プラモ: クルーズチェイサー ブラスティー ― 2020年06月04日
こんばんは。
暑くなってきましたね。マスクが蒸れる。
コロナ騒ぎで今ひとつ季節感に欠けますが。
さて、久々にプラモ作りました。
往年のPCゲームがまさかのキット化です。
BLASSTY(ブラスティー)
'86年発売のPC-8800シリーズ用ゲーム、「クルーズチェイサー ブラスティー」の主人公機。
黎明期のスクウェアが製作、戦闘画面が(当時としては)派手にアニメーションすることで話題となったゲームです。
ま、内容はク○ゲーだったようですがw
元々はサンライズのアニメ用の企画だったらしく、アニメ部分はなかなか豪華なスタッフが協力。メカデザインはZZガンダムに携わった明貴美加氏です。
キットはグッドスマイルカンパニー製、MODEROIDシリーズ。'20年発売の最新キットです。
ノンスケールで、キットの大きさはバンダイのMGと同程度。細身なのでボリューム感はやや控えめかな。
フルカラーの説明書に加え設定資料集の小冊子も付属、内容は豪華です。お値段も7,000円超とちょっとお高いですけどねw
パーツ構成はHGクラスの簡素な構造、パーツ数は少なめでギミックも最低限。
色分けやディティールはしっかりしており、無塗装の素組でもそれなりに見れます。
クリアパーツなど一部のパーツは塗装済み、マーキング用のデカールも付属します。
今回は素組パチ組、部分塗装は細部の修正のみで製作期間は4日。
プロポーションは当時の雰囲気がよく出ていると思います。
でもマッチ箱を組み合わせたようなデザインはちょっと野暮ったい感じ。時代を感じますねw
色分けはほぼ完璧なので、足首のマルーン、肩やダクトのグレーなどごく一部を修正。
細部のディティールも適度に細かいですが、コックピットや装甲裏など見えにくい部分は再現されていません。細かな肉抜き穴もあり。
また手足や肩には合わせ目も出ます。
関節はABS+ポリキャップ、可動範囲や保持力は今ひとつ。
可動範囲は最低限といった感じで大胆なポージングは苦手。
緩いと言うほどではないですが、関節の軸が細く保持力や強度も若干不安です。
足首が動かないので自立はできず、別途スタンドが必要です。
変形は差し替え式。
手足やバックパック・武器を取り外し、変形用の胴体ブロックにはめ込みます。
簡単なロック機構があるので戦闘機形態は安定します。
肩のビームキャノン、背中の球形ブースターは多関節ジョイントで柔軟に可動。
ですがどちらも大きく干渉しがち、格好良い角度に決めるのはちょっと面倒。
キャノンのケーブルはビニールチューブが付属しますが、フニャフニャで邪魔だったのでリード線に変更しました。
付属の武器はシールドとビームサーベル1本。
腕にマウントするシールドはクリアパーツ、差し替え式で展開状態を再現。
手首は握り拳兼武器持ち手と平手の2種。平手には肉抜き穴が目立ちます。
以下、写真いろいろ。
ガンナー形態、正面。細身でシンプル
背面。球形のラウンドブースターはグリグリ回転可能
シューター形態に変形。
側面より。長いビームキャノンが特徴
ビームキャノンを手で構える。頭に干渉してすごく邪魔w
マトリクスシールド展開。
ビームサーベル。
下半身の可動はこれが限界。細くて今ひとつ迫力が出ない
シューター形態正面。
シューター背面。平べったくカッチリまとまります。
アップで。
中年以降のおじさんにしかヒットしない懐かしのロボット。
知ってる人間でプラモ作るのが何人いるのかw
出た事自体が奇跡ですね。
キットの出来はガンプラには及ばないものの十分及第点。
おそらく再販はないので、欲しい人は今のうちに入手しましょう。
以上、「クルーズチェイサー ブラスティー」でした。
ではまた。
Soul Axiom Rebooted ― 2020年06月11日
こんばんは。
