ガンプラ:MG ガンダムエクシア&ジンクス ― 2014年10月11日
こんばんは。
気がつけばもう10月。日の入りも早くなってきました。
でも未だ台風とか来るし、運動会の音もしないし季節感無いけどねw
さて、本日のガンプラ。
ガンダム00より、MG「ガンダムエクシア」&「ジンクス」です。
GN-001「ガンダムエクシア」イグニッションモード
TV版「機動戦士ガンダム00」第1期の主人公機。
「武力介入による戦争根絶」を標榜するソレスタルビーイングの開発したMS。
主人公刹那の駆る、格闘戦に特化した機体です。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。発売は2009年。
このエクシアのキットは、「イグニッションモード版」と「ノーマル版」の2種類が発売されています。
キット本体は同一ですが、イグニッション版には胸のGNドライブをを光らせるためのLEDユニット、メッキ処理された刀身パーツ、TV版第2期冒頭の「エクシアリペア」を再現するための追加パーツが付属します。
イグニッション版の方がプレイバリューは高いですが、価格差は約2千円。追加パーツに魅力を感じるかどうかよく考えて購入しましょう。
今回のキットはイグニッションモード、いつもの素組パチ組で製作期間は4日。
プロポーションは文句なし。劇中の独特なスタイルを格好良くまとめています。
モールドはシャープ、全身のコンデンサ部分には多数のクリアパーツが用いられ細部のディティールも気合入っています。
肩と手脚のGNリボンケーブルは、半透明で光沢のあるビニールパーツを使用。薄い菫色で、近くで見ると虹色に光を反射しなかなか綺麗です。
しかし裏側のパーツが透けて見えるので、太腿や肘の部分は(下地の)黒にしか見えません。せっかくの特殊パーツですが、効果は微妙。透明度のないパーツのほうが良かったかも。
色分けはMGらしくほぼ完璧。なので部分塗装は細部の修正を行った程度です。
イグニッション版では、エクシアリペア用の刀身だけは塗装する必要あり。
関節はABS+ポリキャップ。
関節可動範囲はかなり広め、格闘専用MSならではの派手なポージングも余裕で再現可能です。関節保持力も高め。
胸部や膝など一部の関節がデザイン的に独特な構造で面白いです。
足首が細いため安定性はいまいち。
足首自体はよく動きますが、何しろ武器が重いのでポージングの自立は困難。別途スタンドを用意したほうが良いでしょう。
胸部は空洞になっており、中に発光ユニットを収納したGNドライブを差し込みます。
LEDユニットを2個使用、発行箇所は胸の文字と背中のコーン。
発行箇所は綺麗ですが、光量は少なめで余り目立ちません。正直、胸なんかより眼を光るようにして欲しかったw
LEDユニットは別売りもしている汎用品なので、最近のMGキットに流用が可能です。
付属の武器は長大なGNソード、長短のGNブレード2本、ビームサーベル4本、シールド。
GNソードとブレードの刀身はメッキ処理され、見た目がかなりシャープです。
手首は親指、人差し指、その他の指がまとめて動く標準的な可動指。
武器にダボ穴があり保持力はそこそこ、軽いGNブレードやサーベルの保持は問題ありません。
主武装GNソードは劇中同様に刀身が回転、ソードモードとライフルモードに変形可能。
手首のグリップと上腕部のダボ穴の2箇所で固定するため、重い武器でも何とか保持できます。
ただし、刀身とシールド部がちょっと離れすぎてて見た目が微妙。ここは差し替えでもいいからギミックより見た目を優先して欲しかった所。
今回の写真では、見た目を優先し上腕のダボ穴のみで保持しています。ポロリしやすくて撮影が大変だった。
GNブレードは腰のサイド部分にマウント可能。
接続部は普段は見えないよう工夫されています。
ビームサーベル/ダガーは接続部がフレキシブルに動き、関節可動を妨げません。ビーム刀身は長短各2本ずつ付属。
エクシアリペアの組み立ては選択式、どちらかを選んで組み立てることになります。
ノーマルとの違いは以下のとおり
