーム・アドベンチャー編12019年12月21日

こんばんは。
いよいよ年末ですね。恒例のSteamを始め、各ゲームサイトで大型セールが始まってます。

いい歳なのにあいかわらずゲームばかりの私、今年もゲームを大量購入。積みゲーが順調に増えてますw
最近は肩の凝る超大作はあんまり続けられず、遊ぶのはお手軽なゲームばかり。目も疲れるし老いを感じるわ。

てわけで、ここ2年ほどで面白かったゲームを適当に紹介。
今日はアドベンチャー系のゲームを何本か。



ADR1FT
崩壊した宇宙ステーションに一人取り残された主人公。地球へ帰還するため、基地内を探索します。独特の無重力感が楽しいアクションアドベンチャー。
主人公の宇宙服は壊れて空気漏れするため、常に酸素を補充しながら基地内を探索します。デブリにぶつかったり加速するだけでも酸素はどんどん減るため、なかなかに緊迫感もあり。
アクション要素は障害物を避けるだけで、操作に慣れればさほど難しくありません。パズル要素はほとんど無く、基地内や宇宙をひたすら彷徨うゲーム。
やや単調なゲーム展開ですが、宇宙ならではの雰囲気は抜群に良くできてます。
ADR1FT

ADR1FT

ADR1FT
Bokida
白と黒など、単色で表現された広大な世界を探索するパズルアドベンチャー。独特のアートワークが際立つ雰囲気ゲーです。
ステージは異様に広大ですが、主人公の移動能力も強力。浮遊するような高いジャンプに加え高速で滑空可能、移動がなかなか爽快です。
パズルギミックは無数に作り出せるブロック。いくつも重ねて足場にすることで切り立つ断崖も余裕で突破できます。
ルート探索は複雑ですが、ストーリーは一切なくパズルも比較的簡単。雰囲気と滑空感を楽しむゲームです。
Bokida

Bokida

Bokida
The Bradwell Conspiracy
爆発事故で崩壊した博物館から脱出するパズルアドベンチャー。スマホを通じて相棒と会話しつつ、迷路のような巨大施設を探索します。
日本語訳もほぼ完璧で、複雑な脱出ルート、相棒の会話と二転三転するストーリーは秀逸。
独自のギミックとして、様々なアイテムを分解・再構築可能な携帯式の3Dプリンターがあります。しかしゲーム中にはあまり活かされず、単なるアイテム収納機になっているのが残念。
パズルは簡単ですが、ルート探索や物語はそこそこ楽しめる佳作ですね。
The Bradwell Conspiracy

The Bradwell Conspiracy

The Bradwell Conspiracy

The Bradwell Conspiracy

Bring to Light
地下鉄事故に巻き込まれた主人公。地上への出口を求め、無人の地下道を探索する、パズル要素の強いホラーアドベンチャー。
ゲームの鍵はタイトル通りの「光」。懐中電灯を頼りに複雑な迷路を探索、鏡で光線を誘導し障害をクリアします。
雰囲気は出てますが、怪物は灯りで撃退できるのでホラー要素は弱め。ゲームプレイはパズル主体です。
日本語訳が無いのでストーリーは理解できませんがwプレイに支障はありません。
雰囲気やパズルが好きな人におすすめ。
Bring to Light

Bring to Light

Bring to Light

Bring to Light
Conarium
クトゥルフ小説「狂気の山脈にて」にインスパイアされたホラーアドベンチャー。
無人の南極基地で目覚めた記憶喪失の主人公。何が起こったかを探るため、南極を探索します。
薄暗い南極基地、広大な地下遺跡など雰囲気が抜群なアドベンチャー。怪物も一応出てきますがホラー要素は少なく、話の展開も大人し目です。
ヒントさえ見ればパズルも比較的簡単。クトゥルフ神話ならではの、幻想的なストーリーと雰囲気を楽しむゲームでしょう。
そのままだと英語力が必要なので、有志の機械翻訳を自分で書き直した日本語化ファイルを使用。許可をとってないので公開はしませんが、欲しい方がいれば個別に差し上げます。
Conarium

