ガンプラ:HGUC バーザム2018年05月31日

こんばんは。

連日のガンプララッシュ。
まだだ、まだ終わらんよ。

HGUC バーザム
RMS-154「バーザム」

TV「機動戦士Zガンダム」終盤に登場する、ティターンズの量産機。
意外にも、ティターンズが開発し配備した量産機はこのバーザムのみ。エゥーゴの新世代量産機に数で対抗するため、性能よりもコスト重視で開発された。
劇中では名前のあるパイロットが乗ることもなく、出番は少なめ。ヤラレ役に徹していましたw

バンダイのHGUC、1/144スケール。2017年発売。
素組パチ組で製作期間は3日。
キット化される機会の少ないマイナー機体。バンダイはこういう変な機体は出来が良いのよねw

プロポーション・ディティールは文句のない出来。
ウェストがなく、胸から直接伸びるような長い脚。脇がだらしなく開いた細い腕。
あまりに異質かつダサい独特のプロポーションを完全再現。細部のディティールはシャープにアレンジされているのに、ちっとも強そうな気がしない秀逸なデザインですw
色分けもかなり凝っていて、塗装が必要なのはバーニア内部の赤ぐらいです。なので部分塗装も楽でした。

関節は柔らかなKPS、ポリキャップはほんの数箇所。
各部に引き出し機構など凝ったギミックを採用、見た目からは想像もできないほどの可動範囲。デザイン的に腰回りはあまり動きませんが、四肢の可動範囲はかなり柔軟です。
可動範囲は広いのですが、体型が独特なのでポージングが何故か格好良く決まらない。
これもデザインの妙..でしょうかw
関節保持力や設置性・安定性は標準的。

付属の武器はビームライフル、頭部バルカンポッド、ビームサーベル2本。
ライフルはグリップと肩に接続するケーブルが可動、保持力は高く取り回しも楽。
ライフル本体のグレー部分は塗装の必要あり。
手首は両方の握り拳と平手が付属。


以下、写真いろいろ。
HGUC バーザム
正面。亀のような胴体から長い手足が直接伸びる落書きみたいなデザインw
HGUC バーザム
背面。ティターンズのシンボル、隼をイメージした?黄色いライン。
HGUC バーザム
蟹爪みたいなビームライフル。
HGUC バーザム
ビームサーベル。普段は腕に収納されています。
HGUC バーザム
突撃。メイルシュトローム作戦では主力として大量配備されました。
HGUC バーザム
ライフルで狙撃。頭のバルカンポッドにも注目。
HGUC バーザム
腕が垂直まで上がる、驚異の可動範囲。
HGUC バーザム
立膝もできます。ライフルはケーブルで肩に接続。
HGUC バーザム
アップで。見えにくいけどモノアイはクリアパーツ。腰のディティールも精密。


独特なプロポーション、凝った関節構造など文句のつけようのない良キット。
デザインが許容できるなら買いですw

以上、HGUC「バーザム」でした。
ではまた。

ガンプラ:SDBF ウィニングガンダム2018年05月28日

こんばんは。

積まれてたガンプラ、順調に?消化中。
今日のネタはこいつです。

SDBF ウィニングガンダム
SD-237「ウィニングガンダム」

TV「ビルドファイターズトライ」前半に登場、ホシノ・フミナのガンプラ。
チームのキャプテンとして、僚機との連携に特化した機体。
SDガンダムならではの組み換え変形でフィールドを駆け巡り、的確な指示と多彩な武器で僚機をサポートする。
さらに機体の一部が分離、味方の強化武装となる隠しギミックを搭載している。

バンダイのSDBF、2014年発売。
ノンスケールですが、だいたいHGシリーズと同じぐらいの大きさ。
SDらしくパーツ少なめで組みやすいお手軽キットです。

部分塗装の素組パチ組で製作期間は2日。
パーツが少ないので塗装をしなければ1時間ぐらいで組めるかも。

外見は文句なし、劇中によく似ています。
パーツ分けの都合で肉抜き穴など多めですが正面からは目立ちません。肉抜きの分中身がスカスカで軽いので、SDにしては安定性も高く立ちポーズが決まります。

色分けはまあまあ。腕・腰の黄とセンサー部の緑はシールで、おおまかな色分けは出来ています。
なので部分塗装は黄色部分、それに細部の修正のみ。シールドや頭部インテーク部分の塗り分けがやや面倒ですが、塗装箇所は少なめです。

関節はSDならではの共通ポリキャップ。
関節可動箇所はわずか、可動範囲も狭め。簡単なポージングは可能ですが、劇中や箱絵ののアクションの再現は無理があります。
背中の翼は軽いので安定性は高め、自立は問題なしです。

