ガンプラ:HGガフラン&ゼダス/ゼダスR ― 2014年12月09日
こんばんは。
真冬です。寒くなりましたね。
ガンプラ作ってても手元がかじかむ。
ってわけでまたもガンプラネタです。
友人からヤケクソ気味なプラモ貰ったので、ムキになって組んでみましたw
「機動戦士ガンダムAGE」より、ヴェイガンMS軍団です。
番組も終わって1年、ブームも無くすっかり話題にもならなくなったこの時期に、よりにもよって敵メカばかり7体も貰ってしまいました。
..いや多すぎだって。ヴェイガンに包囲された主人公もこんな気分だったに違いないw
キットは全てバンダイのHG、1/144スケール。
個別のキット紹介は後述するとして、シリーズ共通の特徴など。
ヴェイガンMSの特徴は、ボディスーツのような曲面の手脚に恐竜のような装甲をかぶせたデザイン。折りたたんだ翼や長い尻尾などで、悪魔的な印象を強調しています。
黒くのっぺりした顔に横線一本の瞳、額のツノ、左右対称の手首なども共通。
悪役としてはなかなか強そうですし、何より統一感のあるデザインは好感が持てます。
武器は基本的に内蔵式、翼竜のような飛行形態に可変する機首も多いです。
キットは設定画のデザインをよく掴んでいて、プロポーションは文句なし。色分けもかなり頑張っていて、外観はよく似ています。
関節に使用されるポリキャップは共通。おおまかな内部構造や関節はどのキットもほとんど同じです。
関節可動範囲は広め、保持力も問題なし。
ただし肩関節・股関節は単純なボールジョイントのみで可動範囲が狭く、ポージングはちょっと制限されます。
足首が小さくバランスは今一、尻尾のせいで重心が後ろに偏るため安定性低め。飛行形態も考慮すると、ディスプレイにはスタンドの使用を推奨。
両側に親指のある左右対称の手首は、手の平にビームバルカンを内蔵。
バルカンはボールジョイントで可動しますが、ハメ込みがきつめで組みにくいです。
パーツ分けの都合で手の平は要塗装。このへんはもう少し頑張って欲しかったですね。
劇中ではビームサーベルにもなる手首ですが、残念ながらキットにはビーム刀身が付属しません。他のHGキットのビームを流用すればそのまま接続可能です。
尻尾や翼は設定通りきちんと折りたためますが、可動箇所はさほど多くないため劇中ほどフレキシブルには動きません。
MS形態では足の可動に干渉したり、飛行形態では綺麗に展開できずやや迫力不足だったりします。
しかしMS形態での畳んだ状態なら見た目は文句なし。HGではこれ以上のギミックは望めないでしょう。
番組が不人気だったのか、メカに魅力がなかったのかはわかりませんが、番組後半の敵メカはあまりキット化されていません。
しかしキット自体に大きな弱点は無く、見た目とギミックを両立させたかなりのハイクオリティ。値段を考えればこれ以上は望めないほどのキットが揃っています。
キット化されていない機首にも魅力的なのは多いですし、このまま忘れられた作品となるには惜しいですね。
さて、貰い物キットの方は2機首ずつ製作。各キットに3~4日、休憩も挟んで3週間弱で全7種を一気に完成させました。
とはいえあまりに数が多いので、何度かに分けて紹介します。
「ガフラン」
AGEで最初に登場、まだ敵の正体がわからずUE(アンノウン・エネミー)と呼ばれていた頃のMS。
4足歩行の恐竜型の飛行形態に変形可能。
取り立てて特徴のない機体ですが、フリットの時代にはガンダム以外に対抗できる機体がなかったとか...ガンダムのドッズライフルだけ大量生産すれば無問題とか思わないようにw
番組放映にさきがけ販売されたキット。
もちろん飛行形態に変形可能。肩を前にすぼめ、爪先を回転、耳と翼を広げ尻尾を伸ばせば変形完了。
翼の可動範囲や手脚のバランスから、飛行形態は劇中ほどの迫力はないですねw
手首は平手と握り拳の2種が付属。
色分けはほぼ完璧。部分塗装箇所は手首、襟元など細部の修正のみ。
尻尾が重いので、安定性に難あり。
以下、写真色々。
背面。尻尾が重いです。
尻尾はビームライフル。尻尾の可動を活かし、頭上や脇から射撃体勢を取れます。
