ガンプラ:RE/100 ガンダムMk-III ― 2015年03月14日
こんばんは。
いよいよきましたよ、花粉の季節が。
鼻は出るし目は痒いし、いや辛いわ。
気をとりなおして今日のガンプラネタ。
RE/100「ガンダムMk-III」です。
MSF-007「ガンダムMk-III」
アナハイム社が、ガンダムMk-IIのムーバブル・フレームを解析し発展させた汎用型MS。
柔軟なフレーム構造は人体そのものとまで言われ、高い運動性能を誇る。
性能バランスの良いコストパフォーマンスに優れた機体で、少数が量産されエゥーゴや連邦に配備された。
ただし機体の由来については、ティターンズのキリマンジャロ基地で開発された試作機のコピー版との説もある。
「機動戦士Zガンダム」の模型企画「Z-MSV」で設定された機体の一つ。
メカデザイナー藤田一己氏のオリジナル画稿を基にした機体です。
また、同じ画稿を基にした機体「イグレイ」が別の模型誌で紹介されているため、設定については交錯しています。
もともとサンライズでは映像化されていない機体は全て非公式扱いなので、Z-MSVその他の尤もらしい機体解説には矛盾があっても何ら問題ないのですw
キットはバンダイの新ブランド「RE/100」、スケールは1/100。
RE/100(REBORN-ONE HUNDRED)は、外観はMGに匹敵する迫力・精密さを持ちながら、内部構造はHG程度に簡略化して作りやすさを追求したキット。
構造としてはHGと同様の挟み込み関節で、MGのような内部フレームの再現などは一切ありません。関節可動範囲はHGと同程度、複雑なギミックなどの再現もありません。
機体表面のディティールは高精度ですが、装甲裏の見えにくい部分などは省略。
その分部品点数は少なく、個々のパーツが大きいのでHGより作り易いくらいです。
色分けもさすがにHGよりは高精度ですが、微細な部分はシールなどで見た目より作りやすさを優先しています。
価格もMGの2/3程度とお手頃。
今までキット化されたことのないマイナー機体を中心にラインナップされる予定らしいので、今後の展開に期待したいです。
このキットもいつもどおり素組パチ組、製作期間は4日。部分塗装をしなければ製作期間は半分以下ですむと思います。
細身の体型を格好良く再現したプロポーション。身長は同時代のZガンダムより若干高く、バックパックも合わせると結構な高さ。
全身のモールドはやや多め、一見すると見た目はMGに引けを取りません。
しかし近寄ってよく見れば関節部や装甲裏のディティールは適当。目立つ部分ではないので、見た目は問題なしでしょう。
主要パーツはアンダーゲート化され、さらに大半の合わせ目は段落ちモールドとして処理されているので、適当に作っても粗が目立ちません。大変素晴らしいですね。
元々色使いの少ない機体なので、色分けはほぼ完璧。
きちんと墨入れし、ダクトなどごく一部を修正するだけで済みます。
しかしライトブルー一色ではさすがに地味にすぎるので、GFFなどを参考に一部アレンジ。襟や各部ダクトを白、バーニア内部をオレンジ、機関部をグレーで部分塗装してみました。
ちょっと雑ですが、情報量が適度に増えていい感じになったと思います。
関節はポリキャップ。
ポリキャップはわずか3種に規格統一されているので探しやすく、カッチリはまって組間違いも起こりにくいと思います。
関節保持力は標準的、ポージングの保持は問題なし。
関節可動範囲はHG程度ですが、元々動かしやすいデザインなのでよく動きます。
MGほど極端ではないですが、大抵のポージングは無理なくこなせます。
バックパックが腕に干渉しやすいのが唯一の不満点ですね。
足首は余り動きませんが、機体が軽いので接地性・安定性は問題なし。
バックパックのバインダーは上下に独立可動、キャノン砲もボールジョイントで自在に可動。
MGではお馴染みの可動指やコックピット開閉ギミックはありません。
隠しギミックなども一切なく、見た目のみ重視の割り切った設計です。
付属の武器はビームライフル、シールド、ビームサーベル2本。
ライフルは細めで、MGに見慣れてるとちょっと貧相な感じ。エネルギーパックは取り外し可能で、予備パックをシールド裏にマウントできます。
サーベルはシールド表面にマウント。
手首は指が一切可動しない差し替え式。握り拳、武器持ち手、平手が左右それぞれに付属します。武器の保持は問題なし。
以下、写真色々。
正面。各部の白はアレンジで塗装。
背面。長く伸びたバインダーが特徴。
