ガンプラ: HGUC メッサー ― 2021年04月26日
こんばんは。
久々に再開したガンプラ製作。
来月公開の映画「閃光のハサウェイ」に合わせた小品です。
Me02R-F01 メッサーF01型
「閃光のハサウェイ」に登場する、主人公側のテロ組織「マフティー」の量産機。
外見こそ変わっていますが、中身はネオ・ジオンの名機「ギラ・ドーガ」の発展型。アナハイム社のシンパにより少数が生産されマフティーに譲渡。これといった特徴はないものの汎用性は高く、連邦の新鋭量産機とほぼ互角の活躍をします。
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。2020年発売。
素組パチ組、墨入れと部分塗装で製作期間は3日。
設定上の全高は23mと大柄な機体なので、キットはちょっとしたMGぐらいの大きさ。とはいえHGなので個々のパーツは大きめ、サクッと組み立てられます。
がっしりした体型がよく再現され、プロポーションは文句なしです。
動力パイプなど一部がシールになりますが、色分けも武器以外はだいたい再現。今回はシールを使わず、パイプやバーニア内部など細部は部分塗装しました。
関節はKPS、ポリキャップは無し。
各部がそれなりに可動しますが太い機体のため干渉も多め。肩の引き出し機構や腰アーマーの多関節アームなど工夫も見られますが可動範囲は標準的、極端なポージングはできません。
関節保持力はやや弱め、股間や上腕には補強が必要かも。
足首はあまり動かず接地性は低めですが、重心が低いので安定性は高め。
付属の武器はビームライフル、サーベル2本、シールド。
ライフルはグレー一色なので全面塗装必須。パーツはモナカ割の一体成型なので塗り分けは面倒ですね。
シールドは表面は色分け済み、ジョイントパーツで左肘にマウント。回転は可能ですが大きいので肩に干渉しやすいです。サーベルはシールド裏に収納可能。
付属の手首は左右の握り拳、右のみ銃持ち手。武器の保持はガッチリして問題ありません。平手がないのが残念ですね。
以下、写真など。
正面
背面。背部バーニアは上下に可動
ビームライフル。塗装必須
ライフルは小ぶりに見えますが結構大きめ
ビームサーベル
サーベルで斬撃
腰アーマーは大きく動きますがポロリしやすいので注意
各部バーニア、内部は要塗装
ショルダータックル
アップで。首はあまり動きません
太い機体なので格好良いポージングが難しいですが、ただ立たせるだけでもそれなりの迫力があります。
銃以外の色分けなど外見はほぼ完璧。大きい割に値段も安価でなかなかの良キットだと思います。
以上、HGUC「メッサー」でした。
ではまた。
ガンプラ: MG ウィングガンダムゼロEW Ver.Ka ― 2021年04月21日
こんばんは。
4月だというのに蒸し暑い夏日。気候も体調もおかしくなりますね。
今日は久々のプラモデル。友人からのいただきものです。
実に10ヶ月ぶりの製作。歳のせいで細かいところは見えないし、塗料は固まってるしなかなか大変でした。
でも積みプラを消化しないと、いい加減置き場所にも困るので。
XXXG-00W0 ウィングガンダムゼロ(エンドレスワルツ版)Ver.Ka
OVA「新機動戦記ガンダムW エンドレスワルツ」登場の主人公機。
TV版のウィングガンダムゼロと同じ機体ですが、OVA化にあたりデザインを一新。鳥のような翼で空を舞うド派手な機体になったガンダムです。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。2020年発売。
昔は「ゼロカスタム」と呼ばれていた機体で、MGとしては2度めのキット化。
ディティール増し増し、シールいっぱいのVer.Kaブランドなので異様に精細な細部の作り込みが特徴。さらに劇中にはなかったバード形態への変形も盛り込まれたギミック満載のキットです。
白・青部分の成型色は2色に細かく色分け。また細部の展開や可変機構などのギミック再現のため細かなパーツが多め。
外装部分はアンダーゲートも多用、ランナーの切り出し跡や合わせ目の目立たない構造。外装の隙間から覗く内部パーツも詳細に再現。色分けもほぼ完璧、無塗装でも見栄えのする美しい仕上がりです。
全身100箇所以上のマーキングは水転写デカールで再現。さすがに面倒くさいし、動かして遊べなくなるのでw今回は省略しました。
素組パチ組、墨入れと部分塗装のみで製作期間は4日。なかなかの作りごたえです。
