ガンプラ:HGUC ZII ― 2014年10月17日
こんばんは。
急に涼しくなってきましたよ。やっと秋ですね。
我が家もやっと扇風機をしまいましたw
さて、本日のガンプラ。
ZガンダムのMSVより、「ZII」です。
MSZ-008「ZII」
Zガンダムの後継機としてアナハイム社が開発した可変MS。
Zの可変機構をメタスを参考に再設計しコストダウンを図った機体。大気圏突入はできない宇宙専用機だが、戦闘能力はZに匹敵する。
高性能機ではあったが、エゥーゴがZZガンダムの開発を優先したため試作段階で開発は終了した。
後に量産されたリゼルは、このZIIの機体構造を参考にしている。
..て感じで、「機動戦士Zガンダム」放映時に模型誌に掲載されたモビルスーツバリエーション「Z-MSV」の1つです。
MSVなので映像化はされていませんが、漫画やゲームなんかに登場することはあるようです。
Zの2番めってことで「ZII」、読み方は「ゼッツー」です。この変な読みはデザイナーの藤田一己氏がバイクマニアだったからという噂w
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。
素組パチ組で製作期間は3日。
プロポーションはイラストによく似ています。
でもZの後継機を名乗るにはシャープさが感じられない微妙なデザイン。背中や胸が四角すぎるのか。
どうせなら、GundamFix(バンダイが昔出していた完成品キット)のように大胆にアレンジした方が良かったかも。
全体的なディティールにも変な手抜きはないですが、ちょっと物足りない感じですね。
膝や腰のアーマー裏には目立つ肉抜き穴があります。ここはプラ版などでちょこちょこ埋めてみました。
変形は差し替え式。
手脚やバックパックなどバラす部分が多く作業はやや面倒。
その分MS、WR(ウェーブライダー)両形態とも形状・保持力に問題なし。かっちりとまとまります。
関節部は粘りのあるプラ素材にポリキャップ。関節保持力は問題なし。
関節可動範囲そのものは広めですが、各部アーマーや武器との干渉が大きくポージングはやや窮屈。
足が大きい割に接地性は今一、安定性低し。背中が重く、バランス取らないとすぐ倒れます。
WR形態で飾る場合も考えると、スタンドを別途用意した方がいいかも。
武器はメガビームライフル、クレイバズーカ2本、ビームライフル、サーベル2本が付属。
長い主武装メガビームライフルはストックが差し替え式、WR形態では胴体下に固定して機首になります。
リックディアスと同デザインのクレイバズーカは設定通り背部にマウント可能。
ビームライフルはZと同デザインですが、伸縮はできません。本体にマウントできず、WR形態では余剰パーツになてしまうのが残念。
サーベルのビーム刀はやや短め。設定のように膝裏に収納はできません。
付属の手首は両方の握り拳と武器持ち手。
どの武器も長いため、胴体に干渉しやすくMS形態での取り回しには苦労します。
色分けはHGにしては頑張ってますが、やはり細部は再現しきれない場所が多数。
各部の黄色いライン、脹脛の赤い部分はシールでの再現になります。
また、肩や膝の黄色いバーニアは要塗装。
今回は脚やバックパックなどに、GFFを参考にグレーのラインでアレンジ。
またメガビームライフルは本体に合わせブルー&レッドで塗装、ビームライフルはZと同様にブルーグレーで塗装。
その他、各部バーニアなど細部の修正を行っています。
以下、写真など。
正面。胴が短い独特の体型。
背面。背中の構成はリゼルそっくり。
クレイバズーカを背負ったフル装備。
長いメガビームライフル。
クレイバズーカ両手持ち。
ビームライフル。Zと同様にビームスピア風に構える
ビームサーベル。
WR形態。高速な宇宙戦闘機だとか。
WR形態背面。バーニアがメタス風
WR形態、横から。四角くまとまる変形パターンがわかりやすい
差し替え変形にはここまでパーツをばらす必要あり。
上段中央にMS用胴体、その右はWR用胴体。
こんなマイナーな機体を、なぜ今ごろキット化したのかさっぱりわかりませんがw、MSVのラインナップが充実するのは良いことだと思います。
今一格好良さの足りない気がしますが、設定画をよく再現。ギミックは文句なし、大きな弱点はなくそれなりのクオリティはある佳作キットです。
以上、HGUC「ZII」でした。
ではまた。
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