ガンプラ:HGUCガーベラ・テトラ&RGゼフィランサス ― 2013年08月10日
こんばんは。
暑いですねぇ。茹だるような日が続いて体調もいまいち。
こんな日は涼しい場所で冷凍食品のようにじっとしてたいわ。
さて、今日もガンプラ。
AGX-04「ガーベラ・テトラ」&RX-78GP01「ゼフィランサス」です。
AGX-04「ガーベラ・テトラ」
OVAガンダム0083終盤に登場。
見た目はいかにもジオンのMSですが、実際はアナハイム製のガンダム試作4号機。
登場が劇中終盤、しかも見せ場は巨大なデンドロビウムに串刺しにされただけwで活躍はありませんが、性能的にはデラーズ紛争当時最高峰のMS。
ガンダムの外観を巧妙に偽装、裏取引でアナハイム社からシーマ艦隊に譲渡されるなど、裏切りを繰り返す女傑シーマ・ガラハウにふさわしい印象的な機体です。
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。
素組パチ組で製作期間は3日。
プロポーション、色分けなど外観はほぼ完璧。
なので部分塗装はアーマー裏、ダクト内部など細部の修正のみです。
関節は引き出し機構など凝ったギミックがあるものの、デザイン的に干渉する部分が多いので可動範囲は標準といったところ。
背中の長大なシュツルム・ブースターは差し替えで脱着可能。
ブースターを始め各部のスラスターやプロペラントタンクは大きくなかなかの迫力。
接地性は高く、ブースターをつけても安定して自立します。
手首は握りこぶしの他、銃持ち手と左の平手が付属。
武器はビームマシンガンとサーベルのみ。
特別なギミックこそないものの、キットの完成度は高く文句のつけようのない出来。
ややマイナーな機体なのでキット化されること自体が稀、この機体のファンなら即買いでしょう。
以下、写真色々。
背面。肩から伸びたフィンがかっこいいのですが、腕に干渉しますw
シュツルムブースター装備。
ブースター後ろから。身長より長くて大迫力。
ビームマシンガンアップ。肩アーマーが干渉するので両手持ちはきびしい
ビームサーベル。劇中未使用w
続いて同じくガンダム0083より、前半の主人公機。
RX-78GP01 ガンダム試作1号機「ゼフィランサス」です。
初代ガンダムを、宇宙世紀0083年の技術で再設計する「ガンダム開発計画」の成果。
陸戦での対MS戦のみに特化した白兵戦用ガンダムです。
特別な装備のないプレーンな外観は、まさしく主人公機といった感じです。
キットはバンダイのRG、1/144スケール。
RG(リアルグレード)はバンダイの新しいガンプラシリーズで、1/144という小さなスケールに最新技術を詰め込んだ、従来のHGより一段上のグレード。
ギミックや細部のディティールはHGよりはるかに高精度で、出来上がりの完成度は段違いで高級感があります。その分、お値段も一段上のMG並になりますがw
ただ、私はRG特有のくどいモールドと、2色に色分けされた外装が好みでないので集めていません。
このGP01は知り合いより譲り受けたもの。今後も自費で購入することはないでしょう。
いつもどおり素組パチ組ですが、細かなパーツが多いのでちょっと時間かかって製作期間は4日。
色分けは完璧。よくこれほど細かなパーツまで分けてある、と思うくらいの完璧な色分けです。不足分はクリアパーツの色ぐらい。
なので頭部と肩、銃のクリアパーツを塗装。銃以外はシールで代用もできます。
後はアクセントに腰・肩の黄色、バーニア内部の赤を足しました。
各関節には半組立済みのフレーム(MSジョイント)を組み込んでいきます。
ジョイントは多重関節にダンパーの伸縮まで組み込まれたスグレモノで、可動範囲・保持力も高いです。
このジョイントのお陰で、小さなキットでも装甲のスライドなど複雑なギミックが再現出来ます。
ただ、ジョイント内部の軸やヒンジは細い部分が多く、慎重に扱わないと破損の心配がありますね。
ガンダムならではのコアブロックも再現。一部差し替えながら、コアファイターの複雑な変形を完全再現しています。
さらに限定的ながら腰の回転やひねりも可能。スタイルに破綻もなく、よくこの小ささで詰め込んだと感心します。
ポージングの最中、コアブロックがちょっと外れやすいのが欠点かな。
付属品はビームライフルとシールド、サーベル。
ライフルは銃身下にビームジュッテの再現可能、シールドには伸縮機構あり。
手首は握りこぶし、可動指、武器・シールド専用持ち手が付属。
劇中主に使用していたジムライフルは残念ながらついてきません。
全身のマーキングは、透明ステッカーによるもの。
薄手なのに銀などの光沢色も再現された、従来のどのキットよりも高品質なシールです。
さすがに細かいので貼るのは面倒でしたw
全身の墨入れは意識して薄めにやったのですが、それでもくどいですね。
はっきりいってモールド過剰です。キットが小さいのだから、モールドも少なめでいいのに。
おそらく、お台場にあった1/1ガンダムを意識してパネルラインや外装の色分けをしているのでしょうが..もっとアニメのイメージを優先してシンプルに仕上げて欲しいです。
この色分けとモールドがなければ最高のシリーズなんだけどね>RG。
とにかく、RGならではのギミックと細かさに感心しきり。
お値段に見合った高い完成度のキットだと思います。
写真もいろいろ。
背面。
ライフル&シールド装備。
シールドは伸縮します。
可動範囲が広いのでライフル両手持ちも楽々。
ビームサーベル。背中のサーベルがついたままですが、きちんと取り外せますw
正面アップ。頭部バルカンは砲口をすこし広げました。
コアファイター。折りたたんで臍~胸、バックパックになります
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