あけましておめでとうございます ― 2014年01月03日
あけましておめでとうございます。
昨年も世間は色々とありましたが、私の方はあいかわらずでした。
大きなイベントといえば健康問題ぐらい。
夏から年末にかけて、病院のお世話になったりでちょっとバタバタしました。
もう10年ぐらい病気知らずで歯医者にすら行かなかったのに。
..もう年かのうw
では、趣味の分野で去年の総括です。
ゲームの方はあいかわらず積みゲーが増えるのみ。
Steam、GOG、Greenman、GamersGateなどお馴染みの大手DLサイトに加え、去年はHumbleBundle、IndieGala、IndieRoyaleなどインディーズ系のバンドル販売サイトが大量に増えました。
このバンドル販売サイト、いわばDL販売のワゴンセールみたいなもの。
自前のダウンロード鯖は用意せず、大手DLサイトの登録キーだけをまとめて販売する仕組み。
中身は超マイナーなインディーズゲームや数年前の作品ばかり、複数タイトルをまとめてセット売り。
ですが、稀に1年ほど前のAAタイトルがボーナス扱いで混ざってたりするので油断できない。
何しろ数$でゲーム数本から、多い時は20本近くと信じられない程安価。
なのであまり興味のないタイトルとか重複とかも気にせず買いまくり、気がつけばSteam登録タイトルが700本超w
もはや一生かかっても遊びきれませんよ。
ちなみに、重複で余っているSteamキーなども100本近く。
基本的には余っていても売りに出したり出来ない仕組みなんですが、未登録キーなら譲渡は可能。ちょっと古めならそこそこのメジャータイトルも含まれてたりするので、興味のある方は要相談。
さらにこの膨大な積みゲー、Steamで始まったトレーディングカードのおかげで思わぬボーナスがw
所有タイトルが多いので、当然トレカも大量にGETできます。今年は数百枚のトレカをマーケットで販売、$100以上の儲けが出ました。
Steamでしか使えないクレジットですし、元々支払った代金には遠く及びませんが、それもばかにならない額ですよ。
まあこの儲けは年末のSteamセールなのでぱあっと使ってしまいましたがww
購入したゲームはインディーズ系のお手軽ゲームが多いですね。
AAAタイトルも買っていはいますが、DL販売メインなので割引セールを待って買う、というのが当たり前となったしまいましたw
でも家電だって値引き販売が当たり前ですし、ゲームも値引き&ショップ価格比較が当たり前ってのはそれだけ市場規模が大きくなったという証だとも思います。
AAAタイトルでは大ヒットの話題作が頻発しましたが、エポックメイキングな大傑作ってのは無かったような気がします。
ゲーム市場自体は今までにない好調ぶり、数千億円の買収話が飛びかう景気の良さ。年末には数年ぶりの新世代コンソールPS4とXBOX1がデビューしたことだし、このへんで歴史を変えるようなタイトルが欲しいところです。
インディーズゲームも1ジャンルとしてすっかり定着、AAAタイトルと並んで数々の賞を獲るような化け物タイトルも珍しくなくなりました。
純粋な売上では大手メーカーのAAAタイトルには及びませんが、面白さや話題性で引けをとらないゲームも多数。封鎖的だったコンシューマ市場でも、もはやインディーズを無視することはできないでしょう。
カジュアルゲームも去年以上に購入しました。
購入したのは私好みのアイテム探しが中心ですが。
市場が成熟期に入りつつあるのか、見た目やストーリーに凝った制作費の高そうなタイトルがかなり増えた印象。昔のただアイテムを探すだけみたいなシンプルなゲームはほとんどなくなりましたね。
DL販売サイトはもはやBigFish一択って感じ。鯖のDL速度が遅いのが何ですが、取り扱いタイトルやサービスで他の追随を許しません。
あんましゲーム買ってたら特典クーポンが溜まってしまい、無料クーポンを常に10本以上キープしてる状態になってしまいましたw
他の老舗サイトも見てはいますが、サービスが悪くなったりタイトル数が減ったりで今にも潰れそうなところもチラホラ。