Conarium

Conarium

Conarium
Empathy: Path of Whispers
無人の世界を彷徨い、過去の人々の記憶を追体験していくアドベンチャー。
手書きの絵本を3D化したような幻想的な背景、荒涼とした世界観が魅力。携帯スキャナーを便りに人々の遺したアイテムを探索、過去の事件を再現していきます。
ホラーやアクションは殆ど無くパズル要素も少なめ、ゲームプレイはアイテム探索が中心。残念ながら日本語訳がないのでストーリーは大まかにしか理解できませんが、ゲームに支障はないようです。
ゲーム展開は大人し目ですが、こういう雰囲気が好きなら楽しめるかと思います。
Empathy: Path of Whispers

Empathy: Path of Whispers

Empathy: Path of Whispers

Empathy: Path of Whispers
INFERNIUM
幻想的な死後の世界を探索するアドベンチャー。
多数の幽霊が行く手を阻み、接触したら死亡。デフォルトではあまりに幽霊の数が多くゲームが楽しめないので、オプション設定で「敵なし」モードで遊ぶのがおすすめです。
シュールレアリスムのような幻想的かつ世界は非常に広大で複雑、特殊能力の短距離テレポートを駆使してのルート探索が心ゆくまで楽しめます。
マップが広いのでクリアにも結構時間がかかります。雰囲気をどっぷり楽しみたい人におすすめ。
INFERNIUM

INFERNIUM

INFERNIUM

INFERNIUM
Investigator
生存者を求め終末後の世界を探索するウォーキングシミュレーター。
東欧ならではの陰鬱な世界観が秀逸。グラフィックは比較的高水準ですが、とにかく灰色なので綺麗な感じはしませんねw
若干のホラーやアクション要素はありますが基本的には一本道で、ボリューム・難度も低め。終末の世界を孤独に彷徨う生存者の雰囲気を楽しめます。
Investigator

Investigator

Investigator
Iris.Fall
猫を追って奇妙な屋敷に迷い込んだ少女が、絵本のようなモノクロの世界を彷徨うパズルアドベンチャー。
固定視点の3Dアドベンチャーで、影の世界に入り込む能力や様々なステージギミックを駆使して出口を探します。
手書き調で細密に描かれた背景と、光と影のコントラストが秀逸。主人公は可愛らしいですが、人形やからくりの多い背景はどこか不気味で物悲しく雰囲気十分。
ゲームはパズル主体、アクション要素は一切ありません。難度はやや高めでボリュームも有り手応え十分。パズル好きなら外せない傑作だと思います。
Iris.Fall

Iris.Fall

Iris.Fall

Iris.Fall

続きはまた後日。

2019年面白かったゲーム・アドベンチャー編22019年12月24日

メリークリスマス。
といっても特に何があるわけでもなく、家にこもって唐揚げ食うぐらいですけどね。

さて、前回に引き続きアドベンチャー系ゲームの紹介。
それから、このBlogで取り上げたゲームの索引も作ってみました。



Brothers - A Tale of Two Sons
病床の父を救うため、冒険に旅立つ二人の兄弟。
ジョイパッド必須のアクション・アドベンチャー。左スティックで兄を、右スティックで弟を同時に操作します。
ゲーム内容はパズル中心でシビアなアクションはありませんが、同時操作で混乱することはしばしば。指が疲れますねw
トップビューの画面は綺麗に描かれており、独特の世界背景は見応え充分。セリフは一切ありませんが、どこか物悲しく感動的なストーリーは秀逸です。
Brothers - A Tale of Two Sons

