ガンプラ:HGBD モモカプル ― 2018年06月04日
こんばんは。
新しいガンダム、「ガンダムビルドダイバーズ」が始まってから2月。
「ビルドファイターズ」の流れを汲む、ガンプラ作って戦わせる子供向け?速販アニメです。
はっきり言って感想は..物足りないの一言。
今までのビルドファイターズに比べると色んなものが足りない。暑苦しい戦いも、過剰な演出も、萌え要素や視聴者サービスも、ガノタ向けのパロディも足りない。
登場人物は好感の持てる優等生、小難しい理屈のないわかりやすい世界観、そして敵味方がはっきりと別れた単純明快なストーリーなどは悪くないのですが。
鼻につく嫌な部分もなく、どちらかといえば面白いので見続けてはいく予定。
もうすこし頑張って盛り上げてほしいですね。
という訳で、今日のガンプラネタはビルドダイバーズから。
盛り上がりがいまいちなので、食指が動くガンプラも少なめです。
PEN-01M「モモカプル」
主人公フォース「ビルドダイバーズ」のヒロイン、モモの作ったガンプラ。
ベースは「∀ガンダム」登場のカプルだが、可愛さを突き詰めて改造した結果面影のまるでない機体に..すげえ技術だなw
可愛くないという理由で武器を削ったので戦闘力は半減したが、その分頑丈かつ俊敏になっている。
キットはバンダイのHGBD、1/144スケール(たぶん原寸大)。2018年発売。
素組パチ組、一部小改造して製作期間は3日。パーツ数が少ないので、ただ組むだけなら1日で出来上がると思います。
プロポーション・ディティールはほぼ完璧。劇中の可愛らしいスタイルをよく再現しています。
色分けも大体出来ていますが、胸と背中のバーニア?は要塗装。また、眼はシールでの再現となります。
胴体・頭部が展開する胴体のギミックは完全再現。肩のハッチも開閉可能ですが、腕はさすがに収納できず差し替えになります。
胸・頭・肩のハッチはほぼ隙間なく閉じられ、上半身は完全な球体になります。
胴体内部は空洞で、設定どおり子機プチカプルが収納されています。
プチカプルには関節可動は無く、手足は差し替え式。眼はシールで再現。
本体の眼の部分は点目がパーツで色分けされていますが、他の表情にするには上からシールを貼り付ける仕様。もちろん、シールを貼ると元に戻すことは出来ません。
予備のパーツもないので、今回はシールの代わりに黒い紙(百均で買った折り紙です)で瞳を作り、パーツの上に巻き付けて表情変えを再現。
シワ無く巻きつけるのは面倒だし耐久性や見た目も微妙ですが、いちおう表情の変化は楽しめるようになりました。
..できれば差し替え用の予備パーツを何点か付けてほしかったですね。ベアッガイIIIの時も思いましたが、ちょっと不親切だな>バンダイ。
関節は柔らかなKPS+ポリキャップ
引き出し機構などもありますが、可動範囲は狭め。デザイン上仕方ないですね。
足首はあまり動かず、接地性・安定性は今一。ポージングにはスタンド使用を推奨。
プチカプルは自立できないので、専用スタンドが付属します。
手の爪は全て可動しますが、肉抜き穴が目立ちます。
なのでパテで簡単に埋めました。手抜きなので雑な仕上がりですけどねw
以下、写真など。
正面。ペンギンがモチーフだそうです。
子機プチカプルと一緒に。
背面。結構速そうw
転倒。中は空洞です。
プチカプル。瞳は差し替えできるよう加工済み。
丸まりモードで突撃。ロッグ・マックみたい。
必殺のお腹ビーム。瞳は怒り眼に差し替え。
余剰パーツで腕を延長。
勝利のVサイン。
怒涛のビンタ攻撃。
手のビーム。爪は丸くてラブリー。
手乗りプチカプル、アップで。
細かな不満はあるものの、作りやすいし見た目やギミックは良好。
劇中の可愛さが伝わる好キットだと思います。
以上、HGBD「モモカプル」でした。
ではまた。
ガンプラ:MG 強化型ZZガンダム Ver.ka ― 2018年06月10日
こんばんは。
今日は久々に大物ガンプラ。
2年ぶりのMG、作り応えありましたね。
MSZ-010S「強化型ZZガンダム」Ver.Ka
TV「機動戦士ガンダムZZ」の主人公機、ZZガンダムを改造した機体。TV終盤にのみ登場する「フルアーマーZZガンダム」の中身です。
キットはバンダイのMG、1/100スケール。メカデザイナー、カトキ氏による独自アレンジでディティール増し増しのVer.Kaシリーズ最新キット。販売は2017年。
一般販売の通常型ZZと、プレミアムバンダイ限定販売の強化型ZZの2種類のキットが同時リリース。
強化型はキットの成型色が劇中イメージに近い薄水色となります。この色が欲しかったので、お高い限定版(定価8,000円)を購入しました。