また、専門サイトを使わずAmazonやSteamなど大手DLサイトを中心に展開する制作会社も増えているようです。今後はインディーズ・カジュアルなどの垣根がなくなって統合されるかもしれませんね。
こんな好調な欧米市場を尻目に、日本のゲーム市場はダメさが目立った感じ。
国内で元気だったのはスマホやブラウザゲームのみ、コンシューマ機はいい話全然聞きませんでしたね。
欧米では売上1,000万本に届きそうなタイトルが幾つもあるというのに、国内メーカーは何やってんだ。
以前は国産でも、売上で洋ゲーを軽く凌駕する作品も幾つもあったというのに..今年は海外系ゲームサイトで日本製タイトルほとんど見かけませんでした。
そりゃスマホだって会社の儲けには違いないでしょうが、日本国内だけで満足してたら海外勢との格差開く一方。
数年後には大変なことになりそうな予感もします。
SONYだってMSだって将来性のない市場に投資する気にはなれんでしょう。
なぜ日本だけコンシューマが売れないのか、このへんでホンキで考えたほうが良さそうですよ。
PC関係は、まあ金欠もあって新PCなんかは買いませんでした。
調子の悪いパーツのアップグレードは時々していますが。
基本的にゲームが進化しなかったこと、新OSのWin8がなかなかダメっぽいのでPC新調するモチベーションも湧かないのですよ。
今年は新コンシューマ機も出たし、WinXPのサポートも切れるのでPCの世界もガラリと変わるとか..あったら買い替えしましょうww
ガンプラの方は、まあ総括するまでもなく、毎月ブログで報告してるのでおわかりでしょうが..
とにかく作る本数が増えて増えてw
しかも自分で買っているわけでもないのにww
もう休む間もなく作り続けてるような感じですよ。
ガンダムAGEはこけたようですが、今やってるガンダムビルダーズは結構面白い(実は毎週楽しみに見ています)。
プラモもまずまずヒットしているようで、バンダイの新製品投入のペースも早いです。
でも出るのがガンダムばかりなのがどうも..何度も言ってますが、私はザクみたいな悪役とかビックリドッキリメカが好みなので。
今年はもっと、色んな意味でwすごいMSとか出して欲しいです。
まだ未消化のガンプラが大量にあるので、今年もしばらくガンプラブログになりそうですよ。
最後になりましたが、皆様また一年よろしくお願いします。
ではまた
ガンプラ:サンダーボルト版FAガンダム&GM ― 2014年01月07日
こんばんは。
年明け早々のガンプラです。
正月はどこにも外出せず、ひきこもってひたすらガンプラ作り。
ってわけで完成、今年のガンプラ第一弾。
サンダーボルト版「フルアーマーガンダム」&「GM」です。
FA-78-1「フルアーマーガンダム」サンダーボルト版
漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」に登場する主人公機。
漫画は読んでないので詳しいことは知りませんが。
デブリと雷鳴の吹き荒れるサンダーボルト宙域での戦闘に特化したガンダム、だそうです。
背中や全身にゴテゴテついた追加装備が特徴。
巨大すぎるバックパックや武器の数々、とても一年戦争当時のMSとは思えません。
設定的にもファーストガンダムとは矛盾する点が多々、私的にはあまりリアルなMSには見えませんが。
まあガンダムの場合、サンライズの映像作品以外は全てパラレルな非公式扱い。なのでこんな機体があっても良いかw
キットはバンダイのHG、1/144スケール。
パラレル作品なのでブランドも宇宙世紀作品の「HGUC」ではなく、「HGガンダムサンダーボルト」略してHGGT?となります。
後述のGMと同時並行で製作、素組パチ組で製作期間は5日。
HGにしてはパーツ分けが細かく、ディティールもシャープでなかなかの出来。
(RGやMGには及びませんが)かなりクオリティの高い、作りごたえのあるキットです。
その分値段もちょっと高めですけどねw
プロポーションは漫画の絵にはよく似ていると思います。
武器や巨大バックパックの作りこみもなかなかで迫力十分。
