ガンプラ:レビュー一覧作ってみた ― 2013年10月01日
こんばんは。
気がついたらガンプラレビューも結構な数に。
このブログは記事一覧とかが探しにくいので、過去のレビュー一覧作ってみました。
今後、ガンプラ紹介の時は一番下にこのリンクを貼っときます。
ガンプラ:MG νガンダム Ver.Ka ― 2013年10月19日
こんばんは。
足の痛みがなかなか治らず(原因も不明)、引きこもり気味な毎日。
おかげでプラモづくりがはかどるわw
で、今日のガンプラは
RX-93「νガンダム」Ver.Ka です。
劇場版「逆襲のシャア」に登場する、アムロの最後の乗機。
サイコミュを備えたニュータイプ専用ガンダム。
縦横無尽に飛び回るフィン・ファンネルで無数のMSを蹴散らし、シャアと殴り合いで一騎打ち。最後は巨大なアクシズを押し返すという、まさに最強のガンダムです。
変形合体などのない、基本に立ち返ったシンプルなデザインも良いですね。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。
製品名の「Ver.Ka」は、カトキハジメが特別にアレンジしたキット。
劇中の機体をそのまま再現するのではなく、カトキ氏ならではの兵器っぽいアレンジ、全身のマーキングなどが特徴です。
このキットはイベントで上映された短編CG映像に合わせ、ユニコーンガンダムのように装甲の一部が展開し「変身」します。
なので一部で「ユニュコーンガンダム」とか呼ばれてますがw
いつもの素組パチ組で、製作期間は5日。
大きなキットですが、装甲が展開するギミックのために細かなパーツが多いです。
関節の可動範囲は最近のMGとしては標準的、よく動きます。劇中のポーズの再現もほぼ問題なし。
指は全関節可動、様々な表情がつけられ武器の保持もばっちりのスグレモノです。
関節の保持力は標準的ですが、大きくて重いキットなので派手なポーズを長期間保持するのは難しいです。
大きい割に細身なので立ちポーズの安定性にやや難あり、フィン・ファンネルを背中に取り付けると重みで倒れかねません。ディスプレイは付属の専用のスタンドを使うのが無難です。
装甲が展開する箇所は胸・腰・手足の一部など。
装甲の一部が割れ(一部装甲は取り外し)、隙間から緑のサイコフレームが露出します。変身後は「発動モード」と呼ぶとか。
サイコフレームは透明パーツ、裏に銀のシールを貼るので光を反射してなかなか綺麗です。
ユニコーンほど派手に変形するわけではないので、変身後もシルエットは殆ど変わりません。
変形ギミックは装甲がごくわずかにスライドする程度、ロック機構もしっかりしてるので安定性は高く、触っててパーツがポロリするとかはありません。
武器はシールド、ライフル、バズーカ、それに6基のフィン・ファンネル。
ファンネルは全て独立可動、自在に連結して収納状態も再現できます。ただし連結部のロックが弱く、すぐにポロリしてしまいます。このキットの最大の弱点ですね。
ディスプレイを重視する人は、思い切って全て固定したほうがいいかもしれません。
ファンネル接続部はバックパック左だけでなく、サーベルラックと差し替えで右にも取付けることが出来ます。これで胴体両側にファンネルを取付けることも可能。
バズーカは伸縮機構を再現、かなり長いです。劇中同様背中にマウントできます。
手首と武器の両方に接続ピンがあるので、武器はしっかりホールドできます。
専用スタンドはアムロのパーソナルマークを象った台座付き。
支柱の左右にファンネル用の細いアームを取り付け可能で、ファンネル分離状態のディスプレイが可能。アームは3箇所の可動部があり、自在に角度変更できます。ただし細い割に可動軸が固めなので、取り扱いは慎重に。
もともとのキットの大きさに加えファンネルが横に大きく展開するので、かなり場所を取りますw
キットの色分けはさすがにMG、ほぼ完璧です。
外装は白い部分は一色ではなく、最近のRGのように白と薄いグレーの2色にアレンジされています。
設定画では黒い部分も濃淡2色に別れているのですが、成型色は1色のみ。付属のシールを貼れば2色の色分けも再現できますが、貼らない方が見栄えがいいと思います(貼ってもあまり目立たないし)
なので今回は色分けシールは使っていません。
部分塗装は眼の隈取などごく一部を修正したのみです。
Ver.Ka特色の全身のマーキングは水転写デカールが付属。
水転写デカールは貼るのが手間だし、トップコートをしないとすぐ剥がれてしまうので今回はごく一部しか使用しませんでした。
かわりに過去に作ったガンプラの余りのシールを使い、似たようなマーキングを再現しました。なので説明書とは結構違いますが、遠目にはわからないので気にしない方向で。
