ガンプラ:サンダーボルト版ザク&ビッグガン2014年01月24日

こんばんは。

大量の積みガンプラ消化中。
年明けてからプラモ作りしかやってない気がするw

で、今日のネタはサンダーボルト版「ザク」&「ビッグガン」です。
ビッグガン


MS-06「量産型ザク」サンダーボルト版
サンダーボルト版ザク
漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」に登場するジオンの量産機。
ジオン側主人公の最初の乗機です。
過酷なサンダーボルト宙域向けに一部改修されていますが、いわゆる普通のザクです。

キットはバンダイのHG、1/144スケール。
後述のビッグガンとセットで発売。
以前紹介した「フルアーマーガンダム」と同じく、「HGガンダムサンダーボルト」ブランドになります。

ビッグガンと合わせて素組パチ組、製作期間は5日。
製作期間の大半はビッグガンの部分塗装にかかった時間ですがw
ザク自体は特に問題なくサクサクと組めます。

アニメの普通のザクに比べると、スカートが長くどっしりしたスタイル。
漫画を読んだことがないので原画と似ているかどうかはわかりませんが。
細部のデザインはアニメと結構違いますが、あくまで一般的な普通のザクという設定。違いはバックパックと関節のカバーだけ、らしいです。
なかなか力強いスタイルですが、ちょっと腕が長すぎかも。
「FAガンダム」同様、ディティールはなかなかシャープです。

サンダーボルトの特徴は巨大なバックパック。
造形はなかなか良く出来ていますが、上部のアームは畳んだ状態で固定。
可動は一切できず、展開状態の差し替えもできません。これはかなり残念なところ。
長いプロペラントタンクは取り外しが可能。
タンク上部や下にバズーカ、ヒートホークの取り付けもできます。
..バズーカを背中に対して垂直に取付けるのは意味不明ですがw

各部のカバーや動力パイプが干渉するので、関節可動範囲は標準といったところ。
武器などが大きめなため、取り回しに苦労します。
手首や肩のシールドなど若干ポロリしやすい部分もあり。
頭のモノアイは左右に可動します。
バックパックが重く、特に武器を取り付けると後ろに倒れます。
ポージングをする場合は別途スタンドを用意しましょう。

付属の武器はマシンガン、バズーカ、ヒートホーク。
手首は武器握り手左右、左のみ握り拳が付属。
マーキング用シールもついてきます。

ザク本体の色分けはほぼ完璧、足りないのは脚のバーニアの金色ぐらい。
対してバックパックはグレー一色の成形、色分けは不十分。
バーニアの金色、各部の薄いグレー部分などは全て塗装の必要あり。
シールもかなりついていますが、それでもカバーできない箇所多数。
同様に武器も全く色分けがなく、こちらはシールもついていないので塗装必須。
今回はバックパック・武器のガルグレー、バーニアの金など結構な箇所を部分塗装しています。キットにあまり思い入れがないので、塗り方はちょっと雑w

細部のディティールはかなり良いですが、可動範囲などはスタンダードの域を出ないキット。これといった弱点はないものの、目立った長所もなく。
漫画サンダーボルトのファンならコレクターズアイテムとして買って損はないと思います。


「ビッグガン」
ビッグガン
漫画サンダーボルトに登場する、ジオンの巨大ビーム砲。
砲身をデブリに固定、MSからの直接操作で遠距離への強力な狙撃を行います。

上記ザクと同じ1/144スケール。巨大さがわかると思います。
ザクと並行しての素組パチ組ですが、部分塗装にとにかく時間がかかり製作期間は5日ほど。

三脚の上に砲身の載った構造。
現実の高射砲をスケールアップしたような造形、細部はバーニアやセンサーなども細かく作りこまれていてスケールモデルのようなリアルさを感じます。

下部の三脚はビス止めで可動、保持力はかなり高いです。
見た目はカメラの三脚っぽく自在に動きそうな感じですが..実際には脚の付け根と先端の2箇所が可動するのみ、動かせる角度もごくわずか。
脚の伸縮や先端の回転、クリップの可動など一切はできず、わずかに高さを変える程度の動きしかできません。

砲身は左右に回転はできますが、上下には動かせず仰角は水平に固定。
見た目かなり動きそうなデザインなのに、実際には可動範囲は狭く融通がききません。
ポージングもほぼ水平方向に限定、派手なディスプレイは出来ません。
この可動範囲の狭さはかなり残念ですね。
まあ可動箇所が少ない分、パーツも少ないので組み立ては楽です。

ディティールは非常に細かく、ビスを隠すためのパーツまで付属。
色分けもそこそこ細かく大量の色分けシールも付属します。
ですが元の設定画があまりに細かすぎるのでカバーできない箇所も多数。
今回は各部リベット?やアンテナの金、砲身側面・内部ガンメタル、センサー部赤、グリップのグレー、それに上下ジェネレータの内部を部分塗装。

特にジェネレータ(砲身上下の円筒形パーツ)のファンの塗装は手間がかかりました。
設定ではファンブレードと内部の色分けをすることになっていますが、キットは一体成型。
多数のブレードを一枚一枚塗り分けていくのにかかった時間はなんと数日。
途中で何度も挫けそうに..というか最初からやらなきゃよかったと何度も後悔しましたw
ブレードだけでも別パーツ化されていれば、塗り分けも楽だったのに。

造形は素晴らしいですが、可動やパーツ分けなど詰めの甘さが残念なキット。
完成後は三脚をたたむことが出来ないため、置き場所も考える必要あり。
長大な砲身は大変迫力があり、苦労した分だけ愛着もあリますがw

ザクとビッグガンのセットでお値段は3,800円。
造形のレベルを考えれば損はない内容です。
スケールモデルとかミリタリー好きな方なんかにはオススメ。

以下、写真など。
ビッグガン
ビッグガンを構えるザク
サンダーボルト版ザク
ザク、背面。長いタンクが特徴。金と薄いグレーの部分は全て塗装。
サンダーボルト版ザク
ザクマシンガン。
サンダーボルト版ザク
完全武装、横から。バックパックが重すぎ。
サンダーボルト版ザク
完全武装、背面。タンク上にバズーカ、腰の後ろにヒートホーク
サンダーボルト版ザク
ザクバズーカ。マガジンが干渉するので右手では持ちにくい
サンダーボルト版ザク
ヒートホーク
ビッグガン
ビッグガン、側面より。巨大さがわかります
ビッグガン
ビッグガン、後ろから
ビッグガン
グリップ部アップ。グリップは自在に稼働するので他のMSを取り付けも可能
ビッグガン
件のジェネレータ、アップ。塗り分けはホント大変だったw


以上、サンダーボルト版「ザク」&「ビッグガン」でした。

まだまだ作るプラモはいっぱい積まれてますよw
ではまた