付属の武器はビームマシンガンと左肩のレドームシールド。
レドーム部分は回転し、バズソーとして手に持たせることも可能。

頭・胴体・四肢・バックパックを分解、組み替えることで飛行形態に変形。
また胴体は巨大な拳骨ウィニングナックルに、脚は長銃ウィニングランチャーに変形可能。僚機バーニングガンダムライトニングガンダムとは専用のジョイントパーツで接続します。

以下、写真いろいろ。
SDBF ウィニングガンダム
正面。右手にマシンガン、左手にレドームシールド装備。
SDBF ウィニングガンダム
背面。
SDBF ウィニングガンダム
ビームマシンガンで射撃。
SDBF ウィニングガンダム
レドームシールドは電動丸ノコ「バズソー」に。
SDBF ウィニングガンダム
頭が変形、コアファイターに。
SDBF ウィニングガンダム
全身のパーツを組み換え、コアブースター。
SDBF ウィニングガンダム
ウィニングランチャー、ウィニングナックル装備。
SDBF ウィニングガンダム
ランチャーで超長距離砲撃、そしてウィニングナックルで弾丸破岩拳。
SDBF ウィニングガンダム
アップで。かなりスッキリしたデザイン。


組みやすく外見もよく似てこれといった欠点のない佳作キットですが、特徴も少なめで単体では面白みにかけます。まさにレディ・カワグチの指摘どおりですねw
バーニング・ライトニングと合わせチーム3機を揃えるとなかなか遊びがいがあります。

以上、SDBF「ウィニングガンダム」でした。
ではまた。

ガンプラ:HGUC グフ・フライトタイプ2018年05月24日

こんばんは。

今日も懲りずにガンプラ。
ここんとこプラモばっかしであんまりゲームしてないなw

HGUC グフ・フライトタイプ
MS-07H-8「グフ・フライトタイプ」

OVA「第08MS小隊」にちょっとだけ登場、空を飛べるジオンのMS。
陸上での移動力向上を目指し、陸戦用MS「グフ」を改良。いくつもの試作・実験機を経てついに単独飛行を可能とした機体。
しかしながら飛行性能は航空機に及ばず、またより行動半径の大きい陸戦機「ドム」が大量に配備されていたため需要もなく、ごく少数の生産に留まった。

キットはバンダイのHGUC、1/144スケール。プレミアムバンダイ限定キットで、価格は2,100円。
リリースはごく最近(2018年)で、色分けやプロポーションなど見た目は良好。ですがベースとなったHGUC「グフカスタム」自体が2012年発売のやや古いキットのためか、内部構造にやや古臭い点もあります。
ランナーの都合で大量の余剰パーツが発生、胴体を除くグフカスタムの四肢がまるまる余ります。

いつもの素組パチ組で製作期間は3日。
色分けはほぼ完璧、なので部分塗装は細部の修正のみです。
あいかわらず塗装説明図がついてないので、この辺は何とかしてほしい。カラー図版1枚ぐらい何とかしろよ>バンダイ

プロポーション、ディティールは良好。四肢が太く、力強い体型で格好良いです。
合理的なパーツ分けで色分けも良好。要塗装箇所はバーニア内部や銃のスコープ部の赤など。塗らなくてもほぼ目立ちませんね。

関節はポリキャップ。やや古いキットのためか、ポリキャップは小さめかつ種類が多く、組み立てには気を使います。
可動範囲や保持力は標準的、現行のキットほどは動きませんが大人しめのポージングには問題なし。
腰アーマーはほとんど動かないため、腰回りの可動は申し訳程度です。
足が大きいので安定性・接地性は良好。

付属の武器は左腕の3連機関砲、シールド一体型ガトリング砲、ヒート剣などグフカスタムと共通。武器のディティールは格好良く、長くて迫力があります。
武装は左腕ジョイントにしっかり固定されるので保持は問題なし。その分取り付けはやや面倒ですがw
手首は左右握り拳、左右武器持ち手、それに右のみ平手も付属。


以下、写真など。
HGUC グフ・フライトタイプ
正面。肩はあまり上がりません。
HGUC グフ・フライトタイプ
背面。飛行を支える背中の翼やバーニアが格好良い。
HGUC グフ・フライトタイプ
主武装、ガトリングシールド。身長と同じくらい長いです。
HGUC グフ・フライトタイプ
3連機関砲。
HGUC グフ・フライトタイプ
ヒート剣を構え急降下。
HGUC グフ・フライトタイプ
ホバリングで空中浮揚。脚部のパーツ分割はかなり凝った作り。
HGUC グフ・フライトタイプ
ガトリング砲発射。
HGUC グフ・フライトタイプ
背面のバーニア群。背中・腰の翼はわずかに可動。
HGUC グフ・フライトタイプ
胸部アップ。わかりにくいですが、胸はクリアパーツです。