プロポーションは設定よりも頭身高め、旧キットより頭一つ高くなってます。劇中のスマートなイメージに近いのではないでしょうか。
大きな翼の迫力もあり、外観は文句なしの格好良さです。
関節はKPS+ABS、ポリキャップは無し。可動範囲はかなり広めですが、各部の干渉を避けるには複雑に連結されたアーマーを微調整する必要あり。一部ポロリしやすいパーツも有り、可動にはちょっと気を使います。
関節保持力は高め、特に翼のヒンジなどは気をつけないと折れそうなきつさ。ポージングもきっちり決まります。
足首の可動はほどほど、翼が重いため接地性は今ひとつ。付属のアクションベースの使用は必須です。
可変機構は差し替え無しの完全変形。腰に専用のマウントパーツを取り付けることで各部もしっかりロックされ体勢が崩れることはありません。
寝そべるだけの簡単な変形ですが、各部のヒンジやジョイントの微調整が必須で作業はやや面倒。可動ジョイントは小さいので破損しやすく、取り扱いは慎重に。
大きな4枚の翼は多関節のジョイントで自在に可動。
展開することで中から小さな羽が現れるなどギミックも凝っています。先端の羽はボールジョイントで独立可動、旧キットのようにポロリすることもありません。
綺麗で迫力はありますが、なにしろ大きいので格好良くポージングするのは難しいですね。
付属の武器はツインバスターライフル2丁、サーベル2本、新設定のシールド。
バスターライフルは左右連結はもちろん、折りたたんで翼にマウントも可能。専用手首と腕の2箇所でマウントでがっちり保持可能ですが、ジョイントが複雑なので取り付けは結構面倒です。
変形時の機種となるシールドは各部が可動。小翼や頭を隠すカバー、ライフル取り付け用のマウントが展開するなどギミック多め。腕に挟み込むようにマウントします。
サーベルは翼付け根に収納、緑色の湾曲したビーム刃が2本付属します。
手首は親指を除く4本指の差し替え式、握り拳・平手・銃持ち手・サーベル持ち手の4種が付属。
以下、写真など。
正面。青・白部分の外装は2色で再現。
背面。翼が重いので自立は不可能。
翼を展開。かなりの横幅、大迫力です。
バスターライフル装備。
バスターライフルは折りたたんで翼にマウント。
ツインバスターライフル、全力射撃。
新設定のシールド。
シールドは腕部にマウント、角度変更はできません。
ビームサーベル。
サーベルで斬撃。肩は前方に大きく引き出し可能。
立膝。腰は大きく前屈可能。
大気圏突入モード。
バード形態、大気圏外モード。
大気圏外モード上面。寝そべってるだけなのがわかります。
大気圏外モード正面。ライフルはシールド左右にマウント。
バード形態、大気圏内モード。広げた翼が鳥っぽい
大気圏内モード、側面。
アップで。マシンキャノンは展開可能、耳の羽飾りも可動します。
外観は文句なしですが、細部ディティールに拘ったせいか一部ポロリしたり脆そうなパーツも有り。
せっかくのギミックですが、自立も出来ないので飾って楽しむのが正解でしょうか。
以上、MG「ウィングガンダムゼロEW」Ver.Kaでした。
ではまた。
プラモ: クルーズチェイサー ブラスティー ― 2020年06月04日
こんばんは。
暑くなってきましたね。マスクが蒸れる。
コロナ騒ぎで今ひとつ季節感に欠けますが。
さて、久々にプラモ作りました。
往年のPCゲームがまさかのキット化です。
BLASSTY(ブラスティー)
'86年発売のPC-8800シリーズ用ゲーム、「クルーズチェイサー ブラスティー」の主人公機。
黎明期のスクウェアが製作、戦闘画面が(当時としては)派手にアニメーションすることで話題となったゲームです。
ま、内容はク○ゲーだったようですがw
元々はサンライズのアニメ用の企画だったらしく、アニメ部分はなかなか豪華なスタッフが協力。メカデザインはZZガンダムに携わった明貴美加氏です。
キットはグッドスマイルカンパニー製、MODEROIDシリーズ。'20年発売の最新キットです。
ノンスケールで、キットの大きさはバンダイのMGと同程度。細身なのでボリューム感はやや控えめかな。
フルカラーの説明書に加え設定資料集の小冊子も付属、内容は豪華です。お値段も7,000円超とちょっとお高いですけどねw
パーツ構成はHGクラスの簡素な構造、パーツ数は少なめでギミックも最低限。
色分けやディティールはしっかりしており、無塗装の素組でもそれなりに見れます。
クリアパーツなど一部のパーツは塗装済み、マーキング用のデカールも付属します。
今回は素組パチ組、部分塗装は細部の修正のみで製作期間は4日。