ビームサーベル。ビーム刃は他キットより流用
恐竜型の飛行形態。尻尾がいまいち格好良く伸びない。
飛行形態、正面より。
頭部アップ。胸は拡散ビーム砲。
「ゼダス」「ゼダスR」
フリット編より登場、Xラウンダー専用の高性能機。
まだ7歳だったデシル・ガレットが搭乗しガンダムを苦しめた。
「ゼダスR」はデシルの弟ゼハートの専用機として、アセム編に登場。一部機体色が赤に変わっただけで、機体そのものはノーマル「ゼダス」と同じ。
エイのような飛行形態に変形可能で、高速戦闘を得意とする。
「ゼダス」「ゼダスR」と2種類のキットが発売されていますが、色が違うだけで中身は全く一緒。
背中と胴を後ろに伸ばし、膝を鳥脚のように逆方向に畳み、翼を広げて飛行形態に変形。シリーズの中では変形パターンは一番複雑ですが、それでも劇中に比べると厚みがあってシャープさに欠けます。
手首は平手と握り拳の2種。尻尾は取り外し、ゼダスソードとして平手に接続可能。
色分けはほぼ完璧、修正箇所は手首などごく一部。胸のセンサーはクリアパーツの下にホイルシールで再現。
尻尾が小さいので安定性はそこそこ。
以下、写真など。
側面及び背面。左の肩が白のが「ゼダス」、右の赤いのは「ゼダスR」
ゼダスソード&ビームサーベル
ゼダスソードは手の平のバルカンに接続。持ち方が今一格好わるい
飛行形態。
飛行形態、背面より。薄さが足りない
ガンプラ:HGバクト&ゼイドラ ― 2014年12月10日
こんばんは。
昨日の続き、「ガンダムAGE」よりヴェイガンMS軍団第2弾です。
「バクト」
フリット編に登場、重装甲の量産MS。
ガンダムのドッズライフルを弾き返す電磁装甲を備えたハイパワー機。
..ここでガンダムが「AGE-1タイタス」に変身するお子様展開w、ビームラリアットであえなく倒されてしまうわけですが。
脚の太い、重量感あふれるデザインを良く再現したキット。
もちろん飛行形態に変形可能、脚のアーマーを前後に展開して露出するスラスターなどもきちんと再現されています。
手首は平手が2種類付属、なのに握り拳はついてこない謎仕様。
首がポロリしやすいのが弱点。
色分けは一見完璧ですが、飛行形態で展開する足の装甲の一部、足裏などは要塗装。その他、手首や胸のビームスパイクなど細部の修正を行っています。
尻尾は長く重いですが、脚ががっしりしているので安定性は高いです。
以下、写真色々。
背面。どっしりした下半身が魅力w
尻尾のビームライフル。付け根パーツの強度が弱いので取り扱い注意。
ビームサーベル。
飛行形態。
飛行形態、後ろより。脚部の展開に注目
胸部アップ。胸の穴はビームスパイクだとか。
「ゼイドラ」
アセム編に登場、ゼハート・ガレットの専用機。
従来の恐竜的デザインとは異なる、スマートな人間型の機体。変形機能はない。
ヴェイガン機では珍しい、手持ち式のゼイドラガンを装備している。
..マッシブなプロポーションと真紅のカラーがいかにもライバル機って感じですw
スマートなヒーロー体型をよく再現したキット。
可動範囲自体は他キットと同様ですが、大きな翼や尻尾などの突起物が無いためポージングしやすいです。自立の安定性も高め。
手首は平手と握り拳、それにゼイドラガン専用の持ち手が付属。尻尾はソードとして取り外し可能。
色分けはぱっと見問題なしですが、足首や関節周辺など一部に要塗装箇所あり。その他、手首や肩アーマー裏などを部分塗装で修正しています。胸と翼先端の発行箇所はクリアパーツ+ホイルシールで再現。
以下、写真など。
背面。マッシブな体型が格好良すぎ
ゼイドラガン。
ビームサーベル。
尻尾のゼイドラソード。
バクトに乗ってみた。
ガンプラ:HG ドラド&ギラーガ ― 2014年12月11日
こんばんは。
今日もヴェイガンMS軍団第3弾。これで完結です。
「ドラド」
アセム編に登場、人間型の量産MS。
変形はできないが、地球上での戦闘に特に向いているとか。
ヴェイガンMSには珍しい、外付け式のバルカン砲を両腕に装備する。
ボディスーツを着けた人間のような、スマートな体型が見事なキット。
人型らしく可動も素直で、ポージングもしやすいです。