アニメ作品や他のHGUCキットと比べると小顔で明らかに頭身が違いますがw
スマートで格好良いですが、増加装甲をつけたフルアーマーにしては着膨れ感がなく、GMと比べても体型の違いが殆ど無いなどデザイン的に無理を感じます。
各部のディティールはシャープで精細。アンテナの安全突起もありません。
大変すばらしい出来。
従来のHGでは安全性優先でアンテナがちょっと太めだったり、各部のエッジがだるかったりしたのですが、このシリーズはデザイン優先で細部もシャープに表現されています。
他のHGシリーズもこれくらいの精細さがほしいです。
成型色は多く、色分けはかなりがんばっています。
しかし元絵の色分けが複雑すぎるため、細部は到底カバーしきれません。
色分け用のシールもかなり多いですが、それでも不十分。
なので部分塗装は必須です。
今回は各部のバーニアや武器、シールド裏など、ほぼ全身に細かな部分塗装を施しています。細かな作業が多くちょっと疲れましたw
全身の可動範囲はやや狭め。
各部関節がカバーで覆われているデザインなので動かしにくく、アーマーや武器との干渉もあるので大胆なポージングは苦手。
関節保持力は標準的、大きめの武器を使ったポージングを何とか維持できます。
両腕の武器は専用手首と腕の2点でがっちりホールドされ、ポロリの心配はありません。
背中が重すぎるので自立は困難。なので専用スタンドが付属します。
巨大なバックパックは武器とアームがわずかに可動。
アームは収納状態と展開状態の差し替え式。
アーム自体は一切可動せず、根本でわずかに角度変更できる程度。可動部分がないのでシールドの重量にも何とか耐えられますが。
先端のマジックハンドも固定式、シールド以外は取り付けできません。
シールドが大きいので取り回しにちょっと苦労します。
上部のビームキャノンとミサイルはわずかに前後に可動。もう少し可動域が欲しいところです。
付属武器は標準装備の連装ビームキャノンとミサイルランチャーの他、シールド4枚、ビームサーベル。シールドを武器を介さず腕に直接取り付けるジョイントも付属。
手首は銃持ち手とサーベル握り手の2種が付属。平手や握りこぶしなども欲しかったですね。
バックパックを外すと普通のガンダムみたいにスマートになって格好良いのですが、手持ちの武器はサーベルしかないのがちょっと寂しい。
ノーマルガンダムのビームライフルとかランドセルなんかも付けて欲しいです。
なお当然ながら、増加装甲の脱着は出来ません。
後はおまけ要素ですが、HGには珍しい各部マーキング用のシールが付属。今回は胸など目立つ部分のみ貼り付けています。
説明書にカラーの3面図が印刷されているのも地味に嬉しいところ。従来のキットは3面図がモノクロで、細部のカラーがわからない場合が多かったので。
お値段は高めですが、HGとは思えないクオリティの高いキット。巨大な武器も迫力十分。
ゴテゴテしたデザインは好みの分かれるとことですが、漫画のファンなら買いでしょう。
RMG-79「GM」サンダーボルト版
漫画「サンダーボルト」に登場する連邦軍の量産MS。
サンダーボルト宙域用の改造型です。
上記ガンダムと同時並行で製作。素組パチ組です。
関節パーツを始め内部構造はガンダムとほぼ同じ。
可動範囲などもガンダムに準ずるので細かな解説は省略。
量産機らしく手脚は細くシンプルですが、肩のバーニアと小顔のせいでマッシブな体型に見えるので強そうです。
ガンダム同様ディティールはシャープ、色分けもかなりの出来でクオリティは高いです。今回はやはり成型色でカバーできない各部バーニアや、シールド裏グレー、カメラ内部のシルバーなど細部を部分塗装しています。
背部バックパックはガンダムに比べれば控えめですが、それでもかなり巨大。
ほぼ長方形の単純な形状や先端のバーニアなど、NASAあたりのEVA用宇宙服みたいです。本体のデザインがシンプルなので、武器なしだとホンダのASIMOっぽいw
上部のアームはガンダム同様差し替え式で、アーム自体は可動しません。アーム形状の問題で本体とシールドの間隔が狭いため、シールドの取り回しはかなり苦労します。