プロポーションは当時の雰囲気がよく出ていると思います。
でもマッチ箱を組み合わせたようなデザインはちょっと野暮ったい感じ。時代を感じますねw
色分けはほぼ完璧なので、足首のマルーン、肩やダクトのグレーなどごく一部を修正。
細部のディティールも適度に細かいですが、コックピットや装甲裏など見えにくい部分は再現されていません。細かな肉抜き穴もあり。
また手足や肩には合わせ目も出ます。
関節はABS+ポリキャップ、可動範囲や保持力は今ひとつ。
可動範囲は最低限といった感じで大胆なポージングは苦手。
緩いと言うほどではないですが、関節の軸が細く保持力や強度も若干不安です。
足首が動かないので自立はできず、別途スタンドが必要です。
変形は差し替え式。
手足やバックパック・武器を取り外し、変形用の胴体ブロックにはめ込みます。
簡単なロック機構があるので戦闘機形態は安定します。
肩のビームキャノン、背中の球形ブースターは多関節ジョイントで柔軟に可動。
ですがどちらも大きく干渉しがち、格好良い角度に決めるのはちょっと面倒。
キャノンのケーブルはビニールチューブが付属しますが、フニャフニャで邪魔だったのでリード線に変更しました。
付属の武器はシールドとビームサーベル1本。
腕にマウントするシールドはクリアパーツ、差し替え式で展開状態を再現。
手首は握り拳兼武器持ち手と平手の2種。平手には肉抜き穴が目立ちます。
以下、写真いろいろ。
ガンナー形態、正面。細身でシンプル
背面。球形のラウンドブースターはグリグリ回転可能
シューター形態に変形。
側面より。長いビームキャノンが特徴
ビームキャノンを手で構える。頭に干渉してすごく邪魔w
マトリクスシールド展開。
ビームサーベル。
下半身の可動はこれが限界。細くて今ひとつ迫力が出ない
シューター形態正面。
シューター背面。平べったくカッチリまとまります。
アップで。
中年以降のおじさんにしかヒットしない懐かしのロボット。
知ってる人間でプラモ作るのが何人いるのかw
出た事自体が奇跡ですね。
キットの出来はガンプラには及ばないものの十分及第点。
おそらく再販はないので、欲しい人は今のうちに入手しましょう。
以上、「クルーズチェイサー ブラスティー」でした。
ではまた。
ガンプラ: HGUC ハイゼンスレイII・ラー ― 2020年02月22日
こんばんは。
寒さのピークも過ぎ、やっとプラモ作りに集中できる?気候になりました。といっても花粉もすぐにやってきますが。
今の時期くしゃみなんかしたら大顰蹙かもw
さて、本日のガンプラ。
RX-124 ガンダムTR-6「ハイゼンスレイII・ラー」
ティターンズの次世代機開発計画の最終成果にして究極のMS。合体分離・可変機能を持つ万能機。
「ウーンドウォート」をコアに、機動力・火力を増強するオプションを全身に装着、さらに強化ブースター「フルドドII」を装備。コスト度外視で単騎での性能を追求している。
模型誌の連載企画「アドバンスオブZ」に登場する、他のMSのパーツを一切使わないオリジナル機。コンセプトはティターンズ版「Sガンダム」、つまり「ぼくのかんがえたさいきょうのガンダム」w
デザイナー藤岡建機氏の個性が爆発した今風のデザイン。もはや宇宙世紀のMSには見えませんが、ここまで突き抜ければこれはこれで格好良いです。
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。プレミアムバンダイ限定、2020年発売。
以前紹介した「ウーンドウォート」に新規パーツと「フルドドII」を追加した大型キット。ランナー構成の関係で余剰パーツも多数出ます。
大きさはMG並で、長い武器はかなりの迫力。細かなパーツが多く作りごたえもばっちりです。
細かな色分けが今ひとつなため追加塗装に時間がかかり、製作期間は5日。
塗装箇所が多くマスキングする気がしなかったので、やや雑な仕上がりになってしまいましたw
プロポーションはほぼ完璧。全体的に細く長いシルエットを格好良く再現しています。
AOZのイラストは物によってバランスが異なっていて矛盾が多いのですが、ギミックとスタイルをバランス良く両立していると思います。
細部のディティールもかなり頑張っていますが、色分けはイマイチ。細かなところばかりなのであまり目立ちませんが。
関節部の細かな色分けは無理でも、全身のダクトは別パーツで再現してほしかった。
部分塗装箇所は肩や武器などの黄色いダクトを始め、腰や胸のパープルとマルイチモールドの赤、関節部や指先、センサー等の赤・黄など。面積は僅かですが、塗り分け箇所はかなり多めです。