尻尾が重いので、自立には両足と尻尾の3点で接地が必要。
手首は平手と握り拳が付属。
バルカン砲は2丁、下腕のジョイントに接続するので保持もバッチリ。
色分けはほぼ完璧、部分塗装は手首やバルカン砲口など細部の修正のみ。
取り立てて特徴のないキットですが、素直で作りやすいです。
以下、写真色々。
背面。尻尾がでかいが、体型はスマート
ビームライフル。
両腕にバルカン砲。盾みたいにも見える
一斉射撃。
ビームサーベル。
頭部アップ。胸は拡散ビーム砲
「ギラーガ」
キオ編に登場、ゼハートの駆る指揮官機。
Xラウンダー専用機で、ビットによるオールレンジ攻撃が可能な他、射撃・格闘にも強い万能機。
専用の長槍ゼイドラスピアを装備する。
異星人っぽい、細身の体型が特徴のキット。
ビット使用時のモードXへの変形は差し替え式。肘・膝のカバーは差し替えで展開、背中のカバーは開閉式。隙間に差し込むトランスミッターはクリアパーツで再現。
肘・膝のカバーはポロリしやすくイライラします。
足首が小さく自立性は低め。ポージングにはスタンド必須です。
尻尾ギラーガテイルは芯にリード線を使用、グネグネと自在に可動。ただしリード線の差し込みはかなりキツ目、私は差し込み部分の穴を少し削って広げました。
もちろん、尻尾を取り外して手持ちも可能。
手首は平手と握り拳の2種。握り拳にはギラーガスピアを差し込むためのダボ穴あり。
スピアは短いのが2本付属、片手の拳の両側に差し込めば1本の長槍に見えます。スピア先端のビーム発光部は要塗装(シールも付属)
本体の色分けはぱっと見完璧ですが、手首や胸飾りの一部など細部に塗装の必要あり。
モードX用のトランスミッターはクリアパーツの一体成型のため、中心の機械部の塗装は必須。ただし、設定にこだわらなければ塗らないほうが綺麗に見えますw
以下、写真など。
背面。手脚の細いエイリアン体型。尻尾はグネグネ動きます
ギラーガスピア&ギラーガテイル。
スピアは分割して二刀流も。
モードX。各部を展開してビット発射
ビームサーベル。
頭部アップ。
どのキットも外見は文句なし、可動範囲もそこそこ広くかなりのクオリティ。
値段も安めで、つくづくバンダイの技術に感心します。
..しかし売上は今ひとつらしく、投げ売りされる事もしばしば。
番組後半の機体なんかアクが強くて面白そうなのに、ほとんどリリースされませんでしたし。
これだけのクオリティを持ちながら、番組の不人気で黒歴史化するのはなんとも残念。
最後に、ヴェイガンMS勢揃い。なかなか壮観ですw
プラモ:ZOE「ジェフティ」 ― 2014年12月23日
こんばんは。
気がついたら年末ですよ。早いですねえ。
大掃除の準備しないとw
さて、本日もプラモネタ。
ゲーム「ZOE」より、主人公機「ジェフティ」です。
「ジェフティ」HD EDITION
PS2のロボットシューティング「ZONE OF ENDERS」「ANUBIS」に登場するオービタルフレーム。
2作にわたって登場する主人公機です。
以前作った「アヌビス」とは兄弟機となる高性能機。
キットはコトブキヤ製、2012年発売。
PS3/Xbox360用の移植版ゲーム「ZOE HD EDITION」発売に合わせ、キット名も「ジェフティ HD EDITION」として再発売。
原型となったオリジナル版との違いは成型色が明るめになったこと、肩の翼のエフェクトパーツ、それにリングレーダーとホーミングミサイルが新規に付属しています。
製作はいつもの素組パチ組、製作期間は4日。
キットの大きさはガンプラのMGと同程度。内部フレームの再現はありませんが関節構造や各部のディティールは非常に凝った作りで、クオリティはMGに匹敵。
プロポーションは画面によく似て良好、シャープなデザインが格好良いです。
組み立てはハメ込み式。各パーツがきっちりと組み合わさるので合わせ目も目立ちにくいです。
ただし一部ポロリしやすい部分や関節可動時にずれやすいパーツもあるので接着剤もあったほうが無難。
色分けはほぼ完璧。要塗装箇所は手首と付属のホーミングミサイルの一部などごく細部のみ。