ベースのキットが古めなためか現行キットに比べやや不親切な面もあり。しかしプロポーションやパーツ分けは良好、最新キットと並べても全く遜色ありません。
こういうマイナーな機体が今風のアレンジで楽しめるのがプレバンの長所だと思います。

以上、HGUC「グフ・フライトタイプ」でした。
ではまた。

ガンプラ:HGBF すーぱーふみな2018年05月20日

こんばんは。

本日も..ガンプラ?
まあなんというか、やっちまった的なネタプラモ。
旬を思い切り外してるところがまた痛々しいw

HGBF すーぱーふみな
SF-01「すーぱーふみな」

TV「ビルドファイターズトライ」最終話に登場する、ガンプラ心形流サカイ・ミナトの最高傑作w
ガンダム史上最もエロいヒロイン、ふみなパイセンをガンプラ化した衝撃の機体。サカイ・ミナトの技術と情熱と下心の結晶である。外見だけでなく中身も作り込まれており、ガンプラバトルでも凄まじい強さを発揮する(らしい)。
モデル本人の許可を取らずに製作したため、ガンプラコンテストではあえなく落選、かわりにフミナから鉄拳制裁をプレゼントされたw


キットはバンダイのHGBF、1/144スケール(=等身大です)。
とはいえ設定に比べ明らかにオーバースケール。並のHGキットより1.5倍は大きく、高さだけならMGにも匹敵するボリュームです。
プロポーションも劇中とは微妙に違い、妙にエロい体型。
パーツ構成など明らかに従来のキットとは異なる部分も多く、ガンプラというより可動フィギュアとしての出来を追求したのかも。

劇中より胴や手足がやや長いモデル体型、胸も大きくプロポーション抜群。
ただし劇中イメージ完全再現を狙う場合はかなりの改造が必要でしょう。
バックパックや手足は従来のガンプラに近いですが、顔や胴回りは明らかにガンプラとは違いますね。
頭のカチューシャと腰のエプロンは軟質素材、服の皺も自然に再現されています。

HGBF すーぱーふみな
顔もなかなかの美人さん、過去のプラモとは一線を画す出来。
瞳は別パーツで、顔の裏側からはめ込み上にクリアパーツをはめ込むか、または睫毛と一体化したシールを貼ります。
ただし一体化シールでは目の周辺が汚く見えるし、クリアパーツでは目が窪んで見える。なので瞳パーツを簡単に加工し、窪んで見えない位置に瞳をはめ込みました。
睫毛と唇は部分塗装、目頭の影は薄く茶色で汚しています。
..劇中に似てるけど、ちょっと表情が硬いかなw

関節はポリキャップ式。普通のガンプラでは見かけない特殊形状のポリキャップです。
可動範囲は狭め。肘・膝は動きますが、ウェストや腰・肩周辺の可動範囲が今一。普通のロボとしては問題なくても、グラビアモデルみたいな自然なポージングはまず無理ですね。
ですが可動フィギュアとして考えればよく動くほうかも。
関節保持力は標準的、重い武器はないのでポージング保持に問題はありません。
足が細く背中が重いので自立はまず不可能、なので専用スタンドが付属します。
(バンダイ謹製のアクションベースは接続部がやや緩いので使いにくいです)

色分けはまあまあ。瞳のほか、スパッツと左耳はシールで再現。必須塗装箇所は肩の金具?などごく僅かです。
なので部分塗装は細部の修正程度で済ませました。その他、髪の毛は茶色で簡単に影をつけています。
フィギュアなど作りなれてる方なら、顔を中心に塗装することでより可愛らしくなると思います。

付属の武器はモチーフとなった「パワードジムカーディガン」と共通のビームライフルと両肩ビームキャノン、それにやや小ぶりになったシールド。
ビームキャノンとシールドは自在に動くジョイントアームで接続されています。
シールドにはビームエフェクトを取り付け、シールドビットとすることも出来ます。
付属の手首は両方の握り拳と平手、それに右のみ銃持ち手。
肩のサーベルは取り外しできず、両腕のガトリングガンも再現されていません。


以下、写真など。
HGBF すーぱーふみな
プリプリプニプニな正面。「ウェストを一割ほど減らしてるのが肝やで」
HGBF すーぱーふみな
背面。「被弾したらキャスト・オフするで~」
HGBF すーぱーふみな
飛行ポーズ。「変なポーズ取らせないで!」
HGBF すーぱーふみな
射撃。「動くとますます嫌~」
HGBF すーぱーふみな
シールドビット。
HGBF すーぱーふみな
別キットから拝借したビームサーベル。
HGBF すーぱーふみな
HGBF すーぱーふみな
ジムカーディガンと大きさ比較。ふみなパイセンでかっ!
HGBF すーぱーふみな
観客席からの目線で。「下から覗かないで!」


