ガンプラ:HGUC ガルバルディβ2018年07月18日

こんばんは。

ど暑いですね。
窓から入る風が熱くてべったり。音ばっかしでちっとも涼しくない。
冷房の偉大さが身にしみます。

さて、今日もガンプラ。汗だくになりながら作りましたw

HGUC ガルバルディβ
RMS-117「ガルバルディβ」

TVA「Zガンダム」序盤に登場する、連邦軍の量産型MS。
元々は旧ジオンが一年戦争中に開発した、ゲルググの火力とギャンの操縦性を併せ持つ機体。戦後に連邦軍が改修、量産機として制式採用した。
軽量化を重視して改修したため高い運動性を持つが、反面装甲が薄く防御は弱い。Zの時代には旧式機となっている。
劇中ではティターンズに協力する連邦正規軍のライラなどが搭乗。パイロットの技量で性能差をカバーし、カミーユらアーガマ隊を苦しめた。

キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。2018年発売。
素組パチ組、製作期間は3日。

細身で直線的な体型を再現、劇中によく似たプロポーション。
機体色はパッケージなどでは真っ赤ですが、実際にはかなり紫よりのワインレッドで落ち着いた感じ。色分けもよく出来ており部分塗装はごく細部のみで済みます。
合わせ目も少なくパーツ分けも合理的、サクサクと組み上がります。

関節はKPS+ポリキャップ。
関節可動範囲はまあまあ広め、関節保持力も良好。上半身はよく動きますが下半身の可動は今ひとつかな。
足首が殆ど動かないので接地性は今一です。
大人しめなプロポーションのためか、派手なアクションポーズは似合いませんねw

付属の武器はビームライフル、シールド、ビームサーベル2本。
ライフルは専用持ち手で保持(右手のみです)。形状は文句なしですがやや小ぶりで迫力に欠けます。
シールドは差し替えで伸縮機構を再現。
肩に収納式のサーベルラックが再現されていますが、サーベル自体は別パーツです。
手首は両方の握り拳、右のみ武器持ち手。平手なんかも欲しかったですね。

特別なギミックは無いシンプルな機体構造。武器も少なめ。
外見は文句なしですが、ややプレイバリューに欠ける感じですね。その分値段も抑えめですが。Zファンに向けた佳作キットって感じです。


以下、写真など。いつもより点数少なめです。
HGUC ガルバルディβ
正面。肘の可動がやや独特。
HGUC ガルバルディβ
背面。かなりシンプルです。
HGUC ガルバルディβ
ビームライフル。ゲルググ用ライフルの改造型。
HGUC ガルバルディβ
ビームサーベル。
HGUC ガルバルディβ
シールドは伸縮可能。
HGUC ガルバルディβ
デブリ漂う暗礁宙域での突撃。
HGUC ガルバルディβ
アップで。

以上、HGUC「ガルバルディβ」でした。
ではまた。

ガンプラ:SDCS ナイチンゲール2018年07月20日

こんばんは。
今日もまたガンプラ。積みプラもだいぶ消化されてきたな..

SDCS ナイチンゲール
MSN-04II「ナイチンゲール」

小説版「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場する、シャアの乗機。
劇場版の「サザビー」にあたる機体で、アムロの「Hi-νガンダム」と最終決戦を繰り広げた。
前後に異様に長い機体は、MSというより手脚のついたモビルアーマーと言ったところ。
高い推進力・火力を誇るが接近戦はやや不得手。サザビー同様ファンネルによるオールレンジ攻撃が可能で、ファンネル自体の火力も高い。
劇場版のサザビーよりだいぶ強めに描かれ、(最初は)アムロを圧倒した。

バンダイの新たなシリーズ、「SDガンダム クロスシルエット」のキット。
内部に全キット共通のSDフレームを使い、外装パーツを付け替えることが可能なシリーズ。従来のSDキットより広い可動範囲を持ち、外装パーツの組み換えで手脚や各部の交換も可能。
SDCS ナイチンゲール
これがSDフレーム↑

また、別売りのクロスフレームを使えば頭身が高くなりさらに広い可動が実現できます。
従来のSDシリーズに比べ頭身がスマート、ディティールもシャープさが増し格好良い感じがします。
ただ今までの2頭身キットとは見た目が揃わず、並べるのは無理があるかも。
可動範囲については関節が若干増えた程度、ポージングなどは相変わらず今ひとつ。パーツ数が少ないのは変わらないので武器や細部はやはり適当です。
その分作りやすいし、値段も手頃ですけどね。


今回も部分塗装の素組パチ組、製作期間は2日。
前後・左右に長く伸びた怪獣のような体型をよく再現、SDなのに迫力があって格好良いです。デフォルメによって各部のディティールが圧縮されたため、オリジナルの間延びしたのっぺり感も無くなってますね。
胴体のモールドは細かいですが、細部はSDらしく大胆に省略。銃やプロペラントタンクの肉抜き穴など粗も目立ちます。価格を考えればやむ無しか。