関節はKPS、ごく一部にポリキャップを使用。
可変機構の関係で可動箇所は多いですが可動範囲は狭め。上半身は肩周りや肘が最低限に動くのみ、腰は回らず下半身の可動は絶望的。
手足が細く長いため関節保持力も弱め、ポージングや大きな武器の保持ほぼ無理です。太腿や膝アーマーなどポロリしやすい箇所もあります。
デザイン的に自立はできないので専用スタンドが付属。小さくてちょっと頼りないですが、何とか重い機体を支えることが出来ます。
合体変形は差し替え式。
変形パターンは複雑怪奇なパズル状態、各部をかなり細かくバラす必要がありかなり面倒。胴体や脚部の芯は専用パーツに差し替えます。
MA形態では各部がロックされそこそこ安定しますが、武器や膝などの一部パーツはポロリしやすいです。
専用スタンドで保持可能ですが、スタンドは1個しかないので分離時には追加のスタンドがもう1つ必要。
肩の追加パーツ「フルドドII」のアームを介して長いビームキャノンを接続。アームはよく動きますが、付け根が90°単位でしか動かないので取り付け角度は制限されます。
手持ち武器はコンポジット・シールドブースター2個。ウーンドウォート付属の物と同じです。長くて迫力があり、差し替えでクロー形態に変形可能。
しかし重いため手では支えきれません。変形時にはアタッチメントで固定しますが重量に負け垂れ下がり気味。
付属の手首は左右の握り拳兼武器持ち手、平手の2種。腕があまり動かないので武器を使ったポージングはかなり厳しいですね。
以下、写真など。ポージングが難しいので同じような写真多めw
正面から。手足の長い今風の細身
背面から。腰のアーマーはロックされほとんど動かず
横から。肩のブースターがちょっと邪魔
フルドドIIを外した「ハイゼンスレイII」形態。スッキリしてます
下半身はあまり動かず。腰の追加ブーストポッドつけ忘れてましたw
一斉射撃。ビームキャノンは差し替え式で砲口展開
コンポジット・シールドブースター、クロー形態
シールドブースターの砲身はヒート剣
突撃。シールドブースターはアタッチメントを組み合わせて腰にホールド
上半身Gトップファイター、上面後ろから
GトップファイターにフルドドIIを装着
下半身Gボトムファイター、下面から
Gボトムファイターにシールドブースター接続
合体してMA形態に。大迫力です
MA形態、正面から。重くて支えるのが大変w
MA形態、背面から
ガブスレイを参考にした中間形態
大きさ比較。普通のMSの倍ぐらいあります
ガンプラ: MG 百式改 ― 2020年01月28日
こんばんは。
年も開けたところでプラモ作りもようやく始動。
といっても寒かったり天気悪かったり、製作にはイマイチなコンディションですけどね。
正月らしく?金色がおめでたい大物キット「百式改」、ついでに百式の駆る大砲「メガバズーカランチャー」も一緒に。
MSR-00100S「百式改」
アナハイム社が「百式」を改造・強化した試作機。
細部に至るまで徹底した改修により、ティターンズの可変MSと互角に渡り合えるほど性能は向上。コスト度外視の実験的な機体のため試作機1機のみが製造されただけだが、特徴的な頭部センサーと肩のウェポンラックは後の量産機に引き継がれている。
永野護氏のオリジナルデザインを藤田一己氏が大胆にアレンジ、模型誌に掲載された機体。ゲームなどにも登場するため知名度はそこそこ高い。
MSN-00100「百式」Ver.2.0
可変MSとして開発されていたデルタガンダムを設計変更し、非可変の通常型MSとして完成した試作機。金色に塗装され、エゥーゴの旗機としてクワトロ・バジーナ(=シャア・アズナブル)に与えられた。
試作機は数機存在し、うち1機は百式改の改造母体となった。後には若干の簡略化を施して量産されている。
TV「機動戦士Zガンダム」序盤から登場、後番組「ZZガンダム」までアーガマの主力MSとして活躍した。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。プレミアムバンダイ限定で2018年発売。
2015年に発売された「百式Ver.2.0」に新規パーツを追加した構成で、選択式でノーマルの百式にも組めます。
百式2.0とはメッキの色合いが違い、ギラギラしたド派手な金色です。やっぱし百式はこれぐらい派手じゃないとねw
全身総メッキのためかお値段は1万円とかなり高価です。
百式改とメガバズーカを同時に組み立て、製作期間は5日。