・左腕、肩のケーブル、腰・膝・足首アーマー、胸のフィンなどパーツの欠損
・頭の左半分、右膝のコンデンサ、胸部コックピットハッチをダメージパーツへ換装
・半分に折れたGNソード
・失くした左腕を隠すためのマントの追加
変更箇所は多く、完成後に組み替えるのはかなり難しいです。
今回は頭部のみは簡単に差し替えられるように加工しました。
膝や肩、胸などは簡単にパーツを外したりは出来ないため、写真では頭と左腕のみ再現したなんちゃってリペアです。
以下、写真いろいろ
正面。完全装備状態「セブンソード」
背面。背中のコーンはリング上に発光
GNソード、ライフルモード。劇中ではあんまし使わなかった
GNソードを構える
エクシア、目標を駆逐する
ビームサーベル。
長短2種類のビームサーベル。
GNフィールドすら切り裂くGNブレード。
胸部アップ。文字が浮き出るように発光
(なんちゃって)エクシアリペア。折れた刀と左肩のマントがポイント。
エクシアリペア、頭部アップ。右目は他のMSの部品で直したらしい
プロポーションと可動を高いレベルで両立した、MGならではのキット。
しかしケーブルや発光など一部ギミックが空回りしている感もあります。
イグニッション版の定価は6,500円とお高いですが、ノーマル版は3,800円と安価です。
劇中のポーズを格好良く再現できるので、00のファンなら買って損はないと思います。
GNX-603T「ジンクス」
TV版「機動戦士ガンダム00」第1期終盤に登場、3大国家連合の新主力機。
CB(ソレスタルビーイング)を裏切ったアレハンドロにより開発された、擬似GNドライブ搭載型MS。ガンダムに匹敵する性能を持つ高性能機で、数の力でCBを壊滅に追い込みました。
後にはマイナーチェンジしながら大量生産され、連邦の主力量産機となっています。
ちなみに、「GN-X」と書いて「ジンクス」と読むそうですw
キットはバンダイのMG、1/100スケール。発売は2010年。
他のガンダムや有名機体を差し置いてMG化され、ガンプラファンを驚かせたキット。
確かに劇中では名のある敵役が乗ってましたが、出番はごくわずか。何より、いかにも量産機っていう地味めなルックス。こんな機体がいきなりMGになるのはサプライズでした。
この勢いで他のガンダムや地味な機体も次々MG化、00祭りが始まるかと期待したのですが..結局サプライズは一度きり、以後00は主人公機しかMG化されませんでした。
製作はいつもの素組パチ組。3年前なので製作期間など細かなことは覚えてません。
独特なスタイルを格好良く再現した、完璧なプロポーション。
劇中よりも手脚がやや長めで強そうですw
エクシアより一回り大きく、迫力も十分。
細部のディティールも文句なし、頭部や胸にはクリアパーツが使われています。
色分もほぼ完璧、唯一の要塗装箇所は頭部のバルカンのみ。なので最低限の部分塗装で済ませています。
関節はABS+ポリキャップ。
関節可動範囲は広めですが、X状のスラスターが干渉するのでポージングは若干制限されます。
とは言え劇中でも派手なアクションの少ない機体ですし、スラスター部もある程度角度変更できるので問題にはならないでしょう。
エクシア以上に独特な関節構造、意外な部分が可動したりして作っていて面白いです。
関節保持力は標準的、通常のポージングには問題なし。
足首はよく動きますがバランスをとるのが難しく安定性はいまいち。ポージングするなら別途スタンドが必要かも。
エクシア同様、胸部は空洞で擬似GNドライブを差し込む構造。
GNドライブにはLED発光ユニットを収納できますが、赤い光のLEDユニットは直販のみ、一般販売はされていません。
キットには専用の注文用紙が同封されていますが、送料など含めると意外と高くつくので要注意です。
今回の写真では、尼で購入した中華製パチもんLEDユニットを使用していますw
発行箇所は胸と背中のコーンの2箇所。胸の部分はかなり眩く光ります。
付属の武器はGNビームライフル、シールド、ビームサーベル2本。
ライフルは劇中のサブマシンガン形状に加え、パーツの追加で狙撃用のロングライフルに差し替え可能。ロングライフルは長くて迫力があります。