似ているかどうかはともかく、異様な完成度の高さとインパクトで大人気となったキット。
バンダイはこの後も路線を突っ走り、MS少女軍団を大量生産することに..どこへ行くバンダイw

以上、HGBF「すーぱーふみな」でした。
ではまた。

ガンプラ:RE/100 ハンマ・ハンマ2018年05月10日

こんばんは。
本日も懲りずにガンプラネタです。

RE/100 ハンマ・ハンマ
AMX-103「ハンマ・ハンマ」

TV「機動戦士ガンダムZZ」に登場する、アクシズの騎士用MS。薔薇の騎士wマシュマーが搭乗、Zガンダムを撃墜寸前まで追い込む活躍を見せた。
旧ジオンのニュータイプ用MS「ジオング」のコンセプトを受け継ぐ機体で、両腕の有線ビーム砲によるオールレンジ攻撃が可能。
NT能力の低い一般兵にも使用可能なサイコミュ搭載機を目指したが、目標の達成はできず開発は中断。試作機としては高性能だったため、ハマーンに忠誠心の厚いマシュマーに専用機として下賜された。

キットはバンダイのRE/100、2017年発売。1/100スケール。
他のMSより一回り大きいボリューム満点なキット。複雑なデザインのためかRE/100にしてはパーツ数も多め。
部分塗装の素組パチ組ですが、パーツ数の多さのため製作期間は4日。ボリューム、作り応えともMGに匹敵しますね。

複雑な面構成の異形なデザインを格好良くアレンジ、プロポーションは文句なしです。
RE/100らしく細部のディティールも良好。特に全身のバーニア内部のモールドなどは凝った作りで見ごたえがあります。
アーマー裏など見えにくい部分は肉抜き穴など多め。技術のある人は裏打ち処理などすればさらに見栄えがすると思います。

アレンジの都合か、頭の動力パイプは設定とやや違います。設定では動力パイプは胴体から頭に繋がっているのですが、キットでは頭部に固定されてますね。
このあたりは残念な感じですが、さほど目立たないので良しとしましょうw

細かなパーツ分けで、色分けはほぼ完璧。なので部分塗装は細部の修正のみです。
紛失しそうな小さなパーツや、一部ポロリしやすいパーツも有り。組み立ては慎重に。

関節はKPS+ポリキャップ。
可動箇所は多いものの、干渉する部分も多く可動範囲はやや狭め。特に膝や足首は窮屈です。
関節保持力は緩め。特に腰回りの保持力は弱く、大腿部はすぐ外れたりします。簡単に補強しましたが、それでも不安な感じ。
またシールドを装備すると重さで機体が傾きます。
下半身の強度が弱く、足首の可動が今一なので安定性低め。ポージングどころか長時間の自立も厳しいです。別途スタンドを用意したほうがいいでしょう。

肘・手首は取り外しでき、間にワイヤー製の延長ケーブルを挟み込むことでオールレンジ攻撃を再現。
上腕の動力パイプは軟質素材で、少しなら曲げることも出来ます。
分離した手首をディスプレイするための専用スタンドも付属。

付属の武器はシールドとビームサーベル2本。
シールドのディティール・色分けは良好。腕のジョイントに固定します。シールド内部は空洞ですが、それでも重いのでバランスには注意。
サーベルは手首のビーム砲と爪で固定。やや緩めながら保持には問題なし。

以下、写真など。
RE/100 ハンマ・ハンマ
正面。バラのように広がるスカートと、異様な手足が特徴。
RE/100 ハンマ・ハンマ
背面。全身のスカートに大量のバーニアを内蔵。
RE/100 ハンマ・ハンマ
両腕の有線ビーム砲でオールレンジ攻撃。
RE/100 ハンマ・ハンマ
メガ粒子砲内臓のシールド。ザビ家の紋章が綺麗w
RE/100 ハンマ・ハンマ
騎士っぽいポーズ。
RE/100 ハンマ・ハンマ
ビームサーベル。
RE/100 ハンマ・ハンマ
突撃。独特の頭の角がシャープで格好良い。
RE/100 ハンマ・ハンマ
突撃体勢、背後から。脹脛のバーニアはなぜか再現されてないので適当に塗装。
RE/100 ハンマ・ハンマ
アップで。モノアイや胸部センサーはクリアパーツ。


パーツ分けが細かくディティールは良好。腕のギミックも面白く、ボリュームも満点。
組むのがやや面倒ですが、それだけの価値はあります。
下半身の関節保持力の緩さがかなり残念。飾って楽しむにはスタンド必須ですね。

しかしこんなゲテモノMSがここまで格好良いキットになるとはw
今後もRE/100はマイナー路線を突っ走って欲しいです。

以上、RE/100「ハンマ・ハンマ」でした。
ではまた。