以前のアヌビス同様、全身のエナジーラインは今回は水色に塗装。ホワイト+クリアブルーの塗料を薄めて流し込み。
本体の大部分に水色でスミ入れしていますが、翼などの付属品が少なかったため、アヌビスの半分以下の作業量で済みました。
関節はABS+ポリキャップ。
見た目と可動の両立を図ったのか、関節部は多数の引き出し機構が内蔵されかなり複雑な構造。見た目以上によく動きますが、可動範囲は並のガンプラ以下です。
デザイン的に動かしにくい構造なので、このくらいが限界でしょう。
軸が多く複雑な可動のため、ポージングを慎重に行わないと関節が外れたり、最悪破損する恐れもあり。取り扱いは繊細に。
関節保持力は若干弱めですが、重い武器などはないのでポージングに支障はありません。
手首は左右の握り拳と平手3種の計8個が付属。
左右対称で爪が長い独特なデザイン。色分けがないので、軽く塗装すると見栄えがグッと良くなります。
爪先の着陸脚は折りたたみ可能。
付属の武器は右腕のパドルブレードと左腕のシールド。どちらも劇中同様に可動します。
背中のスラスターを展開可能、クリアブルーの噴射エフェクトを取り付けられます。ちょっと色が濃い目ですが、翼みたいで見栄えはいいです。
デザイン的に自立はできないので、アヌビスと同じ構造のスタンドが付属。
アームは2本、自在に可動しますが保持力がちょっと低め。ドライバーでネジを増し締めしても改善されないのはどうしたものか。
ゲーム中のリングレーダーを模したミサイル用のリングには、オレンジのラインが塗装済み。さらに「ENEMY」の文字が印刷されたプレートも付属。
板状のホーミングミサイルは6基、リング円周の任意の位置に取付可能。本体腰につけた3基のウィスプを取り外し、同様にリングに取付可能。
取り付けアームはボールジョイントなので、取り付け位置や角度を自在に変更可能。アーム自体の動きと合わせればかなり自由なディスプレイが出来ます。
以下、写真色々。
正面。
背面。腰には3基のオプション兵器「ウィスプ」を装備
背中の翼と、右腕パドルブレードを展開。
リングレーダー&ホーミングミサイル。
ミサイル発射。ミサイルは圧縮空間から無限にリチャージされるとか。
リングレーダーにはオレンジラインと「ENEMY」のプレート。
頭部アップ。水色のエナジーラインに注目。
兄弟機アヌビスとの比較。ボディラインがよく似ています。
アヌビスとの対決。
独特なデザインをよく再現したキット。本体のシャープさとリングレーダー・ミサイルの組み合わせは文句なく格好良いです。
強度などやや不安な点もありますが、クオリティは文句なしでしょう。
お値段も最新のMGと比べれば極端に高くもありません。
以上、「ジェフティ」でした。
ではまた。
The Talos Principle ― 2014年12月26日
朽ちた遺跡で目を覚ましたロボット。
「エロヒム」と名乗る声は、試練に打ち勝てば永遠の命を授けると語りかけます。
「Portal」を彷彿とさせる、FPS視点のパズルアクション。
ゲームの目的は、迷宮の奥にある「Sigil」と言うブロックを集めること。
迷宮に置かれたジャマー、コネクタ、ブロックなどを駆使し、扉を開き罠をかいくぐってブロックを入手します。
主人公は一切の能力を持たず、限られたアイテムをいかに巧妙に配置するかがポイントになります。
マップは立体交差どころか段差もほとんどない平面、広さもほどほど。
戦闘やハイジャンプなどの派手なアクション要素は無く、試行錯誤を繰り返しながらじっくりと謎解きに挑戦します。
なので操作は簡単ですが、パズルの難易度は結構高め。最初は簡単ですが、ゲーム後半はかなり歯ごたえがあります。
わずかながら、微妙な操作やシビアなタイミングが要求される場所もあります。とはいえ絶対無理ってレベルではないので、何度かやり直せばクリアできるはず。
ワールドマップは、1つのエリアに数カ所のレベルが点在するハブ構造。
隠し部分も含めるとエリアは全部で30以上、レベル数は100を軽く超えます。
各レベルは解法さえ知っていれば数分でクリアできますが、難しいレベルでは謎解きに1時間以上かかることもw