シールドは中央のディフェンスロッドが回転可能。
手首は標準的な可動指、武器にダボ穴があり保持力は問題なし。大きなロングライフルも手首と腕のダボ穴の2点固定でしっかり保持できます。
指の甲にスパイクのついた独特の形状の手首がしっかり再現されています。
以下、写真など。
正面。胸のLEDはかなり眩しいです。
背面。長く伸びたスラスターが迫力。コーンの発光は微妙w
ビームライフルを構え突撃。
ビームサーベル。シールドのディフェンスロッドは回転可能。
GNロングライフルで狙撃。
胸部アップ。(わかりにくいですが)眼は4つあります。
プロポーション、ディティールともに弱点のないなかなかの良キット。
エクシアよい一回り大きいのに、値段は若干安くお買い得です。
最大の問題は、このキットに思い入れのある人がどれだけいるのかという点のみw
どんな需要を狙ったのかわかりませんが、出来はかなり良いので機会があったら作ってみてほしいキットです。
以上、MG「ガンダムエクシア」&「ジンクス」でした。
ではまた。
ガンプラ:HGUC ZII ― 2014年10月17日
こんばんは。
急に涼しくなってきましたよ。やっと秋ですね。
我が家もやっと扇風機をしまいましたw
さて、本日のガンプラ。
ZガンダムのMSVより、「ZII」です。
MSZ-008「ZII」
Zガンダムの後継機としてアナハイム社が開発した可変MS。
Zの可変機構をメタスを参考に再設計しコストダウンを図った機体。大気圏突入はできない宇宙専用機だが、戦闘能力はZに匹敵する。
高性能機ではあったが、エゥーゴがZZガンダムの開発を優先したため試作段階で開発は終了した。
後に量産されたリゼルは、このZIIの機体構造を参考にしている。
..て感じで、「機動戦士Zガンダム」放映時に模型誌に掲載されたモビルスーツバリエーション「Z-MSV」の1つです。
MSVなので映像化はされていませんが、漫画やゲームなんかに登場することはあるようです。
Zの2番めってことで「ZII」、読み方は「ゼッツー」です。この変な読みはデザイナーの藤田一己氏がバイクマニアだったからという噂w
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。
素組パチ組で製作期間は3日。
プロポーションはイラストによく似ています。
でもZの後継機を名乗るにはシャープさが感じられない微妙なデザイン。背中や胸が四角すぎるのか。
どうせなら、GundamFix(バンダイが昔出していた完成品キット)のように大胆にアレンジした方が良かったかも。
全体的なディティールにも変な手抜きはないですが、ちょっと物足りない感じですね。
膝や腰のアーマー裏には目立つ肉抜き穴があります。ここはプラ版などでちょこちょこ埋めてみました。
変形は差し替え式。
手脚やバックパックなどバラす部分が多く作業はやや面倒。
その分MS、WR(ウェーブライダー)両形態とも形状・保持力に問題なし。かっちりとまとまります。
関節部は粘りのあるプラ素材にポリキャップ。関節保持力は問題なし。
関節可動範囲そのものは広めですが、各部アーマーや武器との干渉が大きくポージングはやや窮屈。
足が大きい割に接地性は今一、安定性低し。背中が重く、バランス取らないとすぐ倒れます。
WR形態で飾る場合も考えると、スタンドを別途用意した方がいいかも。
武器はメガビームライフル、クレイバズーカ2本、ビームライフル、サーベル2本が付属。
長い主武装メガビームライフルはストックが差し替え式、WR形態では胴体下に固定して機首になります。
リックディアスと同デザインのクレイバズーカは設定通り背部にマウント可能。
ビームライフルはZと同デザインですが、伸縮はできません。本体にマウントできず、WR形態では余剰パーツになてしまうのが残念。
サーベルのビーム刀はやや短め。設定のように膝裏に収納はできません。
付属の手首は両方の握り拳と武器持ち手。
どの武器も長いため、胴体に干渉しやすくMS形態での取り回しには苦労します。