Brothers - A Tale of Two Sons

Brothers - A Tale of Two Sons

Brothers - A Tale of Two Sons
The First Tree
山間を旅するキツネを眺めながら、夫婦の独白を聞くウォーキング?シミュレーター。
キツネはTPS視点で操作。雄大な自然の中を駆け抜け、時折ジャンプアクションしながら主人公達の思い出を探していきます。
デフォルメされつつも雄大な自然の景観は良いですが、文章は今ひとつ。ボリュームも少なめなので、癒やしが欲しいときの暇つぶしにどうぞ。
The First Tree

The First Tree

The First Tree
Layers of Fear
妻を失い狂気の間で苦しむ画家。自分を取り戻すため、因縁あふれる我が家を訪れますが..
屋敷を探索しながら狂気の幻想にどっぷり浸かる、ホラー系ウォーキングシミュレーター。アクション要素は一切なくホラー表現も大人し目ですが、精神にじわじわと来る恐怖感が秀逸です。
細部まで作り込まれたビジュアルは見応え充分。屋敷は狭くボリュームは少なめですが、細かな分岐もいくつかあり周回プレイも楽しめます。
「逃げない・死なない」ホラーが楽しみたい人に強くおすすめしたい傑作です。
Layers of Fear

Layers of Fear

Layers of Fear

Layers of Fear

Layers of Fear
NOSTALGIC TRAIN
田舎の村を探索しながら、住人たちの記憶を追体験する国産ウォーキングシミュレーター。
グラフィックは背景のみで、人間は一切描かれません。村を歩きながら、過去の出来事を順に辿っていくだけです。
ストーリーは短く分岐は一切なし、ボリュームも少なめ。話はそれなりに感動的ですがやや消化不良気味。
しかし細かく作り込まれた背景は見応え充分。日本人なら誰もが想像する、さびれた田舎の光景そのままです。環境ソフトみたいな感じで楽しみましょう。
NOSTALGIC TRAIN

NOSTALGIC TRAIN

NOSTALGIC TRAIN
Observer
全ての人間が電脳化された近未来。人の記憶を覗ける「オブザーバー」が、自身の息子を巻き込む殺人事件の捜査に乗り出します。
サイバーパンクを主題にしたスリラー・アドベンチャー。灰色に薄汚れた背景に重なるAR表示、奇妙に歪んだ脳内風景などリアルなグラフィックが圧巻です。
話は一本道で、推理やアクションの要素はほとんどありません。序盤の情報収集がちょっと面倒ですが、後半はなかなかテンポよく楽しめます。
雰囲気は抜群なので、サイバーパンクとか好きな人ならおすすめ。
Observer

Observer

Observer

Observer
RiME
孤島へと流れ着いた少年の冒険を描く、アクション・アドベンチャー。
TPS視点ですが、シビアなアクションは少なくあくまでパズル中心。難度はほどほどですが、とにかくステージが広大で遊びごたえ十分。
セリフは一切なし。広大で美しい背景にどこか物悲しい雰囲気、大掛かりなパズルがバランス良く組み合わさった大作です。
RiME

RiME

RiME

RiME
Seasons after Fall
絵本のような世界をキツネが冒険する、横スクロールのアクション・アドベンチャー。
妨害する敵は一切出ず、難しいアクションもゲームオーバーもなし。季節を切り替えて背景を操作するパズルがメインです。ルートは複雑、パズルもなかなか歯ごたえがあります。
物語は英語なので全く理解できませんでしたがwパズル好きなら十分楽しめると思います。
Seasons after Fall

Seasons after Fall

Seasons after Fall

Seasons after Fall
Tacoma
廃棄された宇宙ステーションを探索し、事件の真相を探るアドベンチャー。
基地のAIにより、過去の隊員の会話やメールをARで再現。しかし話は一本道、推理要素も少なめなのでウォーキングシミュレーターに近いかも。
背景が清潔で荒れていないので緊迫感が今ひとつ、話の展開も大人し目。何よりトゥーン調の画像はSFの世界観に合わない。
日本語訳は完璧で文章は雰囲気が良いのですが、佳作といった感じですね。
Tacoma