色分けはSDにしては頑張ってますが、バーニア内部の黄は要塗装。今回はタンク類の赤ライン、動力パイプのメタリックグレイなどをアレンジで部分塗装しています。

可動の軸となるSDフレームはKPS製。各部関節はボールジョイントで、ポリキャップは使用しません。
フレーム自体はまあまあ動きますが、外装をつけると可動範囲はごく狭め。ポージングなどは絶望的です。
両脚に加えスカートアーマーで機体を支えるので安定性は抜群です。

付属の武器はメガビームライフルとシールドのみ。どちらも各部と干渉しやすく、取り回しは面倒です。
ライフルはほぼ一体成型、肉抜きが目立ちます。銃口は塞がっているので適当に穴を開けました。


以下、写真いろいろ。
SDCS ナイチンゲール
正面。高さは今まのでSDキットと同じですが、前後・横幅はMG並。
SDCS ナイチンゲール
背面。タンクの肉抜き穴がちょっと目立つ。
SDCS ナイチンゲール
横から。まるで宇宙船のような感じ。
SDCS ナイチンゲール
高出力のメガビームライフル。
SDCS ナイチンゲール
下から。全身のバーニアと巨大なタンクが特徴。
SDCS ナイチンゲール
ファンネル発射。
SDCS ナイチンゲール
胸部アップ。モノアイはクリアパーツ、左右に可動します。


デフォルメがうまく効いて、見た目はかなり良好。
しかし可動やギミックは申し訳程度、プレイバリュー低め。サーベルなど多様な武器をつけるとか、スカートの隠し腕とかが再現されていれば良かったのに。
飾って楽しむキットですね。

以上、SDCS「ナイチンゲール」でした。
ではまた。

ガンプラ:HGUC バイアラン2018年07月27日

こんばんは。

連日の猛暑でただでさえ少ない体力をさらに消耗。
昨日あたりで暑さは少し落ち着いたけど、またぶり返してきそうな感じ。
だるいし熱でPCの調子も今一。夏を乗り切れるかが心配ですね。

さて、今日のガンプラはこいつです。
HGUC バイアラン
RX-160「バイアラン」

TV「機動戦士Zガンダム」に登場、ティターンズの試作MS。
変形せずにMS単体での飛行を実現した機体で、航続距離を除けば戦闘機以上の飛行性能を持つ。軽量化を徹底したため手持ち武器は使えず装甲も薄いが、莫大な推進力によってトリッキーな空中戦が可能。
劇中ではジェリドが搭乗、アポリーを撃墜するなど多数の戦果を挙げた。

バンダイのHGUC、1/144スケール。2012年発売の「バイアラン・カスタム」にパーツを追加したキット。
カスタムなどバリエーション機が4種もでているのに、オリジナル版がリリースされなかった不遇の機体。6年越しにやっとオリジナル版の登場です。
..この謎のリリース順序がバンダイらしいw

部分塗装の素組パチ組、製作期間は2日。
横に長い異様なスタイル、鳥のような下肢など独特なプロポーションを格好よく再現。元キットのバイアラン・カスタムはやや古めですが、キットの構造に古臭さは一切感じません。
ただし元キットとのパーツ共用のため、全体的なバランスや肩などの細部が劇中と違ってますね。

色分けは結構頑張ってますが、脇下バーニアや足首の赤、手首グレーなど足りない部分もあり。特に脇は目立つ部分なので、ここは成型色で再現してほしかったですね。
上記の点を部分塗装しましたが、脇バーニアは腕との干渉で塗装が剥がれるので注意が必要です。
つま先や肩の黄色ラインはシールでの再現。

関節はポリキャップ。ABSやKPSは使用されていませんが関節保持力は良好。
関節可動範囲は狭め。肘は90度ほど、また足首・膝など下半身の可動は申し訳程度。ポージングはかなり制限されます。
足首の可動が今一なので接地性に難あり、後ろに倒れやすいです。スタンドの使用を推奨。

付属の武器はビームサーベルのみ。
3本指の特徴的な手首は開いた手とビームサーベル持ち手の2種。
手首は一体成型なので根本のグレー部分は要塗装、さらにメガ粒子砲口も開口されていないので加工が必要です。この辺はなんとかして欲しかったですね。


以下、写真いろいろ。
HGUC バイアラン
正面。横幅は普通の機体の倍以上、かなりのボリュームです。
HGUC バイアラン
背面。鳥脚のような角度の脚が特徴的。脹脛のダンパーにも注目。
HGUC バイアラン
飛行。バーニアの推力だけで空中浮遊します。
HGUC バイアラン
巡航飛行。宇宙ではMA級の機動力を発揮。
HGUC バイアラン
手首のメガ粒子砲。砲門は改造して開口。
HGUC バイアラン
ビームサーベル。肘に収納されています。
HGUC バイアラン
サーベルで急降下突撃。
HGUC バイアラン
アップで。


異形の機体が実に格好良く再現されていますが、細部や可動にはやや難あり。惜しいです。
しかしこういうマイナー機体はキット化されること自体が貴重。
HGUCではZの機体は残り3体。こういうラインナップをどんどん充実してほしいです。

ではまた。