アームに特別な武器はなく重量も軽いので自立に問題はありません。なので専用スタンドも付属しません(写真ではガンダムのスタンドを使っています)
武器は右腕にカートリッジ式のスプレーガン、左腕に連装ビームキャノン。
巨大なビームキャノンをGMにつけるのは(イメージ的にも)無理があるかもw
シールドは2枚、腕にシールドを取付けるジョイントも付属。
手首は銃持ち手と握り拳が付属。ガンダムと形状が同じなので差し替えも可能です。
残念ながらビームサーベルはついていません(どこに収納しているかも不明)
HGにしてはかなり高価ですが、クオリティも高め。漫画のファンならガンダムと一緒に買いですねw
以下、写真など。
横から比較。両機ともバックパックの位置が高すぎる気がする
ガンダム背面。巨大なバックパック、長いプロペラントタンクが特に目立つ
シールド4枚での防御態勢。
一斉射撃。
連装ビームキャノンを構える。アームは畳んだ状態
GM、背面より。バックパックがEVA宇宙服っぽい。
防御態勢。
ガンプラ:MG 陸戦型GM&ガンダムEz-8 ― 2014年01月12日
こんばんは。
今日もガンプラ、友人からのGM軍団第2弾。
第08MS小隊より「陸戦型GM」です。
ついでに以前作った「ガンダムEz-8」も合わせて。
RGM-79[G]「陸戦型GM」
OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場、連邦の量産型MS。
ガンダムにさきがけ、連邦で初めて実戦配備されたMSです。
量産型らしく、劇中ではもっぱらやられ役でしたがw
TV版のGMやガンダムには余り似ておらず、陸戦型ガンダムの量産機といった機体。
宇宙用装備一切を撤去した上、装甲にはガンダムと同じルナチタニウムが使用されるなど後のGMとは段違いの高性能機。陸戦型ガンダムと較べても機体出力がわずかに低い程度の差しかないとか。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。発売は2001年とだいぶ前です。
いつもの素組パチ組で製作期間は4日。
どっしりして力強い体型、量産型にしては格好良すぎ。設定画よりちょっと手足が長いかな。
劇中のイメージに良く似ていますし、MGらしく外観の弱点は皆無でしょう。
本体の色分けはほぼ完璧..ですが、胸のオレンジ部分の成型色がテカテカで蜜柑みたいな色合い。
違和感が強かったので、胸や爪先はつや消しオレンジで全塗装しています。
調色に失敗して何度か塗り直ししたため、表面が荒れてちょっと汚くなってしまいました。遠目には目立たないので気にしない方向でw
その他、バーニア内部や装甲裏など細部を修正。成型色が気にならなければ、塗装の必要はほぼありません。
武器は残念ながら付属のビームライフルがグレー一色。なのでライフル本体をアイボリーで塗装しています。
可動範囲は標準的。胴体や肩などは特殊なギミックがなく今一ですが、手脚はまあまあ動くのでポージングで困ることはないと思います。
関節は一部ネジ締で保持力は高いですが、膝はちょっと緩め。シンプルなデザインなので、普通に立たせてバランスを崩すようなことはありません。
手首は可動指の他、平手、握り拳、さらにスナイパーライフル専用持ち手が付属。武器の保持力は今ひとつです。手首がちょっとポロリしやすいので、ポージングは慎重に。
組み立ては内部フレームの上に外装をかぶせていく方式。パーツ分けも合わせ目が目立たないよう工夫されています。
現在のMGの基礎構造は、だいたいこの時期に固まったようです。
膝のサーベル収納ハッチやコックピット脇の昇降クレーンも再現。
とりたてて特別なギミックはありませんが、基礎的な部分がしっかりしているので動かしやすいです。
モールドなど外観のディティールはよく出来ていますが、装甲裏や関節の隙間などは省略されて改良の余地あり。
この陸戦型GMだけでなく08MS小隊のキットに共通することですが、価格が安い割に付属の武器が充実。