Tacoma

Tacoma
Unknown Fate
突然、奇妙な世界へと送り込まれた主人公。脱出の道を求め幻想世界を探索するアクション・アドベンチャーです。
FPS視点で、オブジェクトを移動・回転させるギミックを駆使しルートを切り開くのがメイン。戦闘要素もありますがおまけ程度です。
精神世界を再現した奇妙な背景が実に秀逸。また幕間では中二病バリバリの登場人物のバトルが話を盛り上げます。
アクションに斬新さはなく、日本語がないので話も大まかにしか理解できませんが、中二病的ビジュアルとか好きな人なら楽しめると思います。
Unknown Fate

Unknown Fate

Unknown Fate

Unknown Fate

ではまた。

2019年面白かったゲーム・ポイント&クリック編2019年12月29日

こんばんは。

年末です。
大掃除ですよ。いや一年に溜まった埃の多いこと、金はたまらないのにゴミだけは増えていくw

さて、前回に引き続きゲームの紹介。
今日は脱出ゲームとかアイテム探しの類、お気軽に楽しめるポイント&クリック系ゲームです。

DYING: Reborn
異常者に監禁された主人公。行方不明の妹を探し出し、不気味な館からの脱出をめざします。
サイコな雰囲気の際立つ3D脱出ゲーム。
移動はFPS、探索やパズルは視点固定に切り替え。章立てで各マップは小さく、ボリュームはほどほど。しかし演出に凝っているので遊びごたえはあります。
日本語訳もほぼ完璧。雰囲気が秀逸で、映画のようなスリラーが楽しめます。
DYING: Reborn

DYING: Reborn

DYING: Reborn

DYING: Reborn
Awareness Rooms
ドット絵のかわいい、国産脱出ゲーム。
最初は周囲がぼやけており、調べると段々と詳細な輪郭がわかるようになります。
操作はキーボードのみ。ボリュームは短くアイテムも少ないですが、その分謎解きは凝っていてやや難しめ。変わった脱出ゲームを楽しんでみたい人におすすめ。
Awareness Rooms

Awareness Rooms

Awareness Rooms
↑探索を進めると、徐々に部屋が鮮明になってくる
Awareness Rooms
GNOG
ポップな絵柄が特徴のポイント&クリックゲーム。
顔のような箱のあちこちをクリックし、様々に変化するギミックを楽しみながら謎をときます。
テキストは一切なし、ユニークなギミックで勝負する感覚的ゲーム。ボリュームは少なめですが、息抜きがてらお気軽に楽しむには丁度良いかも。
GNOG

GNOG

GNOG

GNOG
Hidden Paws Mystery
島のあちこちをクリックしながら、隠れたネコを探すだけのゲーム。
最初のHidden Pawsはトゥーン調、2作目のHidden Paws Mysteryはリアル調の絵柄。しかしゲーム内容は同じ。
操作にかなり癖がありますが、慣れれば問題なし。視点を変え、箱を窓を開けながら猫を探し出します。
島は小さいですが、ステージ数は多めなのでボリュームはそこそこ。
猫の鳴き声や姿にひたすら癒やされます。
Hidden Paws

Hidden Paws
↑Hidden Paws。絵柄はトゥーン調
Hidden Paws Mystery

Hidden Paws Mystery

Hidden Paws Mystery
↑Hidden Paws Mystery。絵柄は少しリアル寄り。



The House of Da Vinci
主人公はレオナルド・ダ・ビンチの弟子。行方不明の師匠を探すため、からくりだらけの工房を探索します。
画面は3Dですが、移動も含め全てをマウスで行うポイント&クリックゲーム。視点を変えつつ、パズルを解き複雑な仕掛けをクリアしていきます。
後述のThe Roomに比べるとアイテムが見つけにくかったり、面倒なパズルがあったりと難度はやや上か。ボリュームは十二分に多く、遊びごたえがあります。
The House of Da Vinci

