ガンプラ: MG 百式改 ― 2020年01月28日
こんばんは。
年も開けたところでプラモ作りもようやく始動。
といっても寒かったり天気悪かったり、製作にはイマイチなコンディションですけどね。
正月らしく?金色がおめでたい大物キット「百式改」、ついでに百式の駆る大砲「メガバズーカランチャー」も一緒に。
MSR-00100S「百式改」
アナハイム社が「百式」を改造・強化した試作機。
細部に至るまで徹底した改修により、ティターンズの可変MSと互角に渡り合えるほど性能は向上。コスト度外視の実験的な機体のため試作機1機のみが製造されただけだが、特徴的な頭部センサーと肩のウェポンラックは後の量産機に引き継がれている。
永野護氏のオリジナルデザインを藤田一己氏が大胆にアレンジ、模型誌に掲載された機体。ゲームなどにも登場するため知名度はそこそこ高い。
MSN-00100「百式」Ver.2.0
可変MSとして開発されていたデルタガンダムを設計変更し、非可変の通常型MSとして完成した試作機。金色に塗装され、エゥーゴの旗機としてクワトロ・バジーナ(=シャア・アズナブル)に与えられた。
試作機は数機存在し、うち1機は百式改の改造母体となった。後には若干の簡略化を施して量産されている。
TV「機動戦士Zガンダム」序盤から登場、後番組「ZZガンダム」までアーガマの主力MSとして活躍した。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。プレミアムバンダイ限定で2018年発売。
2015年に発売された「百式Ver.2.0」に新規パーツを追加した構成で、選択式でノーマルの百式にも組めます。
百式2.0とはメッキの色合いが違い、ギラギラしたド派手な金色です。やっぱし百式はこれぐらい派手じゃないとねw
全身総メッキのためかお値段は1万円とかなり高価です。
百式改とメガバズーカを同時に組み立て、製作期間は5日。
メッキのパーツに汚れがつかないようちょっと気を使いました。
キットの関節・内部パーツはほぼ百式2.0と同じですが、外装はほとんど新規パーツ。
今回は簡単な加工でノーマルと百式改の組み換えができるようにしましたが、かなりの部分をバラす必要があり面倒です。後々のバリエーション展開を考えて最初から組み替えやすい構造にすれば良いのに>バンダイ
また新規パーツは百式2.0のパーツに比べると若干手抜き。色分けができてなかったり、裏打ちパーツが省略されるなど粗が目立ちます。
キットのプロポーションや細部ディティールは文句なし。設定画に比べかなり頭身高めでアレンジ強めですが、文句なく格好良いと言えます。
メッキ部分はもちろんアンダーゲート、ゲート跡や合わせ目はほぼ見えません。旧キットに比べディティールも大幅に増え、野暮ったさは一切なくなりました。
百式2.0部分の色分けは完璧。新規パーツの色分けが甘いのだけが唯一の弱点ですね。
今回は新規パーツ部分のバックパックと腕・肩の一部を部分塗装。メッキ部分は塗装が難しいので筆ペンよる墨入れのみで済ませています。
関節はKPS+ポリキャップで保持力は標準的、可動範囲はそこそこ広め。
各部アーマーやバックパックが干渉するので極端な動きはできませんが、大抵のポージングはスムーズにこなせます。
設置性はやや低め、足首が細く倒れやすいのでポージングにはスタンド必須。
付属の武器はビームライフル、クレイバズーカ、ビームサーベル2本。武器のディティールは精細でよくできています。
手首は各指の先端が独立可動。よく動きますがきれいな平手や握りこぶしを作るのはちょっと難しいです。
武器にはダボピンが付いているので保持力は高めです。
バックパックのバインダーは自在に可動、バーニアノズルの角度変更もできます。もちろん武器をマウントすることも可能。
専用のジョイントパーツにより、旧キットのバリュートシステムも取り付けできます。
FHA-03M1「メガバズーカランチャー」
戦艦の主砲を超える、大型のメガ粒子砲。
自前のジェネレータと推進装置を内蔵した自走砲の一種で、照準・運用はMSにより行われる。
長射程かつ高出力だが発射には長いエネルギーチャージが必要。汎用の量産兵器だが、取り扱いが難しいため配備数は少ない。
TV「Zガンダム」劇中に登場、クワトロの百式によりティターンズのMS部隊を一網打尽にした。
プレバン限定キットで、2015年発売。1/100スケールでMGの名を冠しているものの、キットの構成はやや大雑把でHG程度。
MGより大きなキットでありながら、専用スタンドとしてアクションベースを同梱し定価2,800円となかなかお得な内容。
各パーツが大きく、パーツ総数は少なめ。
細部のディティールは凝っており、外見は劇中とよく似ています。
ただし色分けは今ひとつ、各部の赤はほとんどシールでの再現。また肩マウント・グリップはシールも付いておらず部分塗装必須。
今回は百式改と同時製作、各部の赤などを部分塗装しています。
砲身の伸縮やグリップ部の展開など、移動形態から砲撃形態への変形を完全再現。変形ギミックはかなり凝っていて複雑です。中央の動力パイプは節ごとにパーツ分けされ自在に可動。
残念ながら、他のMSから動力供給するためのケーブルは付属しません。
自立はできず、付属の専用スタンド必須。MSでの移動・射撃シーンを再現するにはスタンドがさらにもう1個必要になります。
以下、写真いろいろ。
百式改、正面より。改修により各部がシャープ化
百式改、背面。大型ブースターポッドが特徴
ビームライフル。武装はノーマル百式と共通
ビームサーベル
立膝も余裕
クレイバズーカで突撃
百式2.0、メガバズーカを伴い出撃
百式2.0、背面。ウィングバインダーが特徴
クレイバズーカ
振り向きざまにビームサーベル
キック。ゲームなどでは無茶な格闘シーンが多いw
メガバズーカランチャー、発射体制
砲撃シーン、正面から。スタンドは2個必須
メガバズーカランチャー操作部。グリップ類の赤は要塗装
移動形態での大きさ比較。この形態でもMSより大きめ
百式改、アップ。後ろに伸びたエイリアンヘッドが特徴。目は赤のツインアイ
百式2.0、アップ。カメラアイは3種、差し替えが可能。
パーツの組み換えは本来の仕様にないのでちょっと面倒ですが、全体的な完成度・外観は文句なし。
見た目のインパクト・豪華さに圧倒されます。
以上、MG「百式改」でした。
ではまた。
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