ガンプラ:SDBF スターウィニングガンダム ― 2015年07月10日
こんばんは。
ちょっと間が空きましたが、「ビルドファイターズ」祭り継続中。
今日は「ガンダムビルドファイターズトライ」より、「スターウィニングガンダム」です。
主人公らのチーム「トライファイターズ」、やっと勢揃いです。
SD-237S「スターウィニングガンダム」
熱血むちむちヒロインにしてチームリーダー、ホシノ・フミナのガンプラ。
女性ファターらしいSDガンダムから、SDならではの組み換えにより戦闘機に、そしてリアル体型にも変形可能なマルチファイター。
背部のビットには粒子ジェネレータを搭載。分離してのオールレンジ攻撃やバリヤー、味方機の攻撃を増強するパワーゲートなど攻防一体の能力を持つ。
リアルモードではビットを直結することでジェネレータ出力を倍増、機体に見合わぬ大火力の攻撃が可能となる。
劇中後半の全国大会より登場、チームの要として、そしてメイン?ヒロインとして主人公以上に熱い戦いを繰り広げた。
キットはバンダイのSDBF。
SDキットなのでノンスケールですが、HGBFと大きさが揃えてあるので大体1/144相当。
部分塗装の素組パチ組ですが、改造を行ってるので製作には大分かかってます。
改造箇所は股関節周りと肩。
HG「ガンダムAGE-1」の関節を移植し、可動範囲を広げています。
股関節はAGE-1の股間部を流用、前・横に70度ほど開脚できるようにしました。
スカートアーマーは各部を切り離し、AGE-1のスカート軸に取り付けて可動式に。
肩内部にはAGE-1の肩ブロックを流用、横方向に90度まで肩が上がるようになっています。
基の肩の可動と合わせれば、水平より高い位置まで腕が上がります。
これで可動範囲は標準的なHGキット程度まで強化、リアルモードでのポージングの自由度が上がりました。
ポリキャップの接続軸の太さがほぼ共通だったため、改造は各部の切り離しと削りこみ、固定は接着剤のみと意外と楽でした。
..改造の弊害としてちょっと脚が短くなってしまいましたがw
実は他にもディティールアップを試みたのですが、これ以上の改造は私の腕と工具ではどうにもならず断念。中途半端に手を加えたり出したパーツが多数、元の状態に戻すのは不可能な状態に。
なのでパーツ補充用に同じキットを再購入するなどマヌケなことをしています。
改造途中で燃え尽き、中途半端な状態でしばらく製作を中断していたので製作日数もよくわからない有り様w
とりあえず出来る部分だけは改造を済ませ、何とか完成させました。
キットはHGではなくSDフォーマットなので、見た目よりも作りやすさ優先。
一体成型のパーツが多く、細部のディティールは省略されてたり、むき出しのポリキャップや肉抜き穴なども多いです。
ですが全体的なプロポーションはかなりの出来。よく似ています。
リアルモードの外観は劇中よりやや太めな印象。マッシブで力強さを感じますが、他のHGキットと並べるとちょっと寸胴。
気になるレベルではないですし、これはやむを得ない所でしょう。この低価格で変形機構が再現されているだけでも奇跡のレベルですから。
初心者向けSDだけあって色分けは今一。
各部ジェネレータ発光部の緑、縁取りの黄、額のオレンジなどは要塗装。
今回はジェネレータ発光部はシール、他は部分塗装しています。発光部も塗ってみたのですが、綺麗にならなかったのでシールの緑の部分のみ切り抜いて貼り付けました。
変形機構は組み換え式。
頭・手脚・胸を分離、バックパックの部品を腰や手脚に接続することでリアルモードになります。
巨大なSD頭部はコアファイターに変形、内部にリアルモードの頭部が収納されています。
最後に額の角を付け替えれば変形完了。バラす部分が多くちょっと面倒です。
コアファイター後部に胴体、さらに後ろにバックパックを取り付ければ戦闘機メガコアブースターも再現可能。
少ないパーツ数で見事な組み換え、よく出来ています。
関節はポリキャップ。SDキット独特のボールジョイント関節です。
ボールジョイントは組み換えは楽なのですが、可動範囲は狭め。このキットは可変機構を内蔵するためSDにしては広い可動範囲ですが、それでもリアルモードのポージングには力不足。なので改造を行ったわけです。
(改造の結果可動範囲は広がりましたが、手脚が若干抜けやすくなってしまいました)
リアルモードでの安定性は今一。背中が重いのでスタンドがあったほうがいいかも。
肘・膝部分にはビームエフェクトパーツを取付。透明パーツでなかなか綺麗です。
付属の武器はマシンガン&ブレード、手裏剣状のビット兵器スタークロス2個。
ビームマシンガンは組み換えで銃にも、長剣メガブレードにもなります。
劇中の巨大ビーム刃は付属しないので、手近にあったクリアファイルを加工して自作。ビーム刃を取り付けできるよう、マシンガンの取っ手部分をプラバンで改造しています。