メッキのパーツに汚れがつかないようちょっと気を使いました。
キットの関節・内部パーツはほぼ百式2.0と同じですが、外装はほとんど新規パーツ。
今回は簡単な加工でノーマルと百式改の組み換えができるようにしましたが、かなりの部分をバラす必要があり面倒です。後々のバリエーション展開を考えて最初から組み替えやすい構造にすれば良いのに>バンダイ
また新規パーツは百式2.0のパーツに比べると若干手抜き。色分けができてなかったり、裏打ちパーツが省略されるなど粗が目立ちます。
キットのプロポーションや細部ディティールは文句なし。設定画に比べかなり頭身高めでアレンジ強めですが、文句なく格好良いと言えます。
メッキ部分はもちろんアンダーゲート、ゲート跡や合わせ目はほぼ見えません。旧キットに比べディティールも大幅に増え、野暮ったさは一切なくなりました。
百式2.0部分の色分けは完璧。新規パーツの色分けが甘いのだけが唯一の弱点ですね。
今回は新規パーツ部分のバックパックと腕・肩の一部を部分塗装。メッキ部分は塗装が難しいので筆ペンよる墨入れのみで済ませています。
関節はKPS+ポリキャップで保持力は標準的、可動範囲はそこそこ広め。
各部アーマーやバックパックが干渉するので極端な動きはできませんが、大抵のポージングはスムーズにこなせます。
設置性はやや低め、足首が細く倒れやすいのでポージングにはスタンド必須。
付属の武器はビームライフル、クレイバズーカ、ビームサーベル2本。武器のディティールは精細でよくできています。
手首は各指の先端が独立可動。よく動きますがきれいな平手や握りこぶしを作るのはちょっと難しいです。
武器にはダボピンが付いているので保持力は高めです。
バックパックのバインダーは自在に可動、バーニアノズルの角度変更もできます。もちろん武器をマウントすることも可能。
専用のジョイントパーツにより、旧キットのバリュートシステムも取り付けできます。
FHA-03M1「メガバズーカランチャー」
戦艦の主砲を超える、大型のメガ粒子砲。
自前のジェネレータと推進装置を内蔵した自走砲の一種で、照準・運用はMSにより行われる。
長射程かつ高出力だが発射には長いエネルギーチャージが必要。汎用の量産兵器だが、取り扱いが難しいため配備数は少ない。
TV「Zガンダム」劇中に登場、クワトロの百式によりティターンズのMS部隊を一網打尽にした。
プレバン限定キットで、2015年発売。1/100スケールでMGの名を冠しているものの、キットの構成はやや大雑把でHG程度。
MGより大きなキットでありながら、専用スタンドとしてアクションベースを同梱し定価2,800円となかなかお得な内容。
各パーツが大きく、パーツ総数は少なめ。
細部のディティールは凝っており、外見は劇中とよく似ています。
ただし色分けは今ひとつ、各部の赤はほとんどシールでの再現。また肩マウント・グリップはシールも付いておらず部分塗装必須。
今回は百式改と同時製作、各部の赤などを部分塗装しています。
砲身の伸縮やグリップ部の展開など、移動形態から砲撃形態への変形を完全再現。変形ギミックはかなり凝っていて複雑です。中央の動力パイプは節ごとにパーツ分けされ自在に可動。
残念ながら、他のMSから動力供給するためのケーブルは付属しません。
自立はできず、付属の専用スタンド必須。MSでの移動・射撃シーンを再現するにはスタンドがさらにもう1個必要になります。
以下、写真いろいろ。
百式改、正面より。改修により各部がシャープ化
百式改、背面。大型ブースターポッドが特徴
ビームライフル。武装はノーマル百式と共通
ビームサーベル
立膝も余裕
クレイバズーカで突撃
百式2.0、メガバズーカを伴い出撃
百式2.0、背面。ウィングバインダーが特徴
クレイバズーカ
振り向きざまにビームサーベル
キック。ゲームなどでは無茶な格闘シーンが多いw
メガバズーカランチャー、発射体制
砲撃シーン、正面から。スタンドは2個必須
メガバズーカランチャー操作部。グリップ類の赤は要塗装
移動形態での大きさ比較。この形態でもMSより大きめ
百式改、アップ。後ろに伸びたエイリアンヘッドが特徴。目は赤のツインアイ
百式2.0、アップ。カメラアイは3種、差し替えが可能。
パーツの組み換えは本来の仕様にないのでちょっと面倒ですが、全体的な完成度・外観は文句なし。
見た目のインパクト・豪華さに圧倒されます。
以上、MG「百式改」でした。
ではまた。
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