中身は通常版のパーツも同梱、強化型と通常型の何れかを選択するコンパチキット。今回はパーツを一部加工、(できる範囲で)どちらの形態も取れるようにしてみました。
「強化型は変形できない」と注意書きがされていますが、実際には合体変形は可能です。
高いだけあって大きめの箱にパーツぎっしり、かなりの作り応え。部分塗装の素組パチ組ですが、製作期間は5日もかかっています。
プロポーション・色分けはほぼ完璧。さすがMG。
さらに独自アレンジされた細かなディティールがいい味出しています。
機体各部から覗く機械表現や銀色にメッキ処理されたアンテナ類は素直に格好良い。大味で玩具っぽかった従来のキットに比べるとリアルな感じがします。
アンダーゲートや計算されたパーツ分けのため、無塗装の素組でも粗が目立たずいい感じですね。
プロポーションは旧キットに比べ胴体は小さく手足が長め、現代的で格好良いです。ただ変形後の戦闘機形態は旧キットのほうが格好良かったかも。
部分塗装は細部の修正などほんの僅か。
機体の隙間から覗くメッキパーツは綺麗で格好良いのですが、ダクト内部が銀色なのは違和感があるのでグレーっぽく塗装。逆に、一部装甲にグレーやシルバーを追加してメカっぽくしたりもしています。
Ver.Kaにはさらにリアルさを増すための大量の水転写デカールが付属しますが、ガシガシ合体変形させて遊びたかったのでwシール貼りは省略。
合体変形を完全再現、ギミックは見事。
機体各部にはロック機構が多数。普段は見えないように巧妙に配置され、どの形態でも形が崩れることがありません。
変形時には装甲の一部が展開、折りたたみ式の着陸脚が現れます。ただこの着陸脚は小さすぎて目立たず、見栄えがいまいち。ここは旧キットのように、差し替え式でもいいから見栄えを優先してほしかったところ。
関節は柔らかなKPS+ポリキャップ。
可動範囲は狭め。個々の関節は太い見た目から考えられないほどよく動くのですが、各部の干渉が激しすぎ。合体機構のある腰は動かず、肩とバックパックの干渉がひどいので派手なポージングは絶望的です。
関節保持力は良好。足が大きく安定性はまあまあですが接地性は微妙、ポージングの際はスタンド使用を推奨。
手首は親指が可動、その他の指は差し替え式。握り拳、サーベル持ち手兼用の平手、右のみライフル持ち手が再現可能。
武器の保持力は良好、重いダブルビームライフルも難なく保持可能。ただしライフルは大きく取り回しにくいので格好良いポーズは難しいです。保持力優先のため手首は軸接続、角度調整が出来ないのもマイナスポイントですね。
以下、写真いろいろ。
正面。がっしりした体型、中身も重く迫力十分。
背面。強化型なので各部が長く延長されています。
合体完了の決めポーズ。
ダブルビームライフル。
長いハイパービームサーベル。どんな敵も一刀両断。
ミサイル&ビームキャノン斉射。腰は回転しませんが、前屈は出来ます。
ビームライフルの保持力は良好。
Gフォートレスに変形。
Gフォートレス、背面より。強化型は脚のロックが効かないので垂れ下がり気味。
Gフォートレス、正面から。すごい長さです。
ネオコアファイター。2機付属します。
ネオコアファイター、背面。翼端は部分塗装。
上半身、コアトップ。主翼のディティールがすごい。
コアトップ、背面。
コアトップ、機種アップ。パイロットも載せてみましたw
下半身、コアベース。
コアベース、背面。バーニア内部も別パーツで色分け。
コアベース、機種アップ。ミサイルも色分け済み。
通常型にパーツ差し替え。右半身が通常型、各部が短めです。
胸部アップ。細部のディティールが凄いです。
ボリューム満点で作るのは大変ですが、各部の出来には感心します。
ポージングには難がありますが、細かなディティールのおかげで立たせておくだけでも絵になります。
値段相応の価値のある、完成度の高いキットだと思います。
以上、MG「強化型ZZガンダム」Ver.Kaでした。
ではまた。
ガンプラ:HGBD グリモアレッドベレー&ティルトローターパック ― 2018年06月15日
こんばんは。
今日は不要なPCを処分。
引っ越す前から持ってきたものとか、実に20年以上前のディスプレイとか。あわせてPC3台、CRT2台、UPS、パーツ類その他諸々。
リサイクル法のおかげで粗大ゴミには出来ず、普通に引き取ってもらうと合計ン万円の出費(高い割にあんまり有効機能していない噂もあるな>リサイクル法)
なのでPC回収の専門業者、パソコンファームで無料回収してもらいました。