マーキングの箇所は膨大、貼り付けはかなり手間でしたw
水転写デカールは見栄えが良くて玄人受けしますが、私のようなヘタレにはやはり敷居が高いです。何よりガシガシ動かして遊ぶキットには不適、せっかくのギミックを殺すことにもなりかねません。
バンダイには、普通のシールと水転写デカールを両方入れることを是非検討して欲しいですね。
プロポーションはほぼ完璧、ディティールもVer.Kaならではの細かさで文句なし。
全身の細かなモールドやマーキングも、大きなキットなので丁度良いアクセントとなりくどさは感じません。
変身機構は劇中のイメージに比べるとやはり違和感がありますが、これはこれで格好良いと思います。
ファンネルがポロリしやすい点をのぞけば、完成度についてはほぼ文句なしです。
ただしお値段は7,000円とかなり高価。
キットにはスタンドや武器など色々付属しますが、それでもやや高すぎな気がします。ちょっとガンプラで遊んでみたいって手軽に買える値段はないですね。
内容的には現在のガンプラの最高峰に近いので、本気でガンプラを楽しみたい人におすすめw
以下、写真も色々
正面。色分けや細かなマーキングはVer.Kaならでは。
発動モードに変身。全身に緑のラインが走ります
後ろから。かなりシンプルなデザイン。
発動モード、後ろから。脚のバーニアが大きく展開。
フル装備状態。フィン・ファンネルがマントのように見えて格好良い
バズーカ。かなり長いです。
サーベル。刀身は反りの入ったものと、直線上の2種が付属。
ファンネル展開。専用スタンドで自在にディスプレイ可能
ガンプラ:HGAW ガンダムDX ― 2013年10月22日
こんばんは。
今日もガンプラネタ。
友人からもらったので、サクッと作ってみました。
HGAW「ガンダムダブルエックス」です。
「新機動世紀ガンダムX」後半の主人公機。略称は「ガンダムDX」
私は一度も見たことがないので、詳しいことはわかりませんがw
何となくでかくてゴツいイメージだったのですが、作って見たら意外と細くてコンパクトな機体でした。
どうも脳内でダン○ーガあたりとごっちゃになってるらしいw
キットはバンダイのHGAW、1/144スケール。
素組パチ組で製作期間は3日。
大きさはファーストガンダムと同じくらい、シンプルで作りやすいキットです。お値段も手頃。
でも色分けやパーツ分けは、最近のHGUCやガンダムAGEシリーズに比べて若干大雑把。細かな部分で詰めの甘さが目立ちます。
関節可動範囲は標準、たいていのポージングは難なくこなせます。
肩と背中の羽が大きくてちょっと干渉しやすいかな。
背中の大砲、サテライトキャノンはぐるっと回して両肩にセット可能。伸縮機構や肩から出るセンサーとの合体機構もあり、発射体制もきちんと再現可能。
背中の翼(サテライトシステム)、手足の放熱板(ラジエータープレート)の展開も完全再現。劇中の発射ポーズもばっちり決まります。
安定性も高く、発射ポーズでもきっちり立てます。
色分けは微妙。
無塗装でもぱっと見は問題ありませんが、頭のアンテナの赤、脚・爪先の黄色、大砲先端や銃のグレー、全身の装甲のインテーク部分の黒など細かい部分が再現されていません。
アンテナと爪先は特に目立つ部分なので、別パーツで再現してほしかったところ。
付属のカラーシールもセンサー部分と背中の翼ぐらいしかカバーしていないので、無塗装だとちょっと安っぽさが目立ちますね。
今回はアンテナの赤、爪先・脚の黄色、大砲両端や銃・機関部のグレー、装甲各部の黒など細かな部分を部分塗装で修正。
キットに思い入れがなかったので手抜き塗装、仕上がりがちょっと雑ですw
また、背中の翼と手足のプレートを金で塗装しています。プレートは黄色の成型色でもよかったのですが、金のほうが劇中のイメージに近い気がしたので。
胸のセンサーはクリアパーツの下に銀のシールで再現。のっぺりしてちょっと微妙。
劇中では機械のようなものが覗いているので、ここのセンサーはきちんと再現して欲しかったですね。
武器はライフル、シールド、サーベルが付属。サーベルの刃は幅広で迫力があります。
手首は握り拳と銃持ち手のみ。平手など表情のある手首も欲しかったところです。
細かな部分で詰めの甘いキットですが、劇中の姿をよく再現していますし、ギミックがよく出来ているので動かしてて楽しいです。
値段相応の完成度はあると思います。
以下、写真など。
正面。サテライトキャノンをたたむと意外とシンプル。
背面。翼や大砲はきちっと畳めます。
ライフル&シールド。
独特な握り手のサーベル。幅広で強そうです
サテライトキャノン発射。
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