The House of Da Vinci

The House of Da Vinci

The House of Da Vinci

The House of Da Vinci
The Initiate
現代的な大邸宅から脱出する、アドベンチャー仕立ての脱出ゲーム。
移動や操作はFPS方式ですが、アクションは一切ありません。清潔感あふれるが薄暗い無人の邸宅を隅々まで探索し、アイテムを集め謎を解いていきます。
日本語訳がないので、ヒントの読み解きには若干の語学力が必要。
邸宅は広くはないものの構造は複雑、パズルも多くボリューム十分、難度は高めです。物語や演出はあっさりめ、ゲームは謎解き中心です。
手応えのある脱出ゲームを楽しみたい方におすすめ。
The Initiate

The Initiate

The Initiate

The Initiate
The Initiate 2: The First Interviews
監禁された3人の男女が、地下牢から脱出するゲーム。別々の場所にいる3人の主人公を切り替えながら操作し、時には連携しながら謎を解いてきます。
前作同様、操作はFPS方式。ストーリーに繋がりは一切ありません。
マップはやや狭いものの、パズルは複雑で難度やボリュームは十分。若干の語学力も必要です。
舞台が地下なのでグラフィックに綺麗さが感じられないのが難点か。前作よりも謎解きはスッキリ洗練された印象で、遊び応えは十分です。
The Initiate 2: The First Interviews

The Initiate 2: The First Interviews

The Initiate 2: The First Interviews

The Initiate 2: The First Interviews
My Brother Rabbit
ウサギのぬいぐるみが幻想的な世界を冒険する、アイテム探しゲーム。
手書き風のグラフィックやユニークな造形が可愛いです。テキストは一切なし、子供でも安心して遊べますね。
アイテム探しの要素は少なめ、パズル中心のゲーム。ちょっとした見落としが多く、ヒントもないので(アイテム探しとしては)難度はやや高めか。
グラフィックや演出が楽しい、お気軽に楽しめるカジュアルゲームの佳作です。
My Brother Rabbit

My Brother Rabbit

My Brother Rabbit


The Room Two
からくりに囲まれた不思議な空間からの脱出を図る、ポイント&クリックゲーム。
以前紹介したThe Roomの続編ですが、話に繋がりはありません。
すべての操作をマウスのみで行い、複雑な仕掛けを解いていくゲーム。今作では1つの部屋に点在する複数のからくり仕掛を並行して調べていきます。
アンティーク家具のような美しいからくりのギミックが楽しく、ボリュームも十分。パズル好きにはたまらない傑作だと思います。
The Room Two

The Room Two

The Room Two

The Room Two

The Room Two
The Room Three
からくりゲーム第3弾。
今作では各ステージを繋ぐハブとなる大きな屋敷が登場。屋敷内を探索しながら、次のステージへとつながるパズルを解いていきます。
アンティーク調の美しいグラフィックやゲームシステムは従来同様ですが、移動範囲が増え大掛かりなギミックも登場。ボリュームは前作以上で遊びごたえも高いです。
The Room Three

The Room Three

The Room Three

The Room Three

The Room Three
Rusty Lake Hotel
Rusty Lakeという湖にまつわる物語を集めた、脱出ゲーム系アドベンチャー。
画面を切り替えながら部屋の四方を探索する、典型的なポイント&クリックの脱出ゲーム。多くの短いエピソードからなる章立ての構成なので遊びやすいです。Roots以降は完全日本語対応。
手書きの絵柄はソフトですが、内容はなかなかエグいので注意。
上記以外のシリーズも多数あり、Flash版は無料でプレイできます。
Rusty Lake Hotel
↑Rusty Lake Hotel。湖の中央に建つホテルで、晩餐会の用意をする
Rusty Lake Roots