回収品目が多ければ家まで引き取りに来てくれる上、梱包も一切不要。
HPからネットで申し込み、電話確認など連絡もスムーズ。申込みから引き取りまで3日、回収作業もものの数分で全部片付きました。
おかげで財布も手間も大助かり、大したものです。
まあ片付けに伴うゴミ処分、掃除、データ消去などの作業なんかは全部自前。結構疲れましたけどねw
それはともかく、本日もガンプラネタ。
TV「ビルドダイバーズ」より、ミリタリー感あふれるガンプラ「グリモアレッドベレー」と、その相方「ティルトローターパック」です。
ボトムズのATを彷彿とさせる、炎の匂い「噎せる」ガンプラですw
GH-001RB「グリモアレッドベレー」
フォース「第7機甲師団」のリーダー、フェレット?のロンメルのガンプラ。
TV「Gのレコンキスタ」に登場するMSグリモアをベースに、実弾系武装の充実や装甲強化などより実戦的に改造。奇をてらった特殊能力がない代わりに様々な戦場に対応可能で、チーム戦では無類の強さを発揮する。
ミリオタwのロンメルらしいミリタリーテイスト溢れる緑の機体、ガンダムではなくもっと硬派で泥臭いアニメが似合いそうです。
「ティルトローターパック」
グリモアレッドベレーなど、MSを空輸するための小型VTOL機。速度はないが、ティルトローターによるホバリングで空中停止などトリッキーな動きが可能。
MSの追加武装も搭載しており、合体時にはかなり重火力の機体となる。
...これってまんまレッドショルダーカスタムだよねw
キットはバンダイのHGBD&HGBC、1/144スケール。2018年発売。
素組パチ組、両キット同時製作で製作期間は3日。
グリモアレッドベレーは、2014年発売のGレコ版グリモアに新規パーツを追加した構成。
胴体部分はほとんど元キットのままですが、特に古臭さは感じません。プロポーション、色分けともに文句のない出来です。
全身の緑のパーツは柔らかいKPS素材。見た感じ艶消しっぽくてミリタリー感がよく出ますが、普通のPS素材より傷に弱いようなので扱いには注意。
今回の部分塗装は細部の修正、それにアレンジで緑の頭部にスカイ(明灰緑色)を追加。よりATっぽいイメージにしてみました。
また、設定画に従い襟首に黒いラインを追加。キットでは省略されてますが、ここは本来凹モールドで再現される箇所のはずなのに。
関節はKPS+ポリキャップ。
関節可動範囲は標準。胴はよく動きますが、肘・膝は直角程度までしか動きません。
脚が太く短い体型なので、メリハリの効いたポージングは難しいですね。
関節保持力は良好。
足首の接地性は今ひとつ、また背中が重いので安定性は今一。ポージングにはスタンドの使用を推奨。
頭部は赤・緑・紺色の3種類付属。自由に差し替え可能です。余った頭部は小さなアームとナイフを取り付け支援メカ「ミニモア」に換装可能。
背中のコンテナは開閉式、ミニモアを2機収納できます。
膝と爪先には隠しブレードを収納。展開して大きなシザークロウを再現できます。
武器はアサルトライフル、プラズマナイフ3本、シールドが付属。
アサルトライフルはサブマシンガン・ピストル・グレネードに分解可能。
手首は両方の握り拳兼武器持ち手、平手は左手のみ。武器の保持力は良好、手首が左右に動くので両手持ちも楽々です。
ティルトローターパックは安価でパーツ数は少ないものの、横幅はかなり大きく迫力があります。
造形はよく出来ていますが、エンジンナセルのグレーは要塗装。
エンジンナセル、ローターは可動。ナセルや主翼は標準の3mmジョイントなので、無改造で他のキットに取り付けたりも出来ます。
機体下部のアームは両端がボールジョイント、中央に関節もあり伸縮可能。
ですが見た目や可動範囲が今一なので、HGBC「ガンプラバトルアームアームズ」の他関節アームに交換しました。やや長すぎて収まりが悪いですが、可動範囲は大幅に強化されてます。ボールジョイントは保持力緩め、補強が必要かも。
付属の武装はチェーンソー、ビームキャノン?、ミサイルポッド各2基。
アームや機体各部のジョイントに取付可能。
グリモアとはバックパック上部のジョイントで合体。
アームや武装は一旦取り外し、バックパック側面や肩のジョイントに接続。
アームを伸ばし、チェーンソーのブレード・グリップを展開することでグリモアに持たせられます。
以下、写真いろいろ。
正面。赤い左肩が何かを彷彿とさせるw
背面。背中の大きなコンテナ、脚のローラーが特徴。
ティルトローターと合体。
バックパックからミニモアを放出。
ライフルを分解、サブマシンガン&ピストルで乱れ撃ち。