色分けはHGにしては頑張ってますが、やはり細部は再現しきれない場所が多数。
各部の黄色いライン、脹脛の赤い部分はシールでの再現になります。
また、肩や膝の黄色いバーニアは要塗装。
今回は脚やバックパックなどに、GFFを参考にグレーのラインでアレンジ。
またメガビームライフルは本体に合わせブルー&レッドで塗装、ビームライフルはZと同様にブルーグレーで塗装。
その他、各部バーニアなど細部の修正を行っています。
以下、写真など。
正面。胴が短い独特の体型。
背面。背中の構成はリゼルそっくり。
クレイバズーカを背負ったフル装備。
長いメガビームライフル。
クレイバズーカ両手持ち。
ビームライフル。Zと同様にビームスピア風に構える
ビームサーベル。
WR形態。高速な宇宙戦闘機だとか。
WR形態背面。バーニアがメタス風
WR形態、横から。四角くまとまる変形パターンがわかりやすい
差し替え変形にはここまでパーツをばらす必要あり。
上段中央にMS用胴体、その右はWR用胴体。
こんなマイナーな機体を、なぜ今ごろキット化したのかさっぱりわかりませんがw、MSVのラインナップが充実するのは良いことだと思います。
今一格好良さの足りない気がしますが、設定画をよく再現。ギミックは文句なし、大きな弱点はなくそれなりのクオリティはある佳作キットです。
以上、HGUC「ZII」でした。
ではまた。
プラモ:攻殻機動隊ARISE「ロジコマ」 ― 2014年10月25日
こんばんは。
秋らしい気候になってちょいと風邪気味。
日が落ちるのも早いし、天候もいまいちでますます引きこもりが加速しますなw
では本日のプラモ。
「攻殻機動隊ARISE」より、「ロジコマ」です。
OVA「攻殻機動隊ARISE」に登場する思考戦車。
ARISEは、今までの「攻殻機動隊」の前日譚にあたる、公安9課が結成される前のお話。
まだ最初の話しか見てませんが、他のシリーズとは絵柄が大きく変わってしまったので違和感大。
どこか幼さの残る草薙素子はそれなりに格好良いのですが、トグサやパズあたりの男キャラはもう誰だお前?って感じw
まだ若いからか、行動に今ひとつ切れや渋さが欠けるのも違和感増。
話の内容は「攻殻機動隊」って感じなので、見続けていけば違和感も消えて楽しめそうですが。
で、この「ロジコマ」は他シリーズの「タチコマ」あるいは「フチコマ」の前身。
試作品なので、ボディはいかにも寄せ集めの材料で作られたようなメカメカしさ。
人を載せるコックピットはなく、火器類は全て外付け。
AIも後の機体ほど洗練されておらず、会話はできますがジョークや哲学的思考は(今のところ)できないようです。
キットはコトブキヤ製、1/35スケール。
部分塗装のみの素組パチ組、製作期間は3日。
大きさは以前のタチコマ同様、手のひらサイズ。
小さめながらプロポーション・外観は設定画によく似て文句なし。
しかし色分けは今一。
複雑な設定画に比べ、キットが小さすぎるためか再現できない箇所が多数。
全身のボルト?状の丸モールド及び脚部フレーム部分のグレー、脚部装甲板側面の黒ラインなどは塗装必須。全パーツのおよそ半分、赤い成型色のパーツはほぼ全て部分塗装が必要になります。
今回は上記を部分塗装した他、ライト部のシルバーなど細部を修正。結構な手間でした。
組み立てははめ込み式。サクサクと組み立てできます。
(ただし付属フィギュアは要接着)
関節部はABS+ポリキャップ。
脚の付け根のボールジョイントはやや保持力弱め。可動範囲はポージングに十分ですが、ポロリしやすく触っててイライラします。
脚部装甲は伸縮機構を再現。ここは保持力高め、しっかりできています。
脚部先端のタイヤはコロコロと回転します。滑りがいいので平らな場所でディスプレイしましょうw
腕は差し替え式で伸縮状態を再現。
単純な一軸関節なので可動範囲は狭め。細いのでポリキャップは無し、破損に注意です。
腕の付け根はポロリしやすいので、取り扱いは慎重に。
正面のカメラはボールジョイントで自在に回転。
後部のコンテナは取り外し可能。
側面のスモークディスチャージャーは3連装型と単筒型の2種の差し替え式。ここもポロリしやすいです。