Rusty Lake Roots
↑Rusty Lake: Roots。湖のほとりに住む一族の歴史を描く連作
Rusty Lake Paradise

Rusty Lake Paradise
↑Rusty Lake Paradise。パラダイス島で、呪われた一族の秘密を探る連作
Cube Escape: Paradox

Cube Escape: Paradox
↑Cube Escape Paradox。部屋に監禁された刑事の記憶と脱出を描く外伝的作品
Through Abandoned:The Underground City
行方不明の弟を探し、奇妙な世界を冒険するアドベンチャーの連作。
いくつもの画面を移動しながら探索する、ポイント&クリックのゲームです。マップ構成は広大かつ複雑、同じような場面も繰り返し出てくるので迷わないよう注意です。
手書きの味のある背景で、奇妙かつ壮大な異世界が描かれます。物語はあっさり目ですが謎解きは複雑。
無料で遊べるFlash版も存在しますが、製品版には動作保証と(不完全ながら)日本語訳もついてきます。
Through Abandoned:The Underground City
↑The Underground City
Through Abandoned:The Forest

Through Abandoned:The Forest
↑The Forest
Through Abandoned:The Refuge

Through Abandoned:The Refuge
↑The Refuge


ではまた。

2019年面白かったゲーム・パズル編12019年12月31日

こんばんは。

大晦日です。年取ると一年が短いわ。

今日はパズルゲームの紹介です。
ゲームとしては最も好きなジャンル。反射神経とかあまりいらないし、ゆっくりマイペースに遊べますしね。



Q.U.B.E. 2
たった一人迷宮に投げ出された主人公。無線の声を頼りに、家族の元へと帰還を目指しますが..
ブロックを作り出したり、ジャンプパネルを利用しながら出口を目指す、FPS視点のアクションパズル。
前作はやや面倒でイマイチなゲームでしたが、今作では難点をすべてクリア。シンプルながら美しいグラフィック、軽快な操作性、計算されたステージギミックなど文句のつけようのない出来。
難度はバランス良く、ボリュームも十分にあり、DLCの追加レベルなどやりこみ要素もあり。Portalに比肩し得る、アクションパズルの傑作だと思います。
Q.U.B.E. 2

Q.U.B.E. 2

Q.U.B.E. 2

Q.U.B.E. 2
Cartonfall
段ボール箱山積みの倉庫から脱出を図る、FPS視点のアクションパズル。
箱は軽く積み上がってるだけなので、衝撃を与えるとすぐに崩れます。不安定な箱を足場に、または箱に埋もれた鍵を探しながら出口を探します。
ゲームの完成度は今ひとつで、シビアなアクションがあったり、物理演算のミスや細かなバグ・グリッチも散見されます。しかしアイデアは秀逸です。
変わったパズルが楽しみたい人に。
Cartonfall

Cartonfall

Cartonfall

Cartonfall
Donut County
地面に空いた穴を動かし、あらゆる物を落としていくパズルアドベンチャー。
最初は小さなゴミクズしか吸い込めませんが、徐々に穴は広がり最後は人や建物まで落下。徐々にきれいになっていく画面はなかなか爽快です。物によっては一工夫必要で、パズル要素も高め。
シュールな物語やノリの良いBGMもかなり面白い。ボリュームが少なめなのが難点。
Donut County

Donut County

Donut County

Donut County
Flux Caves
パイプを繋ぎ、ボールを誘導するFPS視点のパズル。
倉庫番のようにパイプのついたブロックを押して移動し、複雑なルートを完成させます。
物語やアクション要素は一切なく、ゲームは純粋なパズルのみ。変化に乏しいものの画面は見やすく、操作性も良好です。
なんと定価100円の超廉価ゲーム。金額の割にはボリュームも十分多く、完成度も高いです。
Flux Caves