インラインダッシュで滑走しつつ、ライフルで狙撃。
シザークロウ展開。
ライフルに追加武装を取り付け、超高出力射撃。
チェーンソー展開。多関節アームでバックパックに繋がっています。
適当に合体、こんな遊びもできるw
頭部3点。ちなみに、中央の赤いのが本来の姿です。
「噎せる」という言葉がぴったりな、ミリタリー感あふれる渋い機体。
大きな欠点もなく、合体ギミックが楽しめるなかなかの良キットだと思います。
以上、HGBD「グリモアレッドベレー」「ティルトローターパック」でした。
ではまた。
ガンプラ:HGUC ウーンドウォート ― 2018年06月20日
こんばんは。
梅雨入りですね。
小雨が降り続いたり、気温は低いけど蒸すような鬱陶しい天気。
中途半端でやる気も出ないねえ<いつものことですがw
さて、今日のガンプラはこいつ。
RX-124 ガンダムTR-6「ウーンドウォート」
模型誌の連載企画「ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに」に登場する試作MS。
ティターンズの次期主力機開発計画「TR計画」の最終成果で、他のMSの手脚やざまざまな増加パーツを取り付けることであらゆるMS・MAとして運用可能な万能機。いわばティターンズ版コアファイターといったところ。
単体での戦闘能力は低いが、多様な増加パーツにより大型MAや宇宙戦艦クラスの機体にまで発展可能。最終的には全てのMSをこの機体で置き換える計画だったと言われる。
このウーンドウォートはコア部分のみなので細身でコンパクト。増加パーツ取り付けのため手脚や胴体は折りたたみ可能で、小型MAに可変も可能。
キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。2018年発売。プレミアムバンダイ限定販売です。
素組パチ組で製作期間は4日。部分塗装に時間を取られました。
女性的なシルエットが独特なプロポーションを完全再現。ディティールも細かく、設定画によく似ていると思います。普通のMSよりひと回り小さく、特に上半身は異様に細め。
色分けもかなり頑張っており、付属のシールだけでもほぼイメージ通り仕上がります。
パーツ数は少ないものの細かな部品が多く、組み立てには気を使います。
細部は色の足りない部分も多く、細かな部分塗装が面倒でした。
..最近細かな部分が見えにくくてね、老眼かな。ハヅキルーペとか欲しいわw
関節はKPS+ポリキャップ。
あまりに細い手脚のため、関節の大半は単純な軸接続。ポリキャップの使用箇所はわずかです。
可変機構もあるので、関節可動範囲はやや広め。可動範囲が独特でポージングは今一決まりにくいです。
関節強度や保持力は今ひとつ。重い武器の保持はほぼできませんし、上腕部などポロリしやすい箇所もあり。軸が細いため強度も心配です。
足首が無いデザインなので、専用スタンドが2組付属。本体のほか、武器もスタンドで保持できます。
また、爪先の着陸脚が展開可能。機体が軽いので、着陸脚のみで自立も可能です。
可変機構は差し替え式。胴体と翼は専用パーツに差し替え、手脚や腰部は折り畳んで可変形態になります。
付属の武器はライフル・シールド・ブースターが一体となったコンポジット・シールドブースター一式。長さはMS本体の倍近くあり、なかなかの迫力。
各部を分解してクロー形態に差し替え変形可能、ジョイントアームとはワイヤーで接続できます。
武器は重いため腕での保持はできず、専用スタンドで支える形になります。
手首は両方の武器持ち手と平手が付属。
以下、写真いろいろ。
正面。頭より小さな胴体、足首のない爪先などが独特。
背面。大きな尻尾にはブースターや武装を内蔵可能。
着陸脚を展開。
コンポジット・シールドブースターで狙撃。
シールドブースターの長さに注目。
シールドブースター、クロー形態。肩のジョイントで有線攻撃端末になります。
MA形態に変形。
股間の出っ張りは隠し腕。武器を保持できる..はずですが、写真は置いてるだけw
MA形態、背面。
MA形態、下面。折り畳んだ胴体が見えます。
アップで。頭はガンダム顔ですが、ひさしに隠れてほとんど見えません。
独特なデザインを完全再現した、なかなかの好キット。細かな部分に不足もありますが、価格を考えればこれが限界でしょう。
今後はフルドドやハイゼンスレイなどのバリエーション展開があれば面白いのですが。
以上、HGUC「ウーンドウォート」でした。
ではまた。
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