機体底面のガトリング砲は取り外し可能。別売りのスタンドを接続することも出来ます。
頭頂部ハッチは開閉可能、ただし中にはなにもありませんがw
付属のフィギュアは若き日の「草薙素子」、まだ髪の黒い「荒巻課長」、そしてOVA第1話に登場した自走地雷が付属。
スケールはロジコマと同じく1/35、単色成形なので塗装必須。
適当に塗装してみましたが、私のテクでは残念な仕上がり。まぁおまけだしw
ロリキャラですが台詞もない自爆ロボの自走地雷なんかより、サイトーとかトグサあたりのメインキャラを付けて欲しかったところですw
以下、写真など。
初登場時の姿。腕、コンテナ、武器はありません
完全装備。畳んだ腕にはヘッドライト
コンテナ装備の背面。左は突撃ポーズのロリキャラ「自走地雷」
腕を伸ばしたところ。右は若き日の草薙素子
足を伸ばす。車高がだいぶかわります。大きさ比較用に荒牧課長
底面。中央にはガトリング砲
タチコマと比較。ロジコマはゴテゴテして寄せ集めっぽい
足を伸ばしたロジコマ、タチコマとの車高比較
プロポーションは良いですが、色分けや関節強度に問題も多いキット。
色分けはともかく、ポロリの方はもう少し改善して欲しかったですね。
タチコマと違い、初心者にはやや敷居が高めな感じです。
以上、攻殻機動隊ARISEより「ロジコマ」でした。
ではまた
The ROOM ― 2014年10月31日
こんばんは。
元はスマホ用アプリですが、PC用に移植されSteamで発売。
ボリュームはちょっと少なめですが、お値段も$4.99とお手頃です。
ゲームの目的は箱を開けること。
目の前のアンティーク調の箱をひらすら調べ、様々な仕掛けや謎を解きつつ鍵を見つけ、箱を開封します。
複雑なからくりを秘め、謎を解くたび形を変えていく箱は見ているだけでも楽しいです。
画面は一人称視点のフル3D。
暗闇に浮かび上がるシックなアンティーク調の箱は独特の美しさがあります。デスクトップの壁紙に使いたいぐらいの綺麗さ。
技術的に凄いわけではないですが、ぱっと見文句のないクオリティの画面だと思います。静的な画面が多く、派手なエフェクトも無いので動作も軽め。
雰囲気作りの背景説明?のようなテキストは出てきますが、特別なストーリーなどはありません。純粋な謎解きのみ。
文章を読んだりメモを取る必要は一切なし、英語の知識とかも必要ないので日本語ユーザでも安心です。
画面はすっきり、変に暗い場面とか見難い場面は一切なく見やすいです。
ですがヒントやスイッチは見落としやすい場所にあったりするので、探すのはちょっと苦労します。
このゲーム独自のギミックは特殊なレンズ。
レンズを通して画面を見ると、見えないはずの箱の内部や無かったはずの物体や図形が見えてきます。表裏2つの世界を見比べることで、新たな視点が開けます。
謎解きやパズルは極端に難しいところはありません。ちょっと頭をひねればわかるレベル。ポイント&クリックのゲームに慣れてる人には簡単すぎるかも。
シビアなタイミングや操作を要求されるパズルはないので、じっくりと自分のペースでゲームを楽しめます。オートセーブでいつでもゲーム中断・再開も可能。
(英文ですが)ヒント機能もあります。
ステージはチュートリアル含め全部で5個、初回プレイではクリアに4時間ほどかかりました。
ややボリュームには欠けますが、息抜きには持って来いです。
以下、スクリーンショット。
暗い部屋に浮かび上がる「箱」
箱を開けると、中にはさらに小さな箱
次のステージでは中の箱に挑戦
レンズを覗くと、箱の内部が浮かび上がる
次々に新たなからくりが動き出す
箱の中からテーブルが出現
からくりを作動させ、星が浮かび上がる
大きく変形するテーブル
テーブルに隠された惑星
そして異世界?へ
歯車に囲まれた新たな箱
箱を開けるという単純な謎解きを突き詰めたお気軽ゲーム。
画面は見やすくて美しく、お値段も手頃。誰にでも楽しめる佳作だと思います。
以上、「The ROOM」でした。
ではまた。
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