ビームライフル。
手首は差し替え式。
立膝も余裕。背中のキャノン砲は水平近くまで可動。
ビームサーベル。
上半身アップ。
キット化されること自体が奇跡みたいなものなので、Mk-IIIに思い入れがあるなら即GET。
MGに比べると物足りない部分もありますが、見た目だけなら文句なしの好キットです。
マイナー機体中心のラインナップ、サクサク作れて値段も安価と今後も「RE/100」シリーズには期待大です。
以上、RE/100「ガンダムMk-III」でした。
ではまた
ガンプラ:HGBF 百万式 ― 2015年03月20日
こんばんは。
さすがに3月も半ば過ぎると暖かい日もありますね。
花が咲いてる樹もあるし..おかげで花粉も多いのよ。
つらいわ~
そんなわけで、垂れてくる鼻と闘いながら作ったガンプラ。
ビルドファイターズトライより、HGBF「百万式」です。
MSN-001M「百万式(メガシキ)」
「ガンダムビルドファイターズトライ」に登場、宮里学院のエース「スドウ・シュンスケ」の駆るガンプラ。製作はガンプラ心形流の「サカイ・ミナト」
「百万式」と書いて「メガシキ」と読みます。
名前や見た目はZガンダムの「百式」に近いですが、実際には作品未登場の可変MS「デルタ・ガンダム」をベースとした機体。
可変機構はオミットされたが、背中にはZZの巨大バイク「メガライダー」を模した支援メカ「メガライドランチャー」を搭載。
大推力による高い機動性と、大型メガランチャーの破壊力を併せ持つ。
専用のサーベルはビームすら切り裂く能力を持ち、遠近ともに高い能力を誇る。
劇中ではギャン子の「R・ギャギャ」を破り西東京予選決勝に進出。セカイやユーマと激しいバトルを繰り広げた。
..まあスドウ君、番組後半じゃすっかり影薄くなったけどw
キットはバンダイのHGBF、1/144スケール(原寸大)。
2012年発売のHGUC「デルタガンダム」の流用パーツに、新規ランナーを組み合わせた構成。基キットがメッキ加工だったため、外装パーツの大半にアンダーゲートが採用されています。
ランナーの都合で大量の余剰パーツが出ます。
部分塗装の素組パチ組で製作期間は3日。
百式譲りの複雑な形状をよく再現したプロポーション。細身ながら力強さを感じます。
足首の肉抜き穴など細部のディティールは大雑把ですが、このスケールにしては良く出来ていると言えます。
色分けも良好。部分塗装は手脚やメガランチャー細部の白、足首や各部ダクトのグレーなどごく細部の修正で済みます。
胸の成型色はちょっと白すぎる感じがしたので、薄いパープルに塗りなおしています。
関節はポリキャップ。
可動範囲は標準といったところ。ひと通りの動きはできるものの、劇中のような極端なポージングは厳しいです。
背中のメガランチャーが重いため自立は困難。スタンドの使用を推奨。
メガランチャーはZZのメガライダーに百式のウィングバインダーを組み合わせたもの。
もちろん分離可能、取り外してメガフライヤー形態や大型ランチャー形態に変形が可能。
本体との接続は3点のジョイントで保持、射撃体勢も専用ジョイントでがっちり固定できます。
バインダーを外すとメガライダーそっくりになりますが、サイズは大分小さいのでZZのように跨って乗ることは出来ませんw
付属の武器はビームライフルとビームサーベル2本。
ライフルはデルタガンダムと共通。センサー部の色分けシールがないので、ラピーシールで再現してます。
サーベルは日本刀のように反ったビーム刃が2本付属。形は格好良いのですが、長さが少し足りないかも。
手首は握り拳、武器持ち手、平手がそれぞれ左右付属。武器の保持は問題ありません。
以下、写真も色々。
カメラの都合で青っぽいですが、実物はもっと紫寄りです。
背面。背中のメガライドランチャーが目立つ。
ビームライフル。
ビームを切り裂く、粒子変容式ビームサーベル。
サーベルを構え斬りかかる。
メガライドランチャー分離。
メガフライヤー形態。MSを牽引して飛行可能。
メガランチャー、射撃体勢。
ランチャーの砲身は少し伸びます。
胸部アップ。
このキットに限らず、ビルドファイターズの機体は元のデザインを活かした上で多様な武装が追加されててプレイバリュー高め。
メカデザイナーもなかなか楽しんでる感じですね。
いじってて楽しいですw
以上、HGBF「百万式」でした。
ではまた
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