ガンプラ:MG ジェスタ&リゼル2014年02月05日

こんばんは。寒いですね。

さて、昨年から続くガンプラ強化月間もいよいよ大詰め。
ガンダムUCから「ジェスタ」です。
UC繋がりで、前に作った「リゼル」もあわせて紹介。
ジェスタ&リゼル


RGM-96X「ジェスタ」
ジェスタ
OVA「機動戦士ガンダムUC」に登場する連邦の量産機。
ロンド・ベルのエース部隊「トライスター」の駆る高性能MSです。
ジェガンの改良型ですが、ユニコーンガンダムの随伴機として開発されたので性能は数段上。
劇中では所々で活躍を見せますが、ベースジャバーに載って戦うシーンばかりで全身はあまり映りませんねw

バンダイのMG、1/100スケール。素組パチ組で製作期間は4日。
細部まで作りこまれた良キット、組み立てもスムーズです。

長い手脚ながらマッシブでメリハリの効いたヒーロー体型、いかにも軍用品と言ったカラーリングや各部のデザインがとても格好良いです。
強そうすぎてジェガンの系列機にはとても見えませんね。
キットは設定画や劇中の姿を完全再現、見た目に弱点はありません。
細部も装甲裏側まできちんと作りこまれ、合わせ目もほとんど見えません。
各部の面構成が複雑なため、パーツ分けは若干細かくなります。

関節は粘り気のある特殊プラ素材と一部ポリキャップ。
可動範囲、関節強度ともに文句のつけようのない出来。手首は指先まで全関節可動、肩や膝には引き出し機構も内蔵。
あらゆるポージングを難なくこなせます。

色分けは完璧、足りないのは足裏ぐらい。一切塗装しなくてもおかしな点は一切ありません。
なので部分塗装は足裏などごく細部の修正のみ。
頭のとさか両脇の丸い窪みは、特に色分けはなく凹みだけで再現。穴のようにも見えますが設定画を見ても正確な色がわからず。中の機械が一部露出していると考え、今回は関節色と同じダークグレーで塗装してみました。
眼や額のカメラはオレンジの透明パーツ、別売りのLEDユニットを組み込めば光らせることも出来ます。

付属の武器はビームライフル、サーベル、シールド。
ライフルはゴツくてかなりの迫力。本体の可動範囲が広いでの、両手持ちも楽々です。
手の平と武器の両方にダボ穴があるので武器の保持もバッチリ。
シールドは設定通りバックパックにアームで接続。アームの可動範囲はかなり広く、あらゆる角度に変更可能です。アームがバックパックから外れやすいのが唯一の難点。

左腕のサーベル、右腕の予備マガジンは設定通り取り外し可能。
腰のグレネードはカバーの開閉が可能。
背中や腰には未使用のコネクタが隠されてるので、将来ジェスタ・キャノンなどバリエーション機も発売されるかもしれません。

完璧とも言える内容で、弱点の一切ない良キットです。
その分お値段はちょっと高め。地味な機体なので買うには思い入れが必要ですねw


RGZ-95C「リゼル 隊長機」
リゼル
同じくOVA「機動戦士ガンダムUC」に登場する、連邦の可変MS。
メタスジェガンの設計を併せ持つ、Zガンダムの血を引く量産機。
愛称のリゼルは「REfine gundam Z Escort Leader」の略だとか。
可変機構をメタスに似せることでコストダウン、さらに他のMSを牽引して飛行も可能なコストパフォーマンスの高い機体。ただし性能よりもコストを優先しているため性能はそれなり。
劇中序盤から登場しますが、もっぱらヤラレ役ですね

このキットは一般向けの量産機ではなく、ちょっと高級な隊長機仕様。背中の翼と長大なビームランチャーが特徴です。また、一般機とは頭や肩のセンサーの色が違います。
劇中ではノーム隊長が搭乗、渋い役どころでしたがフル・フロンタルの前に敢え無く散りました。