電動シェーバーが調子悪くなってきました。
昨年9月に買ったフィリップスのS5215。スイッチ入れても歯が回転しない空回り状態に。
前に使ってたフィリップス製品は10年以上も壊れず使えたので、ちょっと意外です。
で、さっそくメーカーに連絡して修理対応。
メーカーサイトのサポート受付がなかなか探しにくくて難儀しましたが、連絡後はすぐに返答があり着払いでメーカーに製品発送。なんと3日で交換品が返送されてきました。
対応が速いし費用負担も一切なし、気持ちいい対応ですね。
それにしてもなんでヒゲは元気に伸びるのか。
頭の方は薄くなる一方なのにw
さて、本日もゲーム紹介です。
記憶を失い、奇妙な空間に投げ出された主人公。多様な電脳世界に散らばった記憶を探す旅が始まります。
FPS視点の、パズル要素の強いアドベンチャー。ネオン煌めく(一昔前の)サイバーパンク風電脳空間など、変化に富んだ広大なステージが魅力です。
以前に少し紹介したSoul Axiomのリメイク版。
グラフィックは僅かに綺麗になりましたがゲーム内容は全く同じ。VRにも対応したようですが家では対応機器がないので未確認です。
主人公の能力はオブジェクトの分解、移動、破壊、それにエネルギーの誘導。動かせるオブジェクトは色が変わるのでわかりやすく、パズルはさほど難しくありません。
アクション要素は1つのミスでゲームオーバーの基本死に覚え。タイミングよりもパズル的な手順が重要で、やり方が分かればシビアな箇所は少なくリトライも容易。何度か繰り返せば誰でもクリア可能です。
ステージは密林、海岸、病院、宇宙船からネオンの電脳空間などバリエーション豊か、ステー数は30以上。広く複雑なステージも多く探索はかなりの手応え、ボリューム抜群。20~30時間はたっぷり遊べます。
ステージの合間には断片的な記憶がムービーで再現。主要キャラ3人の記憶が入り混じる中、最終的に誰を選択するかでエンディングが変わります。
字幕は全て英文ですがそんなに難しい文章はなし。またパズルは絵や記号のみで解けるので英語力はほとんど必要なしです。
グラフィックはやや古臭い感じでリアルさには欠けますが、ダイナミックで大掛かりなパズルが多く迫力はそれなり。
値段も安く、それでいてボリュームは膨大。ステージ構成もバリエーション豊か、飽きずに長時間楽しめる佳作だと思います。
Figment ― 2020年06月16日
悪夢に奪われた思い出を取り戻すため、渋々立ち上がった往年のヒーロー。
カラフルな精神世界を舞台にした、パズル要素強めのミュージカル風アクション・アドベンチャーです。
視点はクォータービュー。手書きの絵本のような、カラフルかつシュールな背景が特徴。ステージの至るところに仕込まれたギミックともよくマッチしてます。
登場キャラは少ないですが、台詞はコミカルで多め。さらに要所で歌い出します。ノリも明るくシリアスな展開は少なめ、雰囲気は抜群だと思います。
主人公のアクションは剣による攻撃とローリング回避のみ。ジョイパッド推奨です。ジャンプは出来ないですが、床を踏み外すことはないので安心です。
戦闘シーンは意外と多め、攻撃パターンの把握や的確な回避が重要。またステージには初見殺しの罠も多数。
アクションはゆっくりでシビアな箇所は少なめですが、反射神経だけではクリア不能な覚えゲーですね。
パズルは大掛かりで複雑、なかなか良くできています。
ステージを行ったり来たりしてアイテムを集め、的確な順序でギミックを作動。普通には取れない隠しアイテムなどもあり手応え十分。
ちょっと面倒な箇所もありますが、パズル好きならかなりハマると思います。
ステージ数は15程度、オートセーブでチェックポイントは多めなので中断も楽。プレイ時間は10時間前後、ボリュームは標準と言ったところ。
独特のシュールな雰囲気、アクションよりパズル重視など人を選ぶところもありますが、パズルが好きなら楽しめる佳作だと思います。