劇中使用していたマシンガン、シールド、サーベルの他、陸戦型ガンダムと共通のビームライフル、6連装ミサイルランチャー、狙撃用ビームスナイパーライフルなど豊富な武器を同梱。
基本モナカ割りですが、グリップが可動したりパーツ分解が可能だったりとなかなか凝った作りです。
最高とは言いませんが、基礎がしっかりした佳作キット。
武器が豊富で遊んでて楽しく、3,000円のお値段の割にはお買い得の内容です。
RX-79[G]Ez-8「ガンダムEz-8」
OVA「第08MS小隊」後半の主人公機。
壊れた陸戦型ガンダムを、間に合わせのパーツで修理したMSです。
胸部装甲にザクのパーツを流用したりと、防御力は低下。しかし実戦データを元に機体をシェイプしたため軽量化され、戦闘能力は陸戦型ガンダムより高いとか。
主人公らしからぬ無骨なデザインが斬新な機体です。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。2000年発売。
だいぶ前に作ったキットですが、撮影用に埃を払い、ついでに一部塗装を追加しました。
上記の陸戦型GMと内部のパーツ構成は全く同じ。
画像を比べるとわかりますが、腕など各部の外観もほとんど同じ。系列機であることがよくわかります。
なので可動範囲などの解説は省略。
足や膝の装甲は関節可動を妨げないよう、独立して可動するギミックあり。
残念ながら、胸の対人機銃は固定され可動しません。
色分けはまあまあ、成型色も違和感なく胴体を塗装する必要はほぼありません。
ただ、頭部の顎やアンテナなど細かい部分は色分けができていないため部分塗装必須。
武器もビームライフルはグレー一色なので塗装必須です。
陸戦型ガンダムと共通のバックパックは上下のフレームが展開、コンテナを取付けることが出来ます。
コンテナ自体も設定通り開閉可能、中に武器を分解して収納できます。
背中の接続部は陸戦型GMと共通、バックパックを差し替えることもできます。
付属の武器はマシンガン、ビームライフル、シールド、サーベル、バズーカ。
バズーカは長くてなかなかの迫力、分解してコンテナに収納もできます。
180mmキャノン砲は残念ながら付属しません(キャノンは陸戦型ガンダムに付属)
劇中のどっしりした力強い体型をよく再現した、なかなかの佳作キット。
陸戦型GM同様オマケも豊富で充実したキットだと思います。
以下、写真など。
背面。バックパックは大きく違います。互いに交換も可能。
2丁マシンガン&ビームライフル
ミサイルランチャー&バズーカ。どちらも分解してコンテナ内に収納可能。
大迫力のビームスナイパーライフル。外付けの冷却用ユニットは付属しません。
ビームサーベル。右のGMのように、膝の装甲内に収納されます
コンテナを背負う。
ガンプラ:HGUC ガンダムF91 ― 2014年01月15日
こんばんは。
立て続けにガンプラネタ。
今日はHGUC「ガンダムF91」です。
F91「ガンダムF91」
映画「機動戦士ガンダムF91」の主人公機。
サナリィが開発した試作型MS。(現時点の設定では)連邦軍最後の「ガンダム」です。
全高15mと小型ながら高い出力を誇り、劇中ではクロスボーンのMSと唯一まともに戦えた機体です。残像を残しながらラフレシアと戦うシーンは印象的ですね。
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。
素組パチ組で製作期間は2日。
小さな機体ゆえかパーツ数も少なく、サクサクと組めました。
プロポーションは劇中の細身のイメージをよく再現していると思います。
パーツ数は少なめですがパーツ分けはなかなか合理的。複雑なラインを少ないパーツでうまく再現、合わせ目も目立たないよう工夫されています。
設定上の身長は15m、他のMSに比べ一回り小さめ。細めの体型もあって、かなり小さく感じます。
機体が小さすぎるため、一部ポリキャップが露出したり、細かなディティールがうまく再現されてない箇所もあります。
色分けはかなりがんばってますが、背中のヴェスバーの青い部分は再現されずシールになります。