スタークロスはバックパックや腰など機体各部に取付可能。ビームエフェクトを取り付ければ劇中の巨大手裏剣を再現可能です。
手首はSD共通の丸穴が開いた握り拳のみ。決めポーズ用に平手が欲しかったところですね。
以下、写真など。
SDモード、ビット展開。メガブレードの刃はクリアファイルから自作。
SDモード背面。ビットはバックパックに連結。
スタークロス発射。銃は組み替えてビームマシンガンに。
コアファイター。頭部が変形。
メガコアブースター。
合体変形にはここまでパーツをバラします。
リアルモード。
リアルモード、背面。コアファイターがついてます。
スタークロスでシールド展開。
改造によって肩はここまで上がります。
ライバル・シアとの最終決戦。
アップで。ウィニングビーム発射。
チーム・トライファイターズ勢揃い。
安価なSDキットなので粗も多いですが、きちんと変形機構を再現してありプレイバリュー高め。
シールさえ貼れば見た目もそこそこ、値段の割には納得の出来だと思います。
...主役級の機体なので、HG相当のクオリティでリリースされればなお良かったのですが。
以上、SDBF「スターウィニングガンダム」でした。
ではまた
ガンプラ:HGBF ハイモック ― 2015年07月13日
こんばんは。
「ビルドファイターズ」祭りも間もなく大詰め。
今日は「ガンダムビルドファイターズトライ」より、チョイ役「ハイモック」です。
同時発売の武器セット、HGBC「モックアーミーセット」もついでに紹介。
「ハイモック」
ガンプラバトルの練習などに使われる、AI制御の無人機。
コスト重視で装飾を一切省いたシンプルな機体で、ヘボそうな外見通り弱いw
ただし他機体のあらゆる武器が使用可能なため、AIの設定や改造次第ではそれなりの戦闘力を発揮できる。
元々は旧PPSE社の開発したガンプラで、前作終盤では暴走したアリスタに操られたモックの大軍団が大暴れした。
キットはバンダイのHGBF、スケールは1/144(=原寸大)
なんと定価800円、劇中同様コストパフォーマンスに優れたキットです。
素組パチ組で製作期間は2日。
シンプルな外観を完全再現、プロポーションは文句なし。
パーツ数も少なく、サクサクと組めます。
ただコストダウンを優先したためか、色分けは今一。上腕・太腿・バックパックのライトグリーン、足首グレーなどは要塗装。目立つ部分なので、ここは成型色で再現して欲しかったところです。
今回は上腕部などをスカイ(タミヤカラー)、バーニア内部の赤、その他細部を部分塗装で修正しています。
関節はポリキャップ。可動範囲は広く、関節保持力も高め。
干渉する部分のないシンプルな外観で、ポージングも楽々です。
接地性、安定性も問題なし。
特別なギミックはありませんが、機体各部にはHGBF共通の3mmジョイントの穴が多数。
別キットのパーツ類を無改造で様々な箇所に取付できます。
付属の手首は武器持ち手のみですが、MGサイズの手首を取り付けられるジョイントが付属。1/100スケールのMGの大きな武器を持たせることも出来ます。
平手なんかもつけて欲しかったところですね。
キット付属の武器はビームライフルのみ。
同時発売のHGBC「モックアーミーセット」は、ハイモック専用?武器セット。
ビームガトリング、アックス、ロケットハンマー、ヒートカッターの4つの武器が入っています。
どの武器も大きめで迫力があり、造形はなかなか。ハンマーやヒートカッターは見た目もコミカルで、ハイモックのデザインとマッチします。
成型色はグレー一色。寂しいのでアレンジで一部メタリックグレーに部分塗装。
ただの武器なので他キットにももちろん流用可能、グリップを差し替えればMGなど大型キットにも使用できます。
以下、写真など。
正面。キット付属のビームライフル装備。
背面。上腕、太腿、バックパックのバーニアなどは要塗装。
モックアーミーセット付属のビームガトリング。平手がないので両手持ちは今一。
巨大なアックス。
ピコピコ...じゃなくてロケットハンマーw
ヒートカッター。刀身はカッターナイフ風。
MGの手首を取り付け、Zガンダムのメガランチャー装備。
同じく、MG手首でエクシアの剣。
全身の3mmジョイントで徹底改造w
射撃練習。
出番も活躍もほとんどないこんな誰得メカがリリースされるなんて、どこまで本気なんだw>バンダイ。
安価ですが出来はなかなかの好キット、改造のベースなどにお勧めです。
以上、HGBF「ハイモック」でした。
ではまた
ガンプラ:HGUC ズサ(ZZ版) ― 2015年07月24日
こんばんは。
まずは7月開始の夏アニメ、チェックの結果など。
継続視聴
・うしおととら
・WORKING!!!