Summer Paws, The Tower of Beatrice ― 2020年06月19日
猫まみれの南国リゾートで、眠った猫を探すだけのゲーム。
以前紹介したHidden Pawsシリーズの新作。今回はトロピカルな熱帯の小島が舞台です。
ただ猫を探すだけでなく、隠れたギミックを探すなどちょっとした謎解きもあり。
従来作では癖があったカメラ操作は改善され、マウスだけで直感的にアングル変更ができるようになりました。
猫の仕草や鳴き声がかわいらしく、見てて癒やされます。値段の割にステージ数も多め。ちょっとした息抜きには最適ですね。
魔法使いの塔に閉じ込められた主人公。様々な罠や仕掛けをかいくぐり脱出を目指します。
一画面のポイント&クリック式、昔懐かしいスタイルの典型的な脱出ゲームです。ステージの至るところに隠されたヒントを頼りにパズルを解き、アイテムを探して脱出方法を探ります。
台詞が多く日本語訳はないですが、ヒントは絵やメモで表示されるので攻略には問題ありません。画面はあまり綺麗ではないですが見やすいですし、探索箇所はヒント表示されるので見落としも少ないでしょう。
パズルは凝ったものも多く難度はやや高め。ステージ数は6つでボリュームは値段相応。ステージ途中でのセーブができないのが難点かな。
脱出ゲーム好きなら楽しめる小編です。
Cat Quest II ― 2020年06月22日
こんばんは。
雨が多くなってきました。梅雨ですね。
うちの近所じゃ雨量はちょぼちょぼですが、出かけようとした時を狙って降ってくるのはどういうわけなんだw
気温は低めなんで、夜は寝やすいですけどね。
さて、本日のゲーム紹介。
伝説の世界から蘇った猫と犬の王。緊張が続く猫の国と犬の国に平和を取り戻すべく、再び冒険が始まります。
今度の主人公は猫と犬、2匹でパーティを組みます。キャラを切り替えながらのシングルプレイと、ローカルまたはリモートでの2人同時プレイに対応。
操作はジョイパッド推奨。戦闘はアクション式ですが、攻撃とローリング回避(それに各ボタンに割り当てた魔法)だけで操作は簡単。
敵の攻撃は避けやすく、迷宮内のトラップ回避も簡単でアクション苦手でも安心です。
今作では装備によって遠距離攻撃が連打できるようになりました。一匹を近接武器・相方を飛び道具キャラにし、状況に応じ操作キャラを切り替えることでどんな敵にも柔軟に対処可能。戦闘の幅がだいぶ広がりました。
といっても戦闘は同じことの繰り返し、作業感は拭えませんがw
ストーリーは前作との繋がりは薄め、前作未プレイでも問題ありません。基本は勧善懲悪ですがシリアスでやや暗めのエピソードも多め。クドい話はなく可愛い絵柄で救われますが、もう少しおバカで明るい方向に突き抜けて欲しいところ。
画面はクォータービュー、フィールド画面は地図みたいに描かれます。
マップは前作に比べかなり広くなり、歩く距離も倍増。目的地を探すのがちょっと大変です。全体マップが見れないのもやや不親切。
ダンジョンは小さめのマップが大半ですが、思わぬところに隠し通路があったりで探索しがいがあります。ダンジョン内には罠が多め、避けるタイミングを図ったり敵を誘導したりとちょっとしたパズル要素にもなってます。
各々のクエストには適正レベルが表示されるので、敵に勝てず行き詰まるような事はまずありません。普通に歩いていけばレベルはどんどん上がっていきます。
全体的に難度は低め。ダンジョンは小さく、マップ上にセーブポイントも多いので中断も楽。私のアイテムフルコンプしてのクリア時間は16時間。
絵柄も可愛くプレイは爽快、お気軽にプレイするには丁度よいゲームだと思います。
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