デザインが複雑なため、各部バーニアや三角マークなど細かい箇所は塗装の必要あり。ただ、ヴェスバー以外は無塗装でもさほど目立ちません。
(三角マークはシールもついてきます)
今回はヴェスバーの青の他、各部バーニアやバルカン砲のオレンジ、三角マークの黄色、放熱板の白、その他装甲裏など細部を部分塗装で修正しています。
細かい部分はモールドによる再現が今一で、うまく塗装できずちょっと汚な目かも。
関節可動範囲は広め。関節部のパーツ分けとポリキャップの組み合わせ方が絶妙で、どんなポージングも自在。
ただし太腿や足首カバーなど緩くてポロリしやすい場所もあるので注意。
ヴェスバーは設定とはちょっと違うものの自在な角度に可動。重心を伸ばしてグリップを展開、脇の下からの発射体制も完全再現。
マスクと肩のフィンは差し替え式で全力稼働モードを再現。脹脛のフィンは設定通り展開可能です。
武器はライフル、ビームランチャー、サーベル2本が付属。左腕のビームシールドは差し替え式で透明パーツをはめ込みます。
手首は握り拳と銃持ち手の2種が付属。銃やヴェスバーの保持は問題無いですが、サーベルはちょっとポロリしやすいです。
残念ながら、腰アーマーのサーベル・予備シールド収納ポケットは再現されていません。
その他、頭部アンテナの安全突起切除、腰フロントアーマーの左右切り離し、ライフルのグリップの切り離しなどの加工をしています。
ディティールが一部甘いところもありますが、パーツ分けなどで見るべきところも多く、なかなか良く出来たキットだと思います。
何より安価で組み立て易いのがいいwF91ファンなら買いですよ
以下、写真など色々。
正面。
全力稼働モード正面。顔と肩を差し替え
背面より。多方向へ広がるバーニアとヴェスバーが特徴的
全力稼働モード、背面。脹脛のフィンを展開。ランチャーは腰にマウント可能
ライフル&ビームシールド
ヴェスバー発射
サーベルを回転させ突撃
アップで。通常顔はいかにもガンダム
ガンプラ:MG GM&ボール ― 2014年01月20日
こんばんは。
今日もガンプラネタ、GM軍団第3弾。
初代「GM」&「ボール」です。
ファーストガンダムのやられメカコンビ、ついに登場w
RGM-79「GM」ver2.0
初代ガンダムに登場する、連邦軍の量産機。
ガンダムを徹底的にコストダウンして作られた大量生産MSです。
劇中では登場するなりズゴックに刺されたりビグザムに焼かれたりと、徹頭徹尾やられメカとして大活躍?します。
しかし数の差でジオンを圧倒、連邦を勝利に導きました。戦いは数だよ、兄貴。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。2009年発売。
素組パチ組で製作期間は3日。
末尾にver2.0とあるとおり、GMとしては2代目となるキット。
(初代のGMは1999年に発売されています)
中身は以前作った「ガンダム」ver2.0とほとんど同じ、まさしく量産機って感じです。
ダサくて弱っちいプロポーションはまさにGM。劇中の頼りないイメージそのまんまです。
個々のパーツはガンダムとさほど差がないのに、ここまで貧弱に思えるデザインは秀逸。外観は文句のつけようが無いですね。
もちろん、細部はMGらしく現代的にアレンジされています。
色分けは完璧、部分塗装の必要はほとんどありません。
劇中では機体色は白でしたが、キットはなぜか青白い成型色。バンダイ製のGMは放映当時からこの青白いカラーで統一されてます。この色も慣れてしまってあまり違和感もありませんね。
今回は眼のグリーンがちょっと薄く感じたので塗り直し、後はごく細部の修正のみ。組立作業もサクサクとスムーズに進みました。
内部構造はガンダム2.0と同じなので、可動範囲やギミックなど細かい解説は省略。
腹にはコアファイターの代わりにカセット式エンジンブロックを内蔵、分離も可能。この合体分離ギミックのせいで腹の可動は今ひとつです。
どうせコアファイターはないんだから、腹部は新規設計で可動範囲を広くとって欲しかったですね。