キット名は「リゼル(隊長機)」、バンダイのMG、1/100スケールです。発売は2011年。
MGなので、もちろん完全変形します。
素組パチ組で製作期間は4日。

MS形態は細身でシャープ。劇中の姿をよく再現していると思います。
本体はジェスタなど他のMSと同程度ですが、メガビームランチャーと背中の翼の分縦横幅があるので、かなり大きく見えます。

関節はABS製、一部ポリキャップ使用。
可変機にしては手脚はよく動き、腰も回転します。
ただし股間は可変機構が集中するため強度が低く、ポージングの保持は困難。背中の翼など干渉する部位も多く、また一部ポロリしやすい箇所もあるので、派手なポージングは苦手です。

メガランチャーは背中のブースター(MA形態の機首部)とアームで接続。
アームは強度が高くロック機構もあるので、手で支えなくてもランチャーの射撃体勢をしっかりと保持できます。ただしアームは縦方向にしか可動しないので、左右に射角をとることはできません。
ランチャーはかなり長いので、バランスに注意しないと倒れやすいです。

リゼル
可変機構はかなり複雑。
胸を上に跳ね上げ頭を収納、横腹を縮め、両腕は手首を外し胴体下に揃えて収納。股間は左右に大きく幅を広げ、脚は正座のように畳みます。背中の機首ブロックで胴体に蓋をし、最後にシールドを下面にぶら下げて完了。
MA形態では縦より横幅が大きくなり、厚みも結構あるためちょっと寸胴。飛行機というより戦車みたいな感じ。設定通りかもしれませんが、劇中のシャープさがあまり感じられませんね。

股間や肩、バックパックは何重ものヒンジで構成され、所定の位置に収まるよう慎重に角度を変えていきます。
設定では可変機構を単純にしてコストダウンとか言ってますが、はっきり言ってZガンダムよりも複雑怪奇。説明書なしではとても変形できません。
また可動部が多い割に各部のロック機構が無いため、手脚がかっちりとまとまらず微妙に歪んだり、シールドや腰アーマーなどすぐにポロリする箇所も多数。見た目は良いですが、詰めの甘さが目立ちますね。

その他、両腕のグレネードとサーベルは設定通り展開が可能。バックパックの後退翼は角度変更可能、さらに他のMSを牽引するためのグリップが展開。
手首は親指、人差し指と残りの指が可動する標準的な可動指。ダボ穴があるので武器をしっかり保持できます。
付属武器はメガビームランチャー、シールド、サーベル。
メガビームランチャーは身長を超える長さで、かなり迫力があります。
劇中よく使用していた標準型のビームライフルが付属しないのが残念なところ。

色分けはほぼ完璧、なので部分塗装はごく細部の修正のみ。
今回はアレンジでメガランチャーの一部を白、脹脛の動力パイプをグレーで塗装してみました。
眼や肩、銃のセンサーは緑の透明パーツ。裏に銀色のシールを貼るのでより目立って綺麗です。
細部のディティールも細かく再現されており、見た目上の弱点はほぼありません。

見た目が良いだけに、保持力の弱さが残念なキット。
メガランチャーは場所を取りますが、値段相応のボリュームはあると思います。


以下、写真いろいろ。
ジェスタ
ジェスタ、背面。いかにも特殊部隊といった重装備
ジェスタ
ビームライフル。シールドはかなり動くので、正面に構えるのも楽々
ジェスタ
ビームサーベル。指は動きすぎて表情付けが難しいw
リゼル
リゼル、背面。ランチャーの長さに注目
リゼル
メガランチャー発射。
リゼル
ビームサーベル。
リゼル
MA形態、下から。折りたたんだ脚がよくわかる
リゼル
後ろから。横幅が広い割に前後は寸詰まりw
ジェスタ&リゼル
射撃体勢。
ジェスタ&リゼル
ジェスタを牽引するリゼル。背中のグリップをしっかり掴んでいます
ジェスタ&リゼル
牽引体勢、横から。再現にはアクションベースが2個必要


以上、MG「ジェスタ」&「リゼル」でした。
ではまた