・実は私は
・のんのんびより りぴーと
様子見中
・アクエリオンロゴス
・Classroom☆Crisis
・ドラゴンボール超
興味はあったけどダメだったやつ
・乱歩奇譚
・城下町のダンデライオン
・下ネタという概念が存在しない退屈な世界
今季は「これは見なければ!」と思う番組が無い。
ロボットアニメとか熱い展開のアニメ少ないし、癒される日常系は続き物だけだし。
では気を取り直してガンプラ。
久々にビルドファイターズ以外の作品から。
AMX-102「ズサ」(機動戦士ガンダムZZ版)
TV「機動戦士ガンダムZZ」に登場、大量のミサイルを搭載した突撃・支援用のMS。
背中のブースターとセットで運用され、火力・機動力は一年戦争時のモビルアーマーに匹敵。
ブースターを外した本体は小型軽量で運動性が高いため、他のMSの武器を流用すれば汎用機としてもそこそこの性能を発揮する。
ZZ序盤にマシュマーが搭乗したが..マヌケな戦闘で視聴者を不安にさせたw
ZZでは大規模戦闘シーンが少なかったので活躍は今一。最近はOVA「ガンダムUC」にも登場している。
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。
バンダイ直販サイト、プレミアムバンダイ専売のキット。
2014年発売の「ガンダムUC版」の色変えキットですが..マイナーなOVA版が一般販売なのに、メジャーなTV版が受注販売なのはどうかと>バンダイ
予約のみの期間限定販売、割引なしで送料加算、そのくせ説明書は他キットの流用で塗装説明など一切なし。
正直、販売方法や構成をもう少し考えて欲しいところ。プレバンにはどうも良いイメージがないな。
キットのプロポーションは良好。
小柄ながら幅広の独特の体型をよく再現してますし、背中のブースターや肩のミサイルは迫力があります。
ボディは黄色とオレンジの2色で色分け、細部のディティールも中々。
色分けはちょっと残念な出来。
ブースターのバーニアの青、バーニア内部の赤、肩の関節部のグレー、腕先端のミサイルなどかなり目立つ部分が要塗装、色分けシールも無し。
肩関節の赤、腕の黄色、モノアイなどは色分けシールでの再現。
脚内部のミサイルは色分け必須、ここはかなり塗りにくいです。ハッチ閉めたままなら見えませんが。
細部はしょうがないにしても、ブースターなどの色分けはHGレベルでも何とか出来たんじゃないかと思うのですが。
今回はこのあたりは全て部分塗装。塗り分けが手間でちょっと時間がかかり、製作期間は4日。
関節はポリキャップ。ただし使用箇所は少なめ。
股関節など結構重要な関節もポリキャップ無し、経年劣化がちょっと心配です。
関節可動範囲は狭め、これはデザイン的に仕方ない所。保持力は今のところ問題なし。
接地性は今一ですが、重心が低いためかブースター背負っても安定性は問題なし。
胸部のミサイルは差し替えでハッチ開閉を再現。
脚のミサイルはハッチが可動、迫力のミサイル発射状態を完全再現できます。
背中のブースターは取り外し可能。
ジョイントは背中の1箇所ですが、がっちりロックされるので保持は問題なし。ただ取り付け角度は斜めに固定なので、飛行形態はちょっと格好悪いです。
両脇のミサイルポッドは回転可能、MS・飛行形態どちらでも正面に向けることが出来ます。
劇中のように、ポッドだけ取り外してMS本体に付けられるギミックがないのが残念。
付属の手首は両方の握り拳と、右のみ武器持ち手。
ガンダムUCで使用したギラ・ドーガのシールドとビームマシンガンが付属。
アクシズ製ビームライフル、ケンプファーのショットガンなどは付属しません。
武器の成型色は黄色なので要塗装。まあオマケなので仕方ないですね。
以下、写真など。
正面より。ブースターをつけると中々の大きさ。
背面。ブースターの青い部分は殆ど塗装。
本体、正面より。身長は低いですが、横幅はあります。
本体背面。ジョイントは首の後。
ミサイル発射。全身ミサイルの塊です。
突撃体制。
ブースター分離。ライフルとシールドを装備。
ブースター、正面より。ブースターにもコックピットがあり、単独運用も可能だとか。
ブースター背面。バーニアが大迫力。
アップで。脚の塗り分けが大変w
見た目は中々の出来ですが、色分けや関節部などに設計の甘さが目立つキット。
値段もちょっと高め。一般販売だったらかなり安くなったかもしれませんが。
インパクトがあって好きな機体だけに、もう少し設計を煮詰めて欲しかったです。
以上、HGUC「ズサ」でした。
ではまた
最近のコメント