シンプルなデザインの腰スカートは左右に分割、可動を妨げないようになっています。サイドアーマーがポロリしやすいのが難点。
前方スカートは中央に突起のある、3分割のふんどし状デザインにも差し替え可能です。
ガンダムに準じた広い可動範囲、ポージングに不満はないですね。
武器はビームスプレーガン、シールド、サーベル2本、それにガンダムと同じハイパーバズーカが付属。
サーベルはランドセルの左右どちらに(あるいは両方に)差すことも出来ます。
ガンダムと共通の内部構造を活かし、Gファイターやガンタンク、コアファイターと合体させて遊ぶことももちろん可能です。
GMの頼りなさを完全再現したキット。
価格が高いわけではないですが、シンプルすぎる外観とキット内容はちょっと物足りなさを感じるかもw
(流通量の関係で価格の逆転現象が発生、今の売値はなぜかガンダムより高いです)
RB-79K「ボール」第08MS小隊版
初代ガンダムに登場する、連邦軍の量産機。
後方から援護射撃を行うための支援機で、砲台にエンジンと腕を付けただけの間に合わせ兵器。最近はMSでなくモビルポッドなどとも呼ばれます。
TV劇中ではGMのお供で登場、派手に撃ちまくる割には戦果は少なく、ザクに蹴られたりまとめて撃墜されたりと散々な扱い。まさに動く棺桶。
設定では一年戦争終了と同時に生産中止、Zガンダムの時代には民間企業に払い下げられて土木作業に従事したとか。
このキットはOVA「第08MS小隊」序盤に搭乗したバリエーションで、武装は大砲ではなく2連装の機関砲です。
ですがボールは大砲の方が似合うので、写真も大砲をメインにしました。
グレーの通常版ではなくこの機体を選んだのは、オレンジの機体が潜水艇っぽくてちょっと好みだったからです。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。2005年発売。
だいぶ前に作ったキットで、部分塗装はマーカー仕上げ。埃を払って撮影しました。
デザインはTVオリジナルではなく、カトキハジメ氏アレンジのC型ボール(ガンダム0083登場)に準拠。TV版とはバーニアやアームなど細部が結構違い、より宇宙船っぽい直線的なデザインになっています。
また08MS小隊版は正面にサーチライトとワイヤーアンカーが追加され、より作業艇っぽい雰囲気があります。
キット外観は設定画によく似ており、破綻はありません。
全身のモールドに加え、アームにはリード線や金属パーツなども使われ細部のディティールも精密。色分けもバーニアや透明パーツなどごく細部を除けばほぼ完璧。
見た目上の弱点はありません。
さらに内部構造まで再現。
外装をパネルラインにそって外すことが出来、内部のフレームや機関部などがバッチリ作りこんであります。
アーム各部に加え、武装や各部バーニアが可動。ワイヤーアンカーの伸縮・展開も差し替えで再現できます。
アームは各部関節が可動、様々な表情を再現できます。ただ付け根部分の保持力は弱く、あまり極端な角度をつけることは出来ません。
自立はできないので専用スタンドが付属。
第08MS小隊版は武装を機関砲と大砲の2種から選んで差し替え可能。また、通常版のパーツが全て同梱されているので、サーチライト等のないプレーンなボールも再現できます。
細部の異様な作りこみが楽しい、スケールモデルのような充実したキット。
お値段も安いのでオススメです。
以下、写真など。
ビームスプレーガン&機関砲、射撃体勢。
大きさ比較。ボールは蹴られても仕方ない大きさw
GM、背面。腰まわりのシンプルさが際立つ
シールド&ハイパーバズーカ。ガンダムと同じものです
ビームサーベル。劇場版ではリックドムを切り倒しました
鮮烈のデビュー戦。この瞬間、GMは永遠のやられメカにw
Gファイターと合体も可能。
ボール、正面から。窓の上にサーチライト、下にアンカーワイヤーを装備
機関砲を装備、ボール第08MS小隊版の本体の姿
後ろから。貧弱な推進器と弾数の少ない主砲。
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