ゲームのもう一つの特徴は、探索要素の多さ。
各エリアにはコンピュータ端末が点在し、メールログや文献で過去の出来事や隠された真実が少しずつ明らかになっていきます。
哲学や宗教にからむ文章が多くてちょっと読みにくいですがw
読まなくても各レベルの謎解きには関係ないですし、メインストーリーは神(エロヒム)の声などでわかるのでゲーム進行に支障はありません。
しかし隠しレベルにアクセスするには端末のメッセージをしっかり読み、時折出てくるチャット(選択式)にも応答しなければなりません。
何より、読んだほうが背景が理解しやすく、よりゲームに没入できるでしょう。
ただ、ここで唯一の問題になるのが翻訳の酷さ。
音声やメール・文献などはちゃんと翻訳されているのですが、チャット部分やゲーム内に点在する隠しメッセージがもろに機械翻訳。
まともな日本語になっていない文章が多数、むしろ英語のほうが意味がわかりやすいぐらい。チャット画面はゲームの根幹にかかる部分なので、このへんの文章は早急に改善して欲しいところです。
※ 自分で修正しようとも考えましたが、現行バージョンでは外部MODに対応していないため文章の変更はできないらしいです。
将来的には外部MODで変更できるようになるらしいので、ちょっと様子見ですね。
また、各エリアは数個の「星」が隠されています。
これはレベルをクリアしてSigilを取るのと同様に、マップ内のアイテムを駆使して入手するわけですが。
かなり見つかりにくいところに隠され、入手するには普通にクリアするより何倍も難しいパズルに挑戦しなければなりません。
エリア内のレベルをまたいでクリアするような大胆なパズルもあり、かなりの歯応え。
..ちなみに私が自力で取れた星は2/3ほど。残りは攻略サイトのお世話になりました。
さらにおまけ要素ですが、大量のイースターエッグ。
全部で数十個、イースターエッグのないエリアの方が少ないぐらい。
同じCroteam開発の「Serious Sam」に因んだものから、ライバル?の「Portal」などのゲームネタ、映画のパロディやジョークなど様々。
内容もえらく凝っていて、専用の隠しエリアまである異様な作り込み。力の入れどころ間違ってんじゃないかってぐらい、いい仕事ですw
ゲームの画質は少し前のFPS程度。「Seriou Sam 3」と同じ描画エンジンを使用。
最新の大作ゲームには負けますが、パズルゲームとしてはなかなかのクオリティ。
背景は砂漠や遺跡などが大半で、Samからの使い回しも多目。
同じような景色が続きバラエティは少ないですが、見応えのある自然な景観に見えるよう工夫されていて飽きることはないと思います。
特に「島」のエリアは一見の価値有り、癒されます。
動作は軽め、6年落ちのうちのPCでもストレス無くプレイできます。
以下、スクリーンショット。
主人公はロボット
行く手を阻むゲート
コロシアムのような廃墟。手前にはワープゲートと端末が。
海岸
砂漠
雪に覆われた城塞
礼拝堂
島は空中に浮かんでいます
各エリアの中枢となる工場群。奥には禁断の塔がそびえています
塔を見上げる
機械的な塔の内部
塔を登り天へ。
プレイヤーを狙うタレット
徘徊する浮遊機雷
ジャマーを使い、機雷を停止
コネクタでビームを誘導
遠くに跳べるファン
ファンとボックスを組み合わせれば、空中にコネクタを固定することも
プレイヤーの動きを録画、ゴーストを作り出すレコーダー
Sigilを集め、封印を解除する
全部で100面以上のパズルと広大な世界に圧倒されるゲーム。
私が初回クリアにかかった時間は30時間以上。
Portalのようなドラマチックな演出はないものの、じっくり腰を据えて楽しめる大作です。
値段は4,000円とフルプライスに近いですが、ボリュームは膨大なので損することはありません。
パズル好きなら外せない傑作だと思います。
以上、「The Talos Principle」でした。
ではまた。
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