Flux Caves

Flux Caves
FAR: Lone Sails
汽車?に乗り、無人の荒野を横断するアクションパズル。
横スクロールの視点で小さな主人公を操作し、汽車を操縦したりパズルを解いていきます。汽車は前進しかできませんが、オーバーヒートや修理、燃料補給など操作はやや忙し目。進路を塞ぐ障害物は知恵を使って(パズルで)排除します。
テキストは一切ないですが、美しい背景とどこか物悲しい雰囲気も秀逸。ボリュームはやや短めですが、なかなかの佳作だと思います。
FAR: Lone Sails

FAR: Lone Sails

FAR: Lone Sails

FAR: Lone Sails

FAR: Lone Sails
The Gardens Between
前進・後退で時間を操作する、2.5Dスクロールのパズルゲーム。
主人公は2人の子供。互いの思い出を具現化した幻想的な島を登り、山頂を目指します。
島の登り下りで時間操作をしつつ、ステージギミックで物体の動きを変化させ障害を乗り越えます。
細かく作り込まれた背景、子どもたちのコミカルな動きや切ない光景などアートワークが秀逸。ボリュームは少なめですがパズルは凝っていて印象に残ります。
The Gardens Between

The Gardens Between

The Gardens Between

The Gardens Between

Journey of Haha
敵やトラップを躱しながら出口を目指す、トップビューの昔懐かしいアクションパズル。
主人公にできることはブロックを押して動かすのみ。配置されたアイテムや地形をうまく利用して出口を目指します。
アクション性は高くなく、ゲームはあくまでパズル重視。斬新さはなく、1ステージ1画面とあっさり目。ですがステージ数は多く、値段も安いので十二分に遊べます。
Journey of Haha

Journey of Haha

Journey of Haha
Magic Masks
斜め見下ろしトップビューの、倉庫番系アクションパズル。
2人の主人公はブロック作成やテレポートなどの特殊能力を持ちます。能力を駆使し、ブロックを動かして出口を目指します。少ないブロックや能力を最大限に活用しましょう。
可愛い絵柄とは裏腹の高難度。ステージ数は多くないものの遊びごたえ十分です。
Magic Masks

Magic Masks

Magic Masks
Opus Magnum
アームのついた作業台で元素を合成する、錬金術シミュレータ。
複数のアームを配置、動きをプログラミングして元素を運搬・合成し目的の物質を錬金します。
操作は簡単で、アームはかなり自在に配置可能。要求される課題は厳しいですが自由度もそれなりに高いので、試行錯誤がとことん楽しめます。日本語訳も完全。
ストーリーモードをクリアしたらワークショップでユーザーレベルもDL可能。長く楽しめる佳作です。
Opus Magnum

Opus Magnum

Opus Magnum

Opus Magnum

Path to Mnemosyne
不気味な精神世界の迷路を走破する、TPS視点のパズルゲーム。
背を向けて走る、記憶喪失の少女。画面奥へ延々と続く通路をひた走りますが、前進・後退と左右へのレーン変更ができるのみ。パズルを解きつつ、複雑に続く迷路を走り続けます。
鉛筆画のような手書きのグラフィックで、背景はかなり不気味。パズルはさほど難しくなくボリュームも少なめ、ゲームと言うより芸術作品のような雰囲気です。
Path to Mnemosyne

Path to Mnemosyne

Path to Mnemosyne
Returner 77
無機質な異星人の遺跡から脱出する、アドベンチャー仕立てのパズル。
一見探索アドベンチャー風ですが、ルートは完全な一本道。探索要素もアクションも一切無く、ひたすらミニパズルを連続で解いていくゲームです。
パズル自体はどこかで見たようなものが多く斬新さは無し、ボリュームもさほど多くありません。難度も程々でスキップもできるのでエンディングを見るのは容易です。
異星人の迷宮を再現した背景は非常に美しく、演出も凝っていて見ごたえがあります。パズルで遊びながら雰囲気を楽しむゲームでしょう。
Returner 77

Returner 77

Returner 77

Returner 77


では皆様、昨年は大変お